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Altair side
間に合いました…!
では、どうぞ!!
神様によって僕たちは離ればなれにされてしまった
一年の内のたったの一日
たったのそれだけの時間しか愛する彼女に
会うことができない
話すことができない
触れることができない
しかし僕は辛くはなかった
もちろん会えないのは寂しい
話せないのは悲しい
触れられないのは切ない
それでもやはり平気だ
なぜなら彼女が消えてしまった訳ではないからだ
確かに一年に一度しか会えない
けれど僕にとっては些細な問題だ
だってそうだろう?
たったの一年だ
そんな時間なんて
君の姿を夢に見て
君の声を思い出し
君の温もりを想う
それだけで一秒一秒が加速していく
気がつけばいつの間にか
七月七日 七夕の日
ほら
もうこの日がやってきた
天気は曇り空だけど
非常に好都合だね
だって僕と彼女の
一年ぶりの逢瀬
そんな日くらい
いや、そんな日だからこそ
是非とも二人
そっとしておいてほしいものだ
ほら、そんなことを考えてる間に
ほらね
やっぱり本物の君が一番だ
読了ありがとうございます!
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