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赤ちゃんから人生やり直します!

私に文才はありません。

なので誤字や脱字、言葉の使い方、方言など様々なミスがあると思います。

これから連載するなどと疎かな考えではなく、ただ思いついたままに書いていこうと思うのでもし読まれる方は温かい目でよろしくお願いします。





20XX年2月、私こと真中空夜(まなかくうや)は64歳で人生の幕を閉じた。

一人で何でもしてたのでどこかに病気でもあったかもしれないな。

残念ながら結婚をすることなく、両親の残した家で一人細々と自給自足をしながら生活をしていた。

家はかなり田舎の方にありここ十数年ほど人との関わりはない。

こんな人生だけど悔いはなかった。

いつもと同じように朝起きて畑の様子を見に行き、遊びに来る子供(動物)たちと他愛のない会話をして一日を過ごす‥‥

夕方には家に帰り風呂に入ったら夕飯を食べて寝る。

幸せな日常‥‥このままずっと‥‥‥


次の日、私はそのまま眠りから覚めることはなかった‥‥


いつもの時間なってもくることのない私を心配したのか子供たちが家にくる。


私に何が起きたのか悟った子供たちは山から花を咥えて私の周りに飾ってくれた。

こんなに嬉しいことがあるのだろうか。


怪我をしていたのを助けてあげた子、産まれてきてから体が弱くすぐ吐いてしまい親からも見放され、もう亡くなるのを覚悟していた子どもを看病して元気になった子


この田舎にきてからとてもたくさんの子供たちに出会い支え合って生きてきた。


こんな幸せなことはない


その愛すべき子供たちに見守られながら旅立てるのだから‥‥‥。


目の前は暗く目が開けれない。

私はこのままこの暗闇の中に閉じ込められるのかと恐怖した。


‥‥恐怖した?


なぜ死んでしまった私に感情があるのだろうか‥


感情があることに疑問を感じていると耳から優しい声が聞こえた。


?「おつかれさまでした。」


私(ん?声がする!?と‥とりあえずありがとうと返すべきか‥)


?「あれ?返事が返せるなんて珍しい魂だね。

きっと地球でもとても優秀だったんだろうね。」


私(おぉー!私の声が聞こえてる!?私は死んだんじゃないのか!?というか久々に人と会話してるから何話していいかわからん!!)


?「君の心の声は全部聞こえてるよ。

あと、ボクは人じゃない、君たちの言葉で言うところの神様ってやつだよ。」


私(神様!?じゃっ‥‥では私はやはり死んでしまったのですね?)


神「そうだね。まぁ一人で暮らしてるしいくら衛生面に気を使っていてもあれだけ毎日色々な動物と触れ合っていれば動物から何かもらってもおかしくないさ。」


私(そうでしたか‥‥‥‥‥)


この話を聞いて私は病気で亡くなったことを知った。

私はとてもショックだった。

自分が亡くなることよりも子供たちの病気で亡くなってしまった不甲斐なさに悲しくなった。


私(子供たちは大丈夫でしょうか?)


神「気にしなくてもいいよ。あの子たちは自分たちで何とかできる。君のおかげであの辺りではリーダーのような存在だからね。」


私(それなら何も悔いはありません‥。)


悔いがないといえば嘘になる。

まだ心配な子もいるしこれからの畑の管理やこれからのあの子たちの生活を考えると心配で仕方がない。


神「さて、次は違う世界で新しい人生を楽しんでみないかい?」


神様はいきなりとんでもない話を振り込んできた。


私(‥‥え?)


戸惑う私を無視して話を続ける


神「実は今回君のところに来たのは新しい世界へのスカウトしにきたんだよ。」


私(スカウトですか?)


神「そうだよ。最近では人間のスカウトなんてしてなかったんだけどね。」


私(それではなぜ私を?)


いくら考えてもスカウトされる理由が見当たらなかった。


神「地球人は世界を破壊しすぎる。破壊も創造の内とよく君たちが言うけどいくらなんでもやりすぎだよ。破壊もやりすぎれば無となりなにも創造できなくなる‥‥。人間は知恵を間違った方向に使いすぎてしまった。ある意味生きるための本能に忠実でとても醜い存在さ。」


神様はとても悲しそうな顔をしていた。

きっと創造したときはここまで成長するとは考えなかったのかもしれない。

もしくは最初はそれでよかったが後になってやりすぎたと感じたのかもしれない。


神「永遠に共存共栄ができる世界を作るのが神としての試練の一つにあってね、ここまで発展した地球はもう私達の手から離れてもいいのではないかとなったわけさ。」


‥‥と言っても成功したからってわけじゃないけどねと溜め息混じりに呟いた。


私(神様も大変なんですね‥‥)


神「まぁそれは仕方ないよ。‥‥あぁすまなかった。君を選んだ訳を言わないといけなかったね。」


神「君はこの世界の人達との交流を捨て動物たちとの共存共栄を望んだ。そして20年以上の時を一人で生き抜いた。君は世界と共に生きていける存在として私に認められたんだよ。」


