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漢字って難しい

  かつて誤字の脅威である程度語ったのですが、今回は漢字についてある程度の解釈をしてみようかと……。


  やはり、漢字に関しては難しい字を好んで使用している猛者もいらっしゃいますが、読めない人は読めません。

  また、意味は分かるもののなんと読むか分からない字とかも、何気に読み手からしたらストレスになるものです。

  それでもルビをふればいいではないかと、ルビをさらっとふっていただいている御方もいらっしゃいますが、そのルビが誤字なのか思い込んでいてミスっているのか分からない時もあったりします。


  そこで改めて漢字について検証してみるか……という流れになった次第です。

 

  まず、同字だけど意味の異なる例……。


  レベル1「変化」


  この字は簡単ですね。  一個目の読み方は「へんか」。  意味は変わること。  もう一つの読み方は「へんげ」。  意味は形が変わって他のものになって現れること。


  この辺りは前後の文章でどっちかはわかりやすいので問題ないですね。


  んでは続きましてレベル2「上手、下手」

  一方の読み方の「じょうず、へた」は誰でも読めますし、今更この場で例文をだすまでもないですね。

  もう一方は「かみて、しもて」

  地名とかいうオチではありません。  まあ、地名にも使われておりますが、あえてこの場は置いておきます。

  意味は上手は舞台で観客席から右の事をいい、下手は左を指します。  使う際はルビがないとキツいかもしれませんね。


  レベル3「好事」

  読み方は「こうじ」の方が有名ですかね。  意味はよいこと、めでたいこと。  例文としては、好事魔多しなどが有名かと。

  もう一方は「こうず」

  意味はもの好きとか、風流とかですね。  もの好きの事を好事家ともいいますね。


  まあ私は国文学者や国語教師のように専門家ではありませんので初歩中の初歩しか紹介していませんがまだまだ同字で異なる意味を持つ字は大量にあります。

  ルビをふる際はお気をつけくださいませ。


  さて、他のパターン、似すぎている漢字を紹介します……。

  「萩」と「荻」とか典型的な例ですね。  両方とも植物な上に、萩本さん、荻本さんと名字でも使いますし「山口県萩市」や「荻窪」といったように地名でも使います。  作中の登場人物に上記の名前を使用した場合、ついつい馴染み深い読みで読んでしまう場合があります。


  ちなみに私は福岡出身で萩の方が馴染み深く、荻窪を「はぎくぼ」と読んで赤っ恥をかいたことがあります(汗。


  まあ、続けます。

  「治」と「冶」……。  並べてみても一見同じ字にしか見えないのは私だけではないはず(……たぶん)。

  治癒やら治水やら政治、自治などとこちらはポピュラーですね。 

  んで、冶金やきん陶冶とうや鍛冶たんやと……。  チキン、トウジ、タンジではありません(汗。

 

  他にも、「師」と「帥」だの、「嬌」と「矯」だの、「戊」と「戌」だのと多々読み手を惑わす字があるんだから日本語って難しいですね。


  次のパターンは、読み方が一緒で厄介な字。


  こいつは漢字に限らずひらがなにもありますね。

  「ず」と「づ」だの、「じ」と「ぢ」だの……。  さすがに「お」と「を」を間違う人はいないでしょう。

  結構見かける誤字といえばやっぱり「一個づつ」の「づつ」。

  正確には「ずつ」でございます。  漢字の変換の際に大抵は気付きますがずつは漢字は無い(……ですよね?)のでそのまま思い込んでいる方もいらっしゃいます。

  千羽鶴の鶴とかはつるなので「つ」に濁点。  鼻血の血はちなので「ち」に濁点といったようにある程度はこうやって予測できるんでいいんですが。

  ただ地震や地雷の「地」はしに濁点なんですよね。  なんだ、こりゃ?

  携帯の変換で「し」で変換しても「地」の字は出てきません……。

  …………………………。

  日本語って難しいですね(汗


  なんとなくグダグダですが今回はこの辺りで


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