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80話「恩返しは盛大に」

「あ!こっちですよ~~」

「メリーちゃん!おはよう~」


 現在、柳瀬さんに連れられて来たのはレストラン……ではなく、何時もの冒険者ギルドだった。

 どうやら、メリーさんとは現地集合ではなく、ギルドで一旦合流してからレストランに向かうらしい。

 柳瀬さんが企画したことなので、俺もメリーさんもレストランの場所を知らないせいもあるだろう。

 いつまでも喋っていたら時間の無駄だ。珍しくメリーさんは直ぐに会話を切り上げ、柳瀬さんに案内を頼む。…歩きながらも二人で楽しくお喋りをしている所から、「レストランでもお喋りはできますから!!案内早よ!!」って気持ちなんだろうな。

 女の子2人が先頭でお喋りをしている中、細々と後ろをついていく一人の男。俺、居なくても問題ないと思います………。


 柳瀬さんはメリーさんとお喋りしながら道を進む。時々チラッと後ろを振り返るのは、俺が迷子になっていないの確認ではなく、逃げていない確認しているのだろう。

 話の内容が、今向かっているレストランの話になる。この話なら聞いても問題ないだろうと、柳瀬さんは自慢げに話す会話に集中した。


「今日行くレストランはね……何と!!今南都で話題になっているあのレストランだよ」

「な、なんですと!!?今話題になっているレストランと言えば『荒野の一軒屋』ですか!!?」

「え?『メフォンのレストラン』だけど?」

「あ、そっちでしたか?」


 荒野の一軒屋……地味に気になる名前のお店だなぁ。

 対して柳瀬さんが見つけたレストランはありふれた名前だ。


「この世界のどこかに存在していると伝説の『荒野の一軒屋」を見つけたのかと思いましたよ~」

「……そんなの聞いたことないからね。というか、この世界の何処かって見つけられえるはずない!!?」

「あははは、ホノカさんとツカサさんなら見つかられそうだったんですけどね……」

「メリーちゃんは私とツカサを何者だと思っているの……?」

「期待の新人!!!または伝説に語られるようになる勇者!!」

「ないって!!?………ツカサ君ならなりそうって思うけど……」


 柳瀬さん~??ボソッと聞こえない様に言ったのかもしれないけど、キチンと聞こえてますからね!!

 あの二人は俺を一体どんな人間だと思っているだ。俺は異世界に飛ばされただけの、ちょっと他の人よりも魔法が使えるだけの一般人ですよ~。

 ………女神様のいう通りなら、俺が魔王を討伐するらしいけど………。物語の主人公でもなんでもない自分が成せるはずがない。と思っていた時期もあったなぁ。


 柳瀬さんが行方不明になる前だったらそんな考えを浮かべ、「そんなことはない」と笑い飛ばしていたであろう戯言。

 この先やっていけるだろうか?とため息を吐いて視線を横に動かした。すると、看板を持った小さな子が一人。誰にも見向きもされていない。

 看板には『荒野の一軒屋……案内人』と書かれてる。


 ………見なかったことにしよう。マップ機能でもただの一般人を示す白点じゃなくて、需要っぽそうなオレンジ色をしているが、そんな事は知らない。

 今日は柳瀬さんが決めた『メフォンのレストラン』に行くんだ!




 俺が若干現実逃避をしている間も、柳瀬さんとメリーさんの会話は続く。


「しかし、『メフォンのレストラン』って人気店ですよ?今から行って入れますか?」

「あ、その点は安心して。今日朝一で店に向かって行って、予約を取ってきたから」

「お~~!!ホノカさんやりますねぇ!!」

「でしょ~!!早起きは三文の徳ってことわざがあるからね!!」

「??初めて聞きました。もしかしもて、ホノカさんの故郷に伝わる慣用句ですか?」

「あっ!?う、うん。そうなんだ。早く起きると良い事が三回起こるよって意味。………そうだよね!?ツカサ君」

「………へ?早起きは三文の徳?」

「うん。間違って無かったよね?」


 急に俺へのパスが来たので、すぐには答えられなかった。

 元々ボッチでコミュ障な俺に、反射的に会話に加わる事ができるか?と問われると、勿論ノーだ。

 若干のタイムラグが発生し、少しでも考えてから言葉にしてしまう。


 早起きは三文の徳。元々は朝寝を戒める意味を込めて使ったりしていた。なんて聞いたことがある。

 だけど、ここは元の世界じゃないし、多少間違っていても問題ないだろう。大まかな意味は間違ってないし……。


「意味としては間違ってない……と思う。一つ訂正するとしたら、三回の徳が訪れるわけではなくて、三文………大体銅貨一枚分の働きができる。徳がやって来るという意味」

「へ~そうだったんだ~」

「ツカサさんは物知りですね」

「……勉強したとかじゃなくて、本を読んでたら書いてあったから何となく覚えてただけだよ。普通の勉強はさっぱり」

「あ~確かにね……ツカサ君ってテストの点数良くなかったもんね~」


 柳瀬さん?それは普通に傷つきますけど?

