表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/24

第7話 彼女と相合傘【後編】

ザーザーと雨が降る中、初めて僕は彼女と相合傘をしている。何故そんな事になったのかというと、僕が朝晴れてるからと傘を持っていかなかったからだ。


何も話すことがない、このままずっと話さないで黙ってるのも変だよなたぶん、何か話さないとな、と思った途端彼女が話しかけてきた。


「あの、明日の土曜日予定とかありますか?」

「え?予定ないですけどどうしましたか?」

「あ、あの一緒にデートしたいなと思いまして、駄目ですか?」

「ああぁデートですか、全然良いですよ、暇してたので!」

「そう言ってもらえて良かったです、ありがとうございます!」

「ちなみにどこか行きたい場所でもあるんですか?」

「はい、映画館に行きたいなと思いまして」


映画館に行きたいのか、観たい映画があるのかな?


「ちなみに見たい映画があるんですか?」

「はい、ホラー系なんですけど、大丈夫ですか?」


ホラーだと?!僕はホラーだけは苦手なのだ、いや、たぶんそんなに怖くないだろう、うん!大丈夫大丈夫。


「大丈夫ですよ行きましょうか」

「本当に大丈夫ですか?だいぶ悩んでたみたいですけど」

「大丈夫ですよ、心配ないです!」

「ならいいんですけど、ではそれで決定ですね!明日は楽しみにしてます!」

「はい、楽しみにしてますね!」


そんなこんなの話をしていたら、あっという間に家に着いていた。もし絵美さんがいなかったら、この雨の中走って家に帰ってたんだろうな、絵美さんには感謝だな。


「絵美さん、今日はありがとうございます」

「いえいえ、大したことしてませんよ、明日楽しみにしてますね!」

「はい、それではまた明日」

「はい、また明日」

 

明日はどうなることやら。

面白かった、続きが気になる、など思っていただけたらブックマークや☆で応援お願いします!活動の励みになります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