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クリスマスツリーと幼馴染み

二週間後ー


「月、ネクタイ」


「ありがとう。」


「クリスマスカラーだね。月が、赤で僕が緑。」


楽しそうに星は、はしゃいでる。


「そろそろ降りなきゃ」


星は、俺を引っ張って降りる。


「遅いぞ、月」


降りたら、栞が待っていた。


「俺の幼馴染みの栞。」


「藤堂栞です。こないだは、すみませんでした。」


「矢吹星です。全然、こちらこそすみませんでした。」


「僕の彼女の八木麻美です。」


「初めまして、八木麻美です。」


そう言われてお辞儀をした。


「堅苦しい挨拶はいいから行こう」


「月が、悪い」


俺と星は、車に乗った。


「運転って麻ちゃん?」


「めちゃ、うまいの」


「へー。」


車が、発進した。


「月と住むの大変でしょ?矢吹さん」


「星でいいよ。大変かな?」


「なんだよ、それ」


「大変だよ。月、寝坊するし」


「ハハハ、それはそうかも知れない。」


「でしょ?でも、楽しいんだね」


「楽しい。」


「いい顔してる、星さんも月も」


「僕は、楽しいよ。月といるの」


「俺だって、楽しいよ。」


「いいね。胸の中に化け物飼ってる二人だと思えないわ。」


「えっ!」


「栞には、わかるからさ。隠せないよ。」


「そっかぁ」


月星花式場についた。


「じゃ、麻美と車停めにいってくるわ。」


「はいよ。」


星と車を降りた。


「すごい人だね。」


「うん。」


しばらくすると栞と麻ちゃんが、やってきた。


「クリスマスってすごいな。」


「うん。」


入り口で立ってると、星の幼馴染みがやってきた。


「遅れてごめん。」


「僕の幼馴染みの真矢匠馬です。」


「初めまして、真矢匠馬です。」


「まやたく?」


「あっ、それでいいですよ。よろしくお願いします。俺の彼女の津久井美子です。」


「よろしくお願いします。」


みんなで、挨拶した。


「堅苦しいのはなしで、ツリー見に行こう。」


「ため口でいいよね。」


そう言って、それぞれがパートナーと手を繋いで歩きだした。


「やっぱり大きいね。」


「そうだな。」


「僕が、写真とってやるよ」


栞に言われて星と並んで写真をとってもらった。


栞が、俺にスマホを渡す時に誰かを見ていた。


「誰か見つけた?」


「ううん。なんでもない」


そう言って笑ってる。


「また、来年もこない」


「こようか」


俺は、星と手を繋いで歩く。


「真矢、ボッーとしてるよ」


「あ、ああ大丈夫」


「さっさとご飯行こう。人凄いし」


「だな」


俺達は、元来た道を引き返す。


「どんどん人来るな」


「だって、この町で一番大きなツリーだよ。」


「じゃあ、きてんのかな」


「お兄さん?」


「子供いるから」


「僕もきてるんだろうね。」


「化け物、うまく飼えてるならいいわ」


そう言って、俺は星に笑った。


栞の車に戻った。


「じゃあ、行くよ。」


「どこ、予約とったの?」


「内緒」


麻ちゃんが車を発進した。


しばらく走るとついた。


「ああ、ここ予約全然とれないとこ。」


星は、興奮してる。


「そんなスゴイとこなんだ。」


「ここってクリスマスに行きたい場所No.1なんだよ。」


星は、喜んでる。


「でも、二週間前によくとれましたよね。」


「まあね、オーナーが知り合いだから。」


「レストランになるの?」


「違うよ、子連れも結構くるよ。居酒屋ともまた違って、レストランとも違うんだよ。」


(月花太陽星)って看板がかかってる。


「げっかたいようせいって名前。この町の名前を全部つけてるだろ?」


そう言って、栞が言う。


「待って、宇宙兄さんがいる」


俺の声に、栞が見てる。


「あっ、別の店にする?宇宙さんだけじゃないよ。」


そう言われて、見たら流星が見えた。


「星はどうする?」


星からも、何かが見えてる。


俺が覗くと氷雨君が見えた。


「僕、ここ来たかったからいくよ。」


そう言って笑った。


「あのさ、実はさっき見つけてたんだよ。流星さんの事」


「俺も、氷雨君見つけてたんだよね。ツリーで」


「そっか」


月と僕は、ハモって笑った。





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