3話 ヤバイ、進化したら神の力を操れるようになっちまった。
鳥の鳴き声で目が覚めた。
「あぁ〜う!」
赤ん坊の体が勝手に反応して、泣いてしまう。
こればかりはどうにもならないので母親に気づいてもらうのを待つ。
(何でこんなことで泣いてんだ?俺は?)
そうこうしていると母親が来て、
「どうしたの?何か怖いことでもあったの?」
と言いながら抱き上げてくれた。そうすると直ぐに体は泣き止んだ。現金な体だ┐(´д`)┌ヤレヤレ
そして直ぐに寝たふりをすると、本当に寝たと勘違いをした母親は俺を寝かせて何処かに行ってしまった。
(さてと…昨日の夜に確か50程レベルアップしたのだからかなり強くなっているはず!ステータスオープン!)
名前 マーリスト(進化可能)
レベル 50
メインジョブ 鎖使いレベル6
サブジョブ 大賢者レベル6
スキルポイント 500
ステータス
体力 4500(+4200)
魔力 15000(+14700)
物理攻撃力 1800(+1700)
魔法攻撃力 20000(+19900)
物理防御力 3000(+2900)
魔法防御力 22000(+21900)
スキル
鎖操作 鎖生成 魔力弾 アイテムボックス
異世界言語理解 ナビ(ON)
称号
世界を渡りし者 女神に土下座させた者
女神を怒鳴った者 神を屈服させた者
女神に轢かれた者 魔術師 魔道士
大魔道士
加護
転生神の加護 運搬神の加護
(頭おかしいんじゃないか?って思うぐらいなステータスだな。これ多分だけど魔力量と魔法攻撃力、防御力は世界最強なんじゃね?ナビ?どうなんだ?)
[はい。間違いなく世界最強ですね!マスターは赤ん坊なのにステータス上では最強です!]
(そ…そうか。なぁ、ナビお前大分喋るようになったんだな。)
[マスターのおかげです!剣聖なんていう化物クラスの相手に鑑定を使わせてくださったマスターに感謝です!]
(褒めてるのか?貶してるのか?)
[もちろん褒めてるに決まってるじゃないですか!]
(まぁわかった。それで進化ってなんだ?体が成長でもするのか?)
[違いますよ〜。進化は、メインジョブとサブジョブを進化させて、ステータスにもかなり補正がはいります!これを進化といいます。]
(体は成長しないんだな?)
[残念ながら]
(じゃあ進化するか!)
[あ、待ってく]
(進化!)そう思った瞬間、魔力の奔流が俺の周りに渦巻いた。
すぐに収まったが、ステータスを確認する暇もなく、
「マー君!どうしたの!?大丈夫!?」
驚いた様子の母親がやっきて、
「誰もいない。逃げた?でもそんな痕跡もないし…まさか!」
母親はどうやら察しが言いようだ。
[ご…ごめんなさい!マスター!]
(どうした?!)
[ブロックに失敗しました!]
(は?!と言う事は…)
[ステータスを全て閲覧されました……]
「どういう事なの?まさか…」
(もう俺の異世界人生終了か〜短い人生だったなぁ。)
「この子天才!?」
(は?!)
そう言って母親は俺をおろして、るんるん歌いながら俺の方を見ている。
「ねぇマー君、ステータスって言ってみて?」
取り敢えず言われた通りにしよう。
「あう〜あぅ!」(ステータス!)
名前 マーリスト
レベル 50
メインジョブ 鎖使い(全魔)レベル1
サブジョブ 神力使いレベル1
スキルポイント 500
ステータス
体力 7000(+6700)
魔力 25000(+24200)
物理攻撃力 4000(+3900)
魔法攻撃力 30000(+29900)
物理防御力 5500(+5400)
魔法防御力 33000(+32900)
スキル
鎖操作 鎖生成 魔力弾 アイテムボックス
異世界言語理解 ナビ(ON)
称号
世界を渡りし者 女神に土下座させた者
女神を怒鳴った者 神を屈服させた者
女神に轢かれた者 魔術師 魔道士
大魔道士 神の力を使う者
加護
転生神の加護 運搬神の加護 魔法神の加護
追伸
いい忘れてたけど、お母さんはすでに君が転生者だって知ってるよ?教会で伝えておいたからね。
「あう」(お母さん)
「な〜に?」
「あうあうあう」(俺の言ってる事分かる?)
「もちろん!少し話し辛いから念話で話しましょ?」
「あう!」(念話持ってない!)
「大丈夫!念話は片方が持っていれば喋れるの!」
「あうあう!」(スゲー!)
「じゃあ、行くわよ〜!」
(おーい\(^o^)/聞こえる?)
母の念話がきた。
(聞これるよ)
(やった!これでマー君と沢山喋れるね!)
それから母と俺は暫く会話を楽しんだ。
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