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詩集

寂しがり屋ライフ

作者: 蒼山詩乃

 気づかない程の声を出してみた

 当然 夜の街は響かない

 一歩ずつ踏み出してもいつものことでしょう?

 誰にも会えやしないよ


 一人ごっこはいつからだったっけ

 もう忘れてしまったようだ だけどしょうがないさ

 今はどう気づかれるべきか

 考えることが大事だ


 寂しい人と言われず生きてきた

 どれほどの日々を散らしたか

 もう思ったこともないよ

 遅すぎた僕を罵って!


 聞いてくださいと叫んでも何も

 遠くまで行ってしまうだけさ

 泣きたいけどもういいや

 意地っ張りな心を


 壊せ


 表情は変わらない いつもの笑い方だ

 どうしてなのだろうか 何をやっているのだろうか

 すべて嘘なのだろうか 消えてしまった方が

 誰かのためなのでしょうか……?


 じゃあ間違い探しをしようか僕と

 君だけが違うよ


 いつの間にか 自分の手は見えないようになった

 しょうがないさ そう自分を慰めて

 答えを探す日々だ。 もうどこにもないのに

 ああ どうにでもなれ


誰にも気づかれない少年の話。

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