久しぶりの再会
「トイレ行っていいかな?」俺が、言うと、栞も星も行くと言った。
「じゃあ、ワインは後がいいかな?」
そう言った美咲さんに栞が麻美の相手しててって言った。
「トイレ見たかったんだ。」
星は嬉しくてたまらないようだ。
「ラインストーン埋めてるよ。」
栞が言った。
「キラキラしてるの?」
「うん、星のトイレ見たかったから行くっていったんじゃないの?」
「知らなかった。」
「月って興味なさそうだよね」
トイレについたら、並んでる。
流星兄さんが、出てきた。
「月、来てたのか?」
「久しぶりだね。」
「クリスマスだから、デートか?栞ちゃんも元気にしてる?」
「ご無沙汰してます。元気ですよ。」
「じゃあ」
そう言って行ってしまった。
何か、疲れてたな。
その後、すぐに氷雨君がやってきた。
「星さん、久しぶり」
「氷雨君、久しぶり」
「元気にしてる?」
「うん、元気だよ」
「じゃあね」
氷雨君も去っていく。
「なんか、顔色悪かった。」
星の言葉に「俺も悪かったわ」って言った。
栞が、「化け物が、順調に育ってるね。トイレ空いたから行ってくる」と入ってしまった。
「次だよ、次」
星は、ワクワクしてるようだった。
二人出てきて、俺と星は、トイレに入れた。
月の形のライトに照らされて、壁や天井に埋まってるラインストーンがキラキラ光ってる。
「めっちゃ綺麗だね」
そう言ってトイレをした。
手を洗う所は、花の形のタイルが貼りつけてあり、手洗い場は赤色になっている。
「すごい、すごい」
星は、ずっと感動していた。
トイレから出ると栞が、待っていた。
「どうだった?」
「凄かったよ」
「でしょ?トイレだけ見る為に来る人もいるぐらいだよ。」
「やっぱりね。」
栞が、普通に話してくれてよかった。星を気に入ってくれているようだった。
席にもどるとみんなは、楽しく話をしていた。
「トイレみた?」
美咲さんの言葉にうなずいた。
「あれ、私がデザインしたの」
そう言ってワインを注いでくれた。
「ここは、創作レストランって言葉が正しいかな?美しいものと食べたい料理を見せる為に作った。12時までいる?」
「何かあるんですか?」
「12時になったら、電気が消えるよ。そしたら、ここの雰囲気はもっと素敵になる。今日は、予約された人達しかはいれないから、残ってもかまわないよ。」
栞以外は、みんなキラキラした顔をしてる。
「わかったよ。麻美は、ジュース。後、詩音。紙とペンちょうだい」
「はいはい。」
そう言って美咲さんが去った後、料理がやってきた。
一口サイズの料理が五種類盛り付けられている。
「メリークリスマス」そう言って乾杯をした。
麻ちゃんのジュースを持ってきてくれた。
「これ、めちゃくちゃうまい。」
まやたく君は、喜んでいる。
カシャ、星は料理の写真をとってる。
お皿の中で、お花が咲いてるように盛りつけられている五種類の料理。
栞は、美咲さんからペンと紙をもらってさらさらと何かを描いている。
「焼き立てパンどうぞ」
そう言ってパンがやってきた。
「これ、太陽パンですよね?」
「そうそう」
赤色のパンをさして星は、聞いてる。
口にいれる。
「イチゴ味、食べてみて」
そう言って俺の口に星が、普通にいれてくれた。
「スゴイね。皆の前で」
美咲さんの言葉に、口を開けた自分が恥ずかしくなった。
「別にいいじゃん、クリスマスなんだから」
そう言って栞も麻ちゃんにパンを食べさせてくれとおねだりしてる。
「じゃあ、俺も」
そう言ってまやたく君も彼女におねだりしてる。
「この星のパン食べてみ」
見た目は、ただの白いパンだ。
星は、口にいれた。
「すごい、これ。」
「クリームパン。ハハハ」
そう言って美咲さんが笑った。
「月君は、月のパン食べてみて」
そう言われて、俺は食べる。
「見た目が黄色なのに、中身はオレンジだった。」
「オレンジ味だろ?ハハハ」
なんか、楽しいな。
ここの料理。




