2話 天界ウレパランスで猫耳少女に会う!!
前回、弟との食事中に異世界移転をしてしまった。蘭咲 りな。
その世界で初めて出会ったのは猫耳の女の子だった!!
猫耳の女の子と蘭咲 りなはこれからいったいどうなるのか。
ご飯食べてたら弟と別々の異世界に行っちゃった。姉編どうぞお楽しみください。
「ここは、どこなの?」
混乱していた私はただその場所に座ることしかできなかった。
「あの、大丈夫ですかにゃ?」
私の後ろからとても美しい声が聞こえたのでゆっくり振り返った。
「はい、だ、大丈夫です。ところでここは…きゃぁぁぁ!」
「うにゃっ!急にどうしたにゃ?」
「猫耳に…尻尾ってあなたコスプレ趣味あるの?」
混乱していた私はこの状況の中でよく、コスプレしてる人という結論にいたったものだと感心していたら。
「何を言ってるにゃ?これは本物にゃ!」
この一言に頭の処理が追い付かなかったから考えるのを諦めた。
それよりも大事なことがあったからだ。
「あ、自己紹介がまだでしたね。私の名前は蘭咲りなよろしく。」
「ご丁寧にどうもにゃ。私のにゃまえはユラン=ホワイト=フィルにゃ。気軽にユランと呼んでくださいにゃ。」
「よろしくね。ユランちゃん。私のこともりなでいいよ。」
「わかったにゃりなちゃんよろしくにゃ。」
「ねえユランちゃん、ここはどういうところなの?」
「ここにゃ?ここは、植物と感情の妖精が作り上げた天界ウレパランスってところにゃ。」
「うん?感情の妖精ってなに?」
「感情の妖精を知らないのにゃ?そんな人初めてあったにゃ(笑)」
「いいから教えてよ~。」
「わかったにゃ。感情の妖精ってのはにゃ、にゃーたちが魔法を使うときにどんな感情で使ったかによって属性が変わるにゃよ」
「え!この世界に魔法があるの?」
「あるにゃよ。ちょっと見せるにゃ。」
そう言ってユランはゆっくりと立ち上がり綺麗な声で詠唱を唱え始めた。
「怒の妖精よ、我が身をも焦がす感情の高鳴りを燃やす力に変えたまえ!!(冷気を喰らう者)」
詠唱を終えるとユランの手から炎の狼のような見た目をしたやつが木に向かって突進しその木を灰にするまで燃やし続けた。
「これが、魔法!!」
私はその光景とユランが魔法を打った時のかっこよさに心を奪われていた。
「ユランちゃん!」
「な、なんにゃ!」
「私に魔法の使い方を教えて!!」
この時はまだ知らなかった。私にあんな才能があったなんて…
まだまだ初心者の小説を見てくださりありがとうございます。
ユランとりながどんなことをするのか楽しみにしながら見てくださると嬉しいです。