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ふじぱんの戯れ事5 句読点

  自分で発した次回予告は華麗にスルーする……。

  ゲスな物書き、ふじぱんでございます。

  いや、いずれきちんとしますから。

  ただ先にしておきたい内容だったので……。


  コホン……。

  今回は句読点の付し方について、書かせていただきます。

  何気に句点と読点を逆に思ってしまっている人がいるはずなのでそこからはっきりさせますね。


「。」

  こっちが句点です。

「、」

  こっちが読点です。


  ちなみに恥を忍んで言うならば私は逆だと思っていました。

  結局、今の勤務先で恥をかきました。


  ま、私の世間話なんかどうでもいいですね。

  ちなみに言いたい事はこれではありません。

  ただの前置きです。


  さて、本題へ……。


  さすがに句点に関しては、別に問題ありません。

  問題としたいのは読点です。


  皆さんの作品を読んで、時々考えることがあります。

  私は国語の先生でも、日本語の権威といわれている先生様等とはほど遠い一般ピープルなので、正しい読点の付し方とか言えません。


  ですが、読みにくいとは言えます。


  例文


  先日社長の息子とかいう若造がうちの支社に視察と称して来たのはいいがよりにもよって私の机の前で立ち止まり私の机の上に置いてあった雑誌をとりしかめっつらをした後ネチネチと仕事する気はあるのかとか喚いていたが私は聞いているふりをして今日の夜友人に誘われている合コンに意識を向けていた。


  そもそも、読点どころの問題でもない文章なのはさておいといて、とりあえずダメ臭いですね。


  んでは、読点を付しまくります。



  先日、社長の、息子とかいう若造が、うちの支社に、視察と、称して、来たのは、いいが、よりにもよって、私の、机の、前で、立ち止まり、私の、机の、上に、置いて、あった、雑誌を、とり、しかめっつらを、した後、ネチネチと、仕事する気は、あるのか、とか、喚いていたが、私は、聞いているふりをして、今日の、夜、友人に、誘われている、合コンに、意識を、向けていた。


 ここまですると、ある意味爽快ですね。

  当然ながら、両方とも読者に文章を読ませようとする気が片鱗も感じられません。


  さすがにここまで酷い人は滅多にいませんが、とりあえず例文ということでお察し下さいませ。

  言いたい事さえ皆さまに伝わればいいのですから……。


  まあ、何がダメとか見れば分かりますが、前者は読点がありません。  後者は付しすぎもいいところです。


  正直……、後者は滅多にいませんが念のため。


  漠然としすぎて何が言いたいか分からない人は、とりあえず口に出して朗読してみれば、私の言いたいことが分かるのではないでしょうか……。


  読点が無いほうは、息継ぎのタイミングがわかりません。

  読点が多すぎるほうは、長いのでイライラします。


  両方に共通して言えるのは、内容を理解する前に挫折します。

  私なら、読み飛ばしますね。

  それが評価依頼を承った作品でも……。


  別に会話文じゃないし、息継ぎとか、問題ないじゃん?


  と、思われるかもしれませんが……、待ってくださいね。


  読み飛ばされて、いいんですか?


  せっかく練って練って練って練って練って……作り上げた世界感の説明を……。 もしくは、心情の微妙な揺らぎを記した場面を……。 


  重大なシーンを読み飛ばされるのは、読者にとってマイナスです。

  話が繋がないですからね。

 

  読み飛ばした読者が悪いとか言うならば、何も言う事はありません。

  その読者が来なくなるだけですから……。

  評価の★が、一個になるだけですから……。


  感想欄に、なんかいきなり話が飛んだんだけど?

  と、書かれて該当箇所に説明は入れているはずなんだけど……、とか有り得ます。

  それはただ単に、読み飛ばされてしまっている可能性が大です。


  まあ、自己弁護いたしますと……、滅多な事では私は読み飛ばしませんが、零ではありません。

  誘惑と戦う時があるのは、白状します。

  更正依頼なら、別の意味で燃えますのでそんなことはしません。

  ですが、感想のみは、まれにやります。

(あぁ〜……、評価依頼来なくなるかも知れない……)


  まあ、私の事はどうでもいいです。

  読み飛ばしが問題なのです。

  だから、何故読み飛ばしされるのか、検証してみましょう。


  まず、私ならやはり長い一文の癖に読点のかけらも無いところですね。

  読むのが面倒になります。


  次に前の章でも上げましたが、改行ですね。


  私の場合は、携帯で閲覧しているため余計に読点と改行の有無によって読みやすい、読みにくいがはっきりくっきり分かれます。


  ちなみに私の作品は携帯でもパソコンでも読みにくいとご指摘を受けた事があります。


  結論……。


  果たして私がそんなこと言う資格があるのか……とか、思ったりもしますが、とりあえずこれは教科書ではなく、ふじぱんのエッセイです。

  主張です。

  独断と偏見です。

  気にせず進行します。


  例え会話文でなくても、息継ぎが自然に出来るタイミングで読点をお願いします。


  ちなみに、参考にならないでしょうが、私の句読点の付し方です。


  読点は、半呼吸。

  句点は、一呼吸。

  それ以上は、三点コンマ二つ(……)プラス句読点……、てな感じです。


  どこかで聞いた情報なのか、私が勝手に思い込んでいるのか定かではないですが……。

  大きく道を外れている法則ではないと思われます。


  多分……。


  そもそも学生時代、国語系の成績は褒められたもんじゃないですしね。


  さて、今回はこの辺りで……。


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