第19話 さぁ真剣に、勝負!
「よし、勉もこのアプリ入れて、勝負しよう! 負けた方はシャドウボクシングでもやってもらおうか!」
え、シャドウボクシング?! なんで?
「絵美からシャドウボクシングという言葉が出てくるとは思わなかった」
「急に思いついた」
シャドウボクシングを急に思いつくって凄いな。
僕は絵美から教えてもらったアプリをインストールして、対戦が出来るところまで進めた。
「お、対戦出来るようになったみたい」
僕は絵美に画面を見せた。
「お、本当だ! じゃあ早速対戦しよっか! 負けた方はシャドウボクシング十分ね」
十分か、意外と長いな……。
「負けないぞ、シャドウボクシング十分はきついからね」
「私だって負けないよ! このゲームは得意だし私の方が絶対有利だから!」
まぁ確かに有利なのは絵美だ、ゲームのホーム画面に遊んだ時間が書いてあった、約三千時間と、好きでやりこんでるんだな。
「よーし準備は良いかな?」
「いつでもいいよ」
「じゃあスタート!」
「さぁ真剣に、勝負!」
まず先頭に出たのは絵美だった、絵美はどんどんスピードを上げていき、圧倒的な差を見せてきた。
「やばい」
「気を抜くと一瞬で追い抜かれるから最初から本気だよ!」
絵美との差はどんどん離れていき、あっという間に車が見えなくなった。
「これ、完全に僕の負けだな……」
そして、画面にゴールと文字が出てきた。負けた。
「負けました、こんな差をつけられるとは思ってなかったです」
「伊達に三千時間も遊んでるわけではないからね、じゃあ早速シャドウボクシング十分してもらおうか!」
「やります」
僕はしっかりとシャドウボクシング十分をやりきった。
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