5話 村長と村の秘密
今回は村長に会うお話です。
いかに村長感を出すか難しかったですが楽しく見てくれると嬉しいです。
ご飯食べてたら弟と別々の異世界に行っちゃった。姉編どうぞお楽しみ下さい。
私は、どう見ても村長室らしい大きな扉をノックして、中へ入った。
「おやぁ~可愛いお客さんが来たねぇ~。どうぞお座り下さい。」
私はそれに応じるように椅子に座った。
しかし、入ってすぐに思った…村長、あんたでかいよ!!
どれくらいあるかわからないけど、絶対2メートル以上ある。
顔の周りには立派な鬣があるからライオンかな?などと考えている中スノウさんは話し始めた。
「この子は、蘭咲りなちゃんっていう子なんだけど、獣人村のことと獣化族について教えて欲しいみたいなんだよ。」
「ほほぅ~この村と私たちについて興味があるのか。よい、教えてあげるが秘密を知った場合”こちら側”になってもらうがそれでもお主は聞くかね?」
少し殺気じみた目つき私に訴えてきた。
弟に会うためにもためらっている場合じゃない。
そう思って私は答えた。
「”こちら側”とはどういう意味なのかわからないけど聞かないと私は前に進めない気がするから聞きます!」
この言葉を聞いた村長の殺気は消えこう答えた。
「いい覚悟を持っておる。わかった、全て教えよう。」
村長から聞いた話をまとめると
まずこの村は元々人だったものが自ら望み自分の体に獣の遺伝子を組み込んで獣化したものが住む村であること。
獣化は組み込むまでは誰にもわからない、そして死ぬまで一生この姿で生きていかないと行けないなど。
いっぱいありすぎて頭が痛くなる。
「これが私たち村の秘密だ。」
「わかりました。いろいろと教えて頂きありがとうございます。それで、私はどんな代償を払えばいいでしょうか?」
正直、お金だとものすごくやばい、今私はこの世界のお金を持ってないからだ。
「お主が払う代償はこっち側になること、つまり我々と同じく”獣化”してもらう!」
「えっ…えぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「わしの登場はいいが名前を名乗るのを忘れとったわいw」
「村長も年にゃね笑」
「なんじゃと!ギロッ」
まあまあ、ケンカはやめて…
《うるさい‼️》
す、すいませんでしたぁぁぉぁぁ泣
まだ続くので皆様お楽しみにってぎゃぁぁぁガブッ …バタッ