プロローグ①
人生初の作品です。
思い立って、心のままに描いたものですので、変な描写や分かりずらいところが多々あると思いますがご容赦ください。
また、今後修正されることもあると思います。
誰も読んでいなかろうと書き続け一つ完結を迎えるまでは走り続けようと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
俺、ーー ーーー 28歳 外科の後期研修医
まあ、簡単に言えば、まあ、医者だね。
親は美容整形関係の開業医で、何店舗もクリニックを持ってる。家は金持ち。両親は病院を継がせたかったみたいで、大層教育熱心で幼い頃からいわゆる英才教育ってやつを俺に施した。
俺はまあ、要領は良かったし?親の言うことはしっかりやって、望まれるがままに医者になった。それに何の不満もないさ。
だって俺は、ほとんどの人より上に立ってるから。
結婚はしてないけど、女には不自由していない。そろそろ結婚とかも考えてはいるけど、まあ、なんの心配も、不安も、不自由もなく、このまま幸せに生きていける。
金も、ステータスも、人間関係も、何もかも十分過ぎるほどもってるからさ。
やっぱり、人生って生まれる環境だよね。
あー楽な人生。
痛い、痛い
いたい、いたい
イタイ、イタイ
いや、痛くない。
明らかに痛みって言う言葉で収まる範囲じゃないぐらいの状況なのに、痛くない。
あぁ、脳内麻薬で痛覚が麻痺してるのか。いやぁ、人間ってこんな状況でも意外と冷静なんだね。ははっ、いやぁこりゃ死んだな。だって俺の下半身、あそこにあるんだから。
というか、今際の際で、人は「死にたくない!」って思うもんだと思ってたんだけど、案外俺は未練がないみたい。
さっき走馬灯みたいなものが見えたけど、俺の人生って、親が全部決めてたんだよね。
よし、もし来世ってものがあるのだとしたら、俺は俺の人生を生きよう。そうしよう。
あ、でも来世ではこんなに簡単には死にたくないな。せっかく自分の人生を生きるなら、最後までやり遂げたいよね。
まあ、どんだけ身体的に強くなっても、トラックには勝てないか。ははっ。
というか、出血量考えたらそろそろショック症状が出るころかな??
えーと、症状としてはまず、、、、 、、 、 、
後日プロローグ②投稿します。
主人公の前世はあまり詳細に書く予定はありません。あくまで転生後の主人公の物語ですので、生まれるまでの前話はプロローグとさせていただいております。