第17話 停電対策
「私の布団勉のベットに敷いておいて良い?」
「うん、じゃあ僕の布団はソファに敷いておくね」
僕は寝室に入り布団を持ってソファに敷いた。
それから絵美が寝室に入って布団をベットに敷いた。
「よし、準備も大体終えたし勉強しよう」
「了解」
「絵美、ポモドーロテクニックって知ってる?」
「あー! それ勉がくれたノートに書いてあった気がする……」
「お、ちゃんと読んでるな、ポモドーロテクニックっていうのは25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返す時間管理術なんだけど、これが凄い効くんだよ」
「やってみたい」
「じゃあやってみよう」
僕は寝室に置いてあったタイマーを持ってきて設定した。
「あれ、30分でもいいの?」
「うん、25分で必ずやりなさいってやつじゃないからね、あと注意してほしいのは人間の集中力って20分から30分が一番高いから、それ超えちゃう時間に設定しない方がいいって感じだね」
「そうなんだ! 初めて知った!」
「じゃあタイマーセットして始めよう、わからないところあったら聞いてね、それじゃあスタート」
4分くらい経った頃、雨と雷鳴が激しさを増してきた。
「ねぇ勉、流石にこの音は怖いんだけど……」
「そうだな、僕も怖い……」
停電とか起こってもこれ不思議じゃないな、懐中電灯持ってくるか。確かキッチンに置いてあったはず。
僕は一旦席を立ち、キッチンに行って懐中電灯を探す。
「あった、懐中電灯!」
「おー! 停電対策だね!」
「そうだよ、この天気だともしかしたら停電するかもしれないからね」
僕が経験した時もこのくらいの天気だったのを覚えている。
「私停電とか経験したことない」
「僕も1回とかしか経験したことないよ」
「え、1回はあるんだ、どんな感じだったか覚えてる?」
「うん、怖かった、もう経験したくない」
「あー、そうだよねー」
「絵美、勉強集中できてる?」
「全くできてない!」
まぁそうだよな、この天気だもん、ちょっと勉強は諦めた方がいいかな……。
「それじゃあ、情報収集のためにニュース見るか」
「うん! そうしよう!」
面白かった、続きが気になる、など思っていただけたらブックマークや☆で応援お願いします!活動の励みになります!




