12話 私の武器
12話目です。
これからもよろしくお願いします❗
「さあ、そろそろ行こうか。」
シムさんの声がするリビングに私と飛鳥、ミラは向かった。
「よし、みんな揃ったな。これから初めてのクエスト”液体生物”の討伐に向かう。」
「マジ~私あれ苦手なんだよ~。」
「まあ、りなの実力がわからない以上は序盤の敵を倒すのが得策だと判断した。」
確かに私はこの世界に来てまだ戦闘経験がない。
それどころか魔法もまだうまく扱えてない。
「仕方ないなぁ~りなちゃん頑張っていこうね!」
「飛鳥ちゃんも頼りにしてる。」
飛鳥は嬉しそうに笑ったあとこう私に聞いてきた。
「そういえばりなちゃんの武器ってどんなの?」
「ぶ、武器?持ってない…。」
「ふぁっ!?持ってないの?」
「では、武器庫に案内しよう。りなに合った武器があったらすきに使ってくれ。」
シムさんマジかっこいいと思いながら私は武器庫の中へと入った。
長剣や短剣、盾に弓など探していたら私はあるものを見つけた。
「この糸…シムさん私これにします!」
「それは、魔力糸と呼ばれるものだね。魔力を放出すると糸がのびたりするんだよ。」
「でも普通の人が使うと、魔力切れや伸ばせても一メートルが限界だったりするんだよ~。」
私はこの武器が気に入ったのもありこの魔力糸を装備することにした。
「よし、では行こうか!」
「ちょ、ちょっと待って。」
「どうしたりな?何かあったのか?」
「一つ教えて欲しいことがあるんだけどミラちゃんは何族なの?」
この作品を見てくださりありがとうございました❗




