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ニャーロック・ニャームズのニャー冒険。  作者: NWニャトソン
デビュー
66/203

NWニャトソン

「……」


「ごくっ……」


 モーガン氏は私が改稿した原稿を読んでいる。

 自分が書いたものを目の前で読まれるといのは緊張するものだ。


「……うん。結構です。それでは来月号から連載という形で進めていきましょう」


「やった!」


私はナタリーと肉きゅうを合わした。

 これで私も小説家というわけか。


「それじゃあ作者名は『ニャトソン』でかまいませんか?」


 「あっ、少し足してもいいですか?」


 これに関しては決めていたことがある。


「NWニャトソンでお願いします」


「NWニャトソン? かまいませんが……」


 これには意味がある。


 小説を書き上げたのは私だが、ニャームズとナタリーの協力なくして作品は完成しなかった。

 二匹の(ダブル)『N』……

 少し格好付けすぎただろうか?


「『あのニャームズ氏の冒険がついに語られる……期待の新人NWニャトソンが贈る真実の冒険記『ニャーロック・ニャームズのニャー冒険』!』あおり文句はこれでいきましょう!」


「それは少し恥ずかしい……」


「いえいえ……これで百万部はかたいな……十万文字超えたら単行本化も検討しましょう。もしかして人の目にとまるほどの人気作になるかもしれませんよ」


「ひ……人の目に?」

 

 話がトントン拍子で進み、私はなんだか怖くなった。


 人の目か……人間が猫の世界のお話を読んで面白いと思うのだろうか? うむ……どこか携帯小説サイトにでも投稿してみようか?


「参ったなぁ……」

というわけで作者名をご覧ください

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