私(はぁ‥‥自分で勝手にやったことなのでどうしてそんなことで認められたのかわかりませんがありがとうございます。)


神「そんなに謙遜しなくていいよ。君のしたことは常人には無理なこと、心に波を立てずすべてを慈しむ心が必要不可欠なことを20年間続けてきたんだ。そこは誇ってもいいと思うよ。」


神様に褒められ少し歯がゆいような気もしたが自分の生き方を認められたようでとても嬉しくなった。


神「君なら転生しても星を破壊することなく自然と共存していくだろう確信しているよ。使命なんかは別に与えるつもりはないから好きに生きて人生を満喫してほしい。」


少しの間沈黙し


私(‥‥どうせこのままでは消えていく魂なのでしょう。私が役に立つのであればよろしくお願いします。)


転生を承諾した。


神「ありがとう。では転生することによっていまの人生の記憶を捨てなければならない。そのための振り返りをしようか。」


神様がそう言うと手をパン!と叩く、視界が一瞬真っ白になり魂の記憶が高速スクロールのように下から上に流れ出した。


私(これが‥私の生きてきた証なんだ‥‥)


色々な記憶が蘇り胸がとても熱くなったりとても悲しい気持ちになったりと感情がとても忙しかったがそれも2分ほどで終わり


神「これなら天が2つ、空が3つ、地が4つといったところかな」


私が?になっていると


神「あー転生特典ってやつかな。天というのは神様からの最上位特典って思ってくれればいいよ。空は上位特典、地は一般特典って感じかな。」


神様は淡々と話すがやはり私の頭の中には?でいっぱいになっていた。


私(なんかかなりすごそうなのですがよろしいのでしょうか?)


よくわからないがとりあえず凄そうだと思い質問してみると


神「まぁ天が1つあればこの世界では亜神並みに讃えられるかもねぇ」


なんかよくわからないけどやばそうだと感じ


私(わ、私は平穏に暮らせればそれでいいのでそんなすごい特典はいらないですよぉ!?)


神「ははは、大丈夫だよ。天のギフトは本人が開示を認めない限り誰にもわからない。静かな人生を送りたいなら誰にも見せないことだね。」


笑いながら有り難いアドバイスをしてくれた


私(絶対誰にも見せません!)


神「それがいいよ。ただ天に関しては自分で選ぶことができないんだ。他のギフトに関しては色々アドバイスしてあげるからそこから選んでいこうか。」


神様はとても優しく私の魂を撫でてくれた


私(わかりました。ぜひよろしくお願いします。)


神「うんうん、とりあえず天から決めるね。」


神様がそう言うとまた手をパン!と叩く

すると神様の目の前にダーツ、奥の方に丸い真っ白なボードがでてきた。


神「ボクがこれをボードに投げて刺さったらギフトが出てくるからねぇ。」


ボク頼みでもしててねとウインクしてきたが何がなんだかわからないのでとにかく悪いものになりませんようにとお願いしていた。


神「じゃあいくよー、ホイ!っと」


神様が投げたダーツがボードに刺さると急に光だしボードによくわからない文字のような模様が出てきた。


神「どれどれぇ‥‥おー!1つ目のギフトは健康だよ!」


ん?健康?どうゆうこと‥‥


私(け、健康ですか?それは元々健康な体じゃなかったとかそうゆうことですか!?)


転生先が心配になった。天という亜神並のギフトがまさかの健康だったからだ。


神「ははは、そんなわけないよ。まぁこの健康のギフトの効果はいずれわかると思うよ。まぁわかりやすく言えば健康のギフトはそのまんま健康ってことさ。どんな時でも常に健康でいられる健康第一ってやつさ。」


当たり当たりといったような感じで神様はとてもニコニコしていた。


私(た、確かに健康でいられるなら願ってもないです。亜神並のとか聞いていたので少し緊張していたのでホッとしました。ありがとうございます。)


私は健康の凄さが当たりなのかどうかわからなかったが健康でいられるいうのは本当に嬉しいことだったので神様に感謝した。


神「いきなりいいのがきたから次も期待しててね。いくよぉ」


2つ目のダーツを持ち白いボードに狙いをつけ、やぁ!という掛け声とともにダーツを投げた。


神「えーと、次は‥‥あ、これかぁ、これはハズレかもなぁ‥‥ごめんね」


私は何のギフトが当たったのだろうと思い


私(健康を頂けたので満足です。どんなギフトでも頂けるだけでもありがたいですし)


私がそう言うと


神「いやいやギフト自体はすごいんだけど人としては使いづらいものだっただけだよ。2つ目のギフトは点在だよ。」


点在?って何?