 いくら俺が学校のテストの点数に興味を持っていないからといって、他人にどうこう言われるのを了承している訳じゃないよ?

 というか、テストの話はダメなんじゃ……。ほら、ここって異世界だからさ。識字率が壊滅的ではないと言え、平民や農民全員が学校に通える訳がないし……そもそも学校と言う概念があるのかも不明だし………。

 あ、まてよ。この世界で読んだ本には学校の事も書いてあった。ということは、少なくとも概念自体はあると言う事では?


「急に黙りましたね」

「偶にあることだから気にしないでいいよ。ツカサ君は色々考えてくれるから………」

「なるほど。………頭の中で考えている事を覗いてみたいですね~」

「あっ、それはちょっと思ったかも!」


 俺が柳瀬さんが漏らした言葉で、メリーさんが探ってこないか心配になって、色々と思考を巡らしていたと言うのに………。

 俺の頭の中を覗いてみたいだって?面白くも何とも無いのに。多分、、四六時中本の内容でも想像してるキモイ奴だよ………。


 そう言った事を脳内で一人芝居をしているから、余計に自分はダメなんだと思う。ループを繰り返す。だめだこりゃ。

 どうしたって気になる事はある。しかも、声に出し辛いので自然的に脳内で一人芝居をして………ッて反省してないな………。


 グダグダ考えていても仕方ない。部屋に居て、周囲に誰いない状態なら問題ないが、今は部屋どころか宿の外である大通りを歩いている。

 大通りと言うことは、街で最も人通りが多い場所でもある。脳内で一人芝居をしていても良い場所ではない。

 間違っても表情に出てみろ、後に後悔するのは自分だ。思考を停止………までとはいかないが、普通にしていよう。

 と、長ったらしい反省を行い、俺はごちゃごちゃと考える事を辞め、柳瀬さんとメリーさんの会話を聞き流しながらついて歩く。




 このトリミア王国でも大きな都市でもあるアルケーミ。クレーミヤとは比べ物にならないほど活気に溢れている。

 しかし、それはこの世界では。と条件文が付いてしまう。

 元の世界に比べたら大都市にも劣り、俺が住んでいる地方の都市といい勝負だ。それでも俺にとっては躊躇するレベルの人混みなんだが……。

 何が言いたいかというと、そんな大都市でも、異世界から来た俺たちには大きくも何ともない。

 元の世界なら街と街の境目があいまいで、いつの間にか隣町に移動しているというのも多々あることだろう。

 しかしこの世界での街とは、城壁で囲まれており出入りには終始時間がかかる。町の外に人類の敵出るモンスターが溢れかえっているのも原因だろう。

 要するに、元の世界の様に移動に数十分とかかからない。元の世界から来た俺たちに取っては狭いとは言えないが、大きいとは言えないサイズの面積の結果だ。


 前置きが長くなってしまった感がしなくもないが、大目に見てもらうとしてだ。

 目的地である『メフォンのレストラン』にやってきた。

 街の中央付近に位置する時計塔(と言っても鐘を使って時間を知らせるだけ)の鐘の音が鳴っていない事から察するに、まだお昼前。にもかかわらず、店前は大勢の人で賑わっている。


 うわぁ~。と嫌そうな喚き声が出そうだ。

 まるで都会の人気料理店。ざっと数えただけでも、十数人の人が並んでいる。

 こ、こんな場所行ったことないんですけど……。流石柳瀬さん。普段もこの様な場所に友達を並んでたのだろう。慣れてやがる!!


 柳瀬さんは「ついてきて」と俺とメリーさんに言うと、店内にずかずかと入っていく。行列をガン無視している。

 店内に入ると、列に並んで下さいとでも言いに来た従業員に二言声をかけると直ぐに店の案内された。

 早起きして予約したっていうのは嘘じゃない見たいだ。しかし、予約も埋まってそうな勢いなのに、良く当日予約が取れたよな。


「ほぇ~並ばなくても大丈夫なんですね。私は少しばかり待たされると思ってましたよ」

「あはは。私一人やツカサ君とだったら行列に並ぶもの矢無負えないけど、今日はメリーちゃんがいるからねっ!」


 「ちょっとした伝手を使ったの」と柳瀬さんは小声で教えてくれた。大っぴらに言いふらせない内容ならしい。というか、何処でそんな伝手を作ったんだろうか?

