表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
タケルとトオル  作者: みゆき
1/59

プロローグ

 太陽の巨大フレアが、地球を襲った。

 

 世界中が停電してしまい、復旧に数ヶ月からひどいところになると1年以上も時間がかかった。

 復旧が進んでくるにつれて、人類は思っている以上に危機的状況だとわかってきた。特にコンピュータ関連や通信システムの被害は甚大なもので、多くのデータが失われた。

 位置情報を教えてくれる衛星も故障して復旧できず、航空機・船舶の運行もひどく困難なものとなり、物資の輸送が滞り、深刻な食糧不足が人々を苦しめた。


 食料をはじめとする物資の不足や情報不足は疑心暗鬼を呼び、治安の悪化とともに人々の不満が爆発する。そして至る所で小さな紛争が起こるようになり、世界中の主要都市は廃墟となっていく。

 それなのに紛争が小規模のままなのはコンピュータ制御の兵器が役に立たないからである。

 世界中で行われるゲリラ戦は確実に人類を疲弊させた。文明の後退が抑えられず、人類はゆっくりと滅亡へ進んでいくように思われた。

  

 資源の多くを輸入に頼っていた日本では、フレア直後から深刻な食糧不足とエネルギー不足に陥った。ただ、島国であるために他国からの攻撃が少なかったのは幸いであった。

 それでも治安は維持できず、混乱は大きくなり人々は絶望したが、奇跡的に政治がリーダーシップを取り戻す事ができ、国民の心はある程度安定した。

 人口を4分の1まで下げながらも、国民は不自由な生活を耐えた。

 

 そしてフレア災害から35年後、人々の生活が落ちいつき始めた時日本政府は大胆な行動に出る。


 日本は鎖国を宣言し、国境を完全封鎖したのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