なぜここへ?
中学卒業しても友達だぜ!!
そう俺たちは笑いながら高校に進んだ。
けれどもその後会うことは無かった。
中学の方が楽しかったそんなことが頭にこびりついて友達を作る気にもならなかった。
あぁ、今日はテストか、、、
そんなことを思いながら俺は学校に向かう。
友達はいない。というか仲いいヤツはみんな他の高校へと進み、あまり高校に馴染めないまま半年が過ぎようとしていた。
テストをうけ、帰宅し俺はいつも通りネトゲをしてねた。
そして数日が過ぎテストの返却をされた。
平均60というところ。悪くわないし良くもない。そう平均。
そして俺はまた点数がおちていることを実感した。
そして月日は流れ2年生になっても、点数はみるみる落ちていく。別に勉強をしてない訳では無い。むしろ人並み以上に流行っているつもりなのだが、どうも新しい事が覚えられない。そう俺は、ほぼ中学の時の学力で勝負をしているような感じだった。
中学の時は100点を連発したりなどずば抜けて良かったのだが今はあの時のように新しいことを吸収する能力が失われているのがはっきりと分かった。
「まずいな。」
独り言のようにボソッと呟き、ネトゲに没頭する。もちろん勉強は欠かさない。
次の日いつものように登校していると妙に光る石を見つけた俺は興味深く感じ手に取り眺めていると急に目眩を感じその石を落としてしまった。その瞬間石が割れ物凄い光を放ち俺を気絶まで追い込んだ。
目覚めたのはどこかの草原だった。そして隣には犬のようなよく分からないものが座っていた。
そしてその犬のようなものが俺の目覚めに気づきこちらを見つめて「やぁ、久しぶりに転生者をみたよ。」と妙なイケボで話しかけてきた。
「え、、、?」俺は驚き、そしてまた気絶した。
「おや、起きたようだね」犬()が話しかけてきた
またいた。
「お前は?ここは?」最低限の質問をした。
「私は犬のケルちゃんだ。そしてここは、【ドラゴンダイト】だよ。」
「は、、、、え、、、?」
ドラゴンダイト、、、どこかで聞いたような、、、というか忘れる訳はない。だってドラゴンダイトは俺のやっていたネトゲなのだから。
「え、、、、じゃあ、、、俺はゲームの中に入ってしまったのかあぁああああ?!?!?!?!」
「やぁ、転生者よ。君はあちらの世界から何かしらの問題があってこちらに来た人だろう?ここはドラゴンダイトのゲームの世界であり。もうひとつの世界でもある。そうこの世界はあちらの世界にモンスターがいたとしたらの世界。歓迎しよう。転生者よ。なぁに、心配することはない。これはただのよきょうにすぎないのだから」
えぇ、、、ますます不安なんだけど。
こうして俺は無事に(?)異世界転生をした。
初めまして、おはこんばんは。
実は4作品目の兎月というものです。
前作は続ける気が起きなかったので消しましたのですがまた新しくやっていこうと思います。
異世界の詳しいことは次の話で色々説明していきます。
というのも前作は、ほぼ世界観を考えずにやってしまったので、今回は色々ねってから投稿していこうと思います。
面白そうだなって思ったらブクマよろしくお願いします!