 俺が気になるということは、メリーさんも当然気になっていた。


「私の為にその様な事まで!!………ところで、その伝手というのを教えて貰える事は……」


 どう見てもその伝手を使い、ここに入り浸るつもりな気持ちがピンピン伝わってくる。


「教えても良いけど、後でね」


 柳瀬さんは小声でメリーさんに返した。店内はガヤガヤとうるさく、集中していなければ俺の耳には聞こえなかっただろう。

 っと、前を歩いて案内していた従業員が、如何にも高いお金を払って使用する個室に案内した。


「こちらでございます。席に着いて少々お待ちください」

「こ、こんな高そうな場所良かったんですか!!?」


 メリーさんが高そうな個室を見て、柳瀬さんに詰め寄る。お高いレストランを強請っていた癖して、実際に目の前にすると怖気づいてしまうタイプならしい。ギルドでの様子からして、意外な一面だ。

 メリーさんに詰め寄られた柳瀬さんもこの個室は意外だったらしく、従業員に「間違ってない?」と聞き返す。


「あの、ホントにここで良いんですか?お金払えるか……」

「ヤナギセホノカ様が来られたら、ここに通すようにオーナーから言われています」


 従業員は会釈して場を去った。行動一つ一つが丁寧であり、外の活気とは全く雰囲気が違う。まるで、ここだけ王都の超高級料理店のようだ。実際には行ったことないから、小説で読んだりした妄想の例えだけど。元の世界風に言うのなら会席料理店。そんな雰囲気だ。

 しかし、今はそんな事はどうでもいい。重要なのは、柳瀬さんでもイレギュラーと思われる対応についてだ。俺が聞くまでもなく、メリーさんが席についた途端に口を開いた。

 ちなみに、四人掛けのテーブルに柳瀬さんとメリーさんが隣り合って座り、俺が反対方向に一人で座っている。


「で、どういう事なんですか?こんな高級な場所に案内される理由は?」

「わ、私に言われても………だた、この店の従業員っていう人を助けただけだよ」


 なにそれ?初耳なんだけど?

 いや、別に柳瀬さんの行動すべてを把握するつもりはないから良いんだけどさ。でも、どこか重要そうなフウラグを建てたもんだな。


「むむむ!!私の勘によりますと、その助けた人がここのお偉いさんなのでは?」


 勘とかじゃなくて、普通の思考をしたらそこにたどり着くのは当然だと思います。はい。


「やっぱりそうなのかな?でも、ここまでしてもらうのは想定外だった……。店に入った時に見えたテーブルで食事をするつもりだったんだけど……」

「私もそう思いました~。でもでも?これはいいチャンスなのでは?こんな高級料理をタダ同然で食べられるんですから。……あの時の私、よくやった!!」


 タダ同然……メリーさんが喜ぶのはお礼を行うこちら側としても良いが、問題はこの金額を俺と柳瀬さんが負担しなければならない、と言うことだろう。

 柳瀬さんも心配なのか、俺に小声で相談してくる。身を乗り出して来るのは行儀が悪いと思いますよ。と言いつつ、俺も身を乗り出して話を聞くがな!!


「ねぇ。お金どうしよう」

「今からでも変えてもらうのは?」

「でも、好意を断るのも何だか……」


 おぉ…柳瀬さんはそういう人だった。


「私だって貯金くらいしているから、払えなくもない金額だと思うけど……」

「俺もあるっちゃあるが……」


 ここで渋ってみる。もしかしたらお食事会自体が中止になるかもだからね!!


「私のミスだし、ここは私が全部払うってことだって」

「いや、流石にそれは悪い」


 全部負担するとか言い出した柳瀬さんを遮って、俺はきっぱりと断った。

 お金を食事に使うのを渋る俺だが、自分が食べた物は自分で払うくらいの常識は持っている。

 それに、柳瀬さんの貯金って、もしもの時やアップグレードする時の武器や装備の貯金だろう?

 仕事が命にかかわる物としては、そちらの出費は限りなく痛い。俺の分くらい負担をさせてくれ。


「………っ!!?えーっと、やっぱり話して変えてもらうっていうのが一番かな?はしゃいでいるメリーちゃんには悪いけど……」

「全然構いませんけど?」

「うわぁ!!?メリーちゃん!!?」


 メリーさんの声が急に聞こえ、慌てて離れる俺と柳瀬さん。

 そういえば静かだったな。……というか、隣で俺と柳瀬さんが内緒話をしていたら気になるのは当然か。


「いや、初めはニヤニヤしてみていたんですけどね」

「ニヤニヤって!!?そ、そんな話じゃないよ!!」

「分かってますよ~」


 ニヤニヤしながら柳瀬さんの攻撃(ポカポカと叩くじゃれ合い)を避けるメリーさん。絶対に分っていない。

 しかし、すぐさま真剣な顔に戻る珍しい。


「それでこの部屋の件ですが、私は変わっても構いませんよ?奢って貰えるだけで充分です。どっちにしたってこの店の料理が食べられることに変わりはありませんから」

「メリーちゃん………」

「いくら私でも、相手の事情くらい察します。さぁ、従業員さんに話してみましょう!!」


 少しばかり驚いた。

 だって、あのメリーさんだぜ?自分の気持ちを優先する自堕落受付嬢のメリーさんがだ。

 何かの心境の変化でもあったのだろうか?それとも、偽物とか?


 と、メリーさん偽物疑惑を疑っていると、コンコンと部屋のドアがノックされた。

 従業員がやってきたらしい。さて、この堅苦しい場所から出られるぞ~。

 部屋に入ってきた従業員に柳瀬さんが声をかける。


「失礼します。お料理をお持しました」

「あ、あの一ついいですか?」

「はい、何か不備でも?」

「いえ、不備というか………ホントに私たちがこの料理を食べても大丈夫なのかな~ってここまでされるとお金が心配で………」


 柳瀬さんが従業員さんに「ここでいいのか?お金ないよ?」と尋ねる。しかし、一従業員にそのようなことを尋ねられても、マニュアルにそって行動しているので、解決など出来やしない。

 柳瀬さんと従業員さんのやりとりを見ていると、斜め前からメリーさんの声が俺を呼んだ。


「ツカサさんツカサさん!!見てください!!」

「何ですか?」

「この料理美味しそうです!!早く食べませんか?」


 おい。さっきまでの綺麗なメリーさんはどこに行ったというのだ。

 現金すぎるだろ!!?料理を見た瞬間、手のひら返ししやがって………。


 柳瀬さん!!!早く戻ってきて!!とういか、話を付けて!!

 メリーさんがほんとに口につけないかハラハラしてみていると、柳瀬さんが戻ってきた。


「あ、ホノカさん。早く食べましょうよ!!」

「メリーちゃん!!?さっきまで部屋を変えてもらうって話だったよね!!?」


 そりゃそうだろう。誰だって驚くに決まっている。


「いや~、美味しそうだってのでつい………。それで、どうなりましたか?」

「それが……助けて貰ったお礼だからタダで良いって言われたの」

「やっふぅ~!!ではいただきます!!」


 タダでいい。その言葉を聞いた途端、メリーさんは勢いよく料理を食べ始めた。

 それだけお腹が空いていたというとこだろうか?それとも、それだけこの料理が美味しそうだったからなのか?分からない。

 俺はというと、料理を食べるよりも先に柳瀬さんに聞きたいことがあった。


「タダ、ってどうしてそんな……」

「実は……私が助けた人がこの店のオーナーさんの娘さんだったらしくて………」

「あぁ、なるほどね」


 それだけで十分通じた。

 一般人のそれと感性がズレていると自称している俺だが、千冊に近いラノベを読んでいる俺にはある程度の思考のテンプレが分かる。

 柳瀬さんが助けた人物がこの店の娘さん。娘が助けられた事を知ったオーナーがどういう行動にでるか?簡単な話だ。お礼と称してこの店の一番高い料理をタダで食べてもらう。

 娘の命を救ったのだ、これでも安い方だろう。とこの店のオーナーは思っているに違いない。

 自分の出来る範囲で恩返しを行う。どこの世界で似た様な話は溢れている。俺が読んでいたラノベにも多々あった。

 それを俺が思いつかないはずがない。この世界に転生して数か月経っているが、今まで読んだ本の内容を忘れないはずがない。………勿論、一文字一句というのは無理だけど……。


 と、こんな風に始まったメリーさんへのお礼を兼ねた食事会。始まったばかりなのに、既に疲れている。

 だが、こんな単純に終わらないのこの世界。女神に選ばれえた原因で、謎のテンプレ展開が発動しまくっているこの物語。

 どう足掻いたって、運命様からは逃げられない。


 俺が嫌がっても世界は進み続ける。


 また一歩、進んだみたいだ。


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