ファルファ丘ギルドフェスタ準備1日目。
タブレット買いました。使いやすい。そして授業中に更新できる。そう思ってしまった自分がつくづく勉強が嫌いなんだなと気づいたこの頃。
「看板端持ってー」
「そこ、ビールは樽足りてますかー?」
「テラスと外の席が足りないんだけどー」
やっと始まったギルフェスの準備。
ギルド員総員で準備に取り掛かる。 はっきし言うと面倒くさい。女子うるさい。本音は女装したくない。 今俺はグレイ、コロン、とともに装飾品の準備にとりかかっている。主に看板とか、看板とか、看板とか、看板とか。 大きいのとか、メニューの小さいのとか様々な看板を作る。絵を書いたり、釘打ったり。地味で大変な作業である。
「なー、コロン。 その看板とこの看板交換せーへん?」
「やだ。 そっちでかい」
「いーから二人共仕事しろよな」
「「お前が一番仕事してへんがな!」」
このやろう。 床で寝そべりやがって。こっちなんか4時間ぶっ通しで仕事してんだよばばば、ばぁぁぁか! ギルドフェスタってこんな大変なんだなと実感したよ。 取り合えうずこの看板を仕上げなければ。
大変なんだよ、地味にさ大変なんだよ。本当に。 はい!そこの君手伝って!見てないで手伝って。
なんなんだよこのネタにも話にもならない作業は。 いっそうに終わりそうにないんだけど、ねぇ。
「本当におわんねーな。 サボる? 部屋で狩っちゃう?」
「おう!って言いたいとこだがサボったらすけすけミニスカになってしまうから。いいのかコロン」
「大変だなお前たちも」
「「チッ」」
なんだよふざけんなよ。 俺だって好きでこんなことしてんじゃねぇんだよ。 このやろう.....
本当に洒落になんねぇんだよ、親、特に母にばれたら大変なんだよ。 騒ぐどころの騒ぎじゃねーよ。あの人は俺を生む代わりに頭のネジをどっかおいていったんだ。何てったっていまだに鏡の前でセーラー服とか親父と一緒に裸エプロンとかどう❓って話をしてんだ。怖いよすでにホラーだよ。
因みに母は三十路すぎだ。まぁ似合ってるかいいけど。それと母の名は佐藤梨古で父は佐藤古侍朗だ。 ...つくづくどうでもいい話だなすまん。
「はぁぁぁぁぁぁ」
「ずいぶん長いため息だなコウタ」
「うっせグレイも早く作業しろよ。 元ハンター様がだらだらしてんじゃねぇーよ」
「昔の話は寄せー」
「ずいぶん重い台詞を軽く言うな〰」
ちょっぴり重い台詞を軽くはく。 それが少しだけ悲しく聞こえたのは疲れていたせいだろうか。
俺には分かんなかったが、少しだけコロンが黙ってグレイをその大きな瞳でじっと見ていたのを俺は釘を叩きながら見てしまった。 不本意だけど。
「あああああああああああ、終わらねぇぇぇ」
「うるさいなぁコウタ」
「俺に口挟まないで早くしたら、コロン」
「うわ、うぜ」
「お前ほどじゃねーよ」
「ハハ、もうやめよ作業終わらん」
俺はそれもそうだなと返した。 あぁ無情。 時間は早く進むのになぜこんなに俺の作業は早く終わらないのだろうか。
俺はめんどくさくなって床へ寝そべる。
「おひさ、古歌」