神「点在とは空間に点を存在させる力さ。自分が視認している空間ならどこにでも点を存在させる。点と点は線になり点と線で様々な形を作ることができるギフトさ。」


おーなんかすごいギフトみたいだ。


神「色々と使い道はあるんだけどその分リスクも大きい、だけど点には様々な力がある、例えばこんな感じ」


一瞬で森のようなところにワープして神様が指で一点を指す

そこに点が存在し空間に穴が開いた。


神「こんな感じでどんなところにも点をうてる。視認してるなら100km以上離れた山にだって点をうつことができるよ。点は穴でもあり珠でもあるどちらにするかはその人の気持ち次第ってことさ。」


そう言いながらモン○ンに出てくるイ○ンク○クのような魔物を出してホイッと指を指す。

すると指を指した眉間辺りに穴が空き絶命した。


神「まぁここまで使いこなすのは難しいかもしれないけど点在は珠が在るのか穴が在るのかどちらでも点なんだよね、点ならばそれは存在しているから点在は発動するんだ。使い方次第で神にも悪魔にもなれるギフトだから考えて使ってね。」


ニコニコとしながらこちらに話しかけるくる神様は正直怖かった。


私(ハハハハッハイ!キヲツケテツカイマスゥ!)


恐怖でカタコトになってしまったが


神「君ならうまく使ってくれると信じてるから大丈夫だよ。怖がらせたお詫びに少しこのギフトの先を教えてあげるね。」


そう言うと神様は空間に2つの点を存在させそれを線で繋げ始めた


神「点と点は線になるって伝えたね。これは使うとこうゆうこことができるんだ。」


2つの点の下に更に1つの点を存在させ線で繋いだ。

3つの点は線で繋がり三角になった。


神「この三角は別の次元に繋がっている。使いこなせば君だけの空間になるはずだよ。君にわかりやすく言うならインベントリってやつかな。」


な、なんかよくわからないけどすごい力だ‥‥これは確かに亜神級!


神「とりあえずここまでかな。詳しくは解析を覚えれば色々分かるだろうからとりあえず空と地を決めようか。」


そう言うと神様は何も無い空間に半透明な板を作り出した。


神「とりあえずこれが空のリストだよ。この中から3つ好きなスキルを選んでね。」


目の前におかれた半透明の板には何百種類のスキルが映し出されていた。


神「とりあえずスキルを調べるために解析は入れさせてもらうから2つ好きなスキルを選んでね。」


神様にそう言われたのでとりあえず昔やっていたゲームの感覚でスキルを見ることにした。


私「そうですねぇ…では魔術(全)と理解(全)をください。」


武術(全)や暗殺(全)など怖いスキルがあったがやはり魔法があるなら魔術(全)が欲しい!


いい歳して恥ずかしいかもしれないがやはり浪漫があるものだろう。


神「うん、なかなか面白い組み合わせだね。さすがボクが見込んだ人だね。」


ニコニコしながら半透明の板をポチポチしている神様


神「じゃあ次は地を4つ選んでね。」


今度は先程の10倍以上のスキルの数が出てきた。


さすがにこの中からでは時間がかかってしまってしまって申し訳ないので適当に目につくものを選んでいくことにした。


私「えーっとー……じゃあこれとこれとこれとこれをください。」


パパっと目についた知ってる言葉をランダムにえらんでしまつまたら剣術(才)、暗殺(才)、生成、幸運の4つを選んでいた。


神「暗殺は隠密にも使えるから確かにあっても便利だよね。

なかなか分かってるじゃないか。」


神様はニコニコしながら選んだスキルを見ている。


私「適当に選んでしまった焦っていたのですが偶然とはよかったです。」


本当に適当だったから焦ったけど結果オーラスのようだった。


神「じゃあ君のスキルは健康、点在、解析、魔術(全)、理解(全)、剣術(才)、暗殺(才)、生成、幸運で決まりだね。」


神様に言われ「お願いします。」と答えた。


神「ではこれから転生するね。君の転生先を考えていたんだけどいい方法を思いついてね。こうすれば君ものんびりと異世界生活ができるかなと思うよ。」


そう言うと神様は私の前に手を向けて「点在」と唱えた。


私の中から2つの珠が産まれ神様が反対の手で男女の人を創り出す。


神「これは天界人というモノなんだ。ボク達が忙しいときに代わりにお手伝いをしてくれる存在なんだけど魂の代わりに点在を使うんだ。」


私の中から抜き出した珠(点在)を二人の中に容れると天界人と呼ばれた二人の男女が目を覚まし私の前に跪いた。


天界人「「我らに魂をお与えくださりありがとうございます。」」


……えーとっ……なにコレ?


神「君達は主となるこの魂を育てこの子の家族となりなさい。この子が危ないとき命を賭けて守ることを近いなさい。」


天界人「「はっ!命のかぎりお守りすることを誓います!」」


どうやらこの二人は私の両親になるようだ。


神「うん。よろしくね。……あといま君の中から点在を2つ使わせてもらったよ。本来点在は歳を1つ取ることに1つ増えることになる。だから神の力で前借りという形を取らせてもらったよ。どちらにせよ赤ん坊の時に力を使うことで大変なことになることもあるからこれはその予防だと思ってね。」


なるほど、神様が大変なことと言うくらいだから多分死ぬほどヤバいんだろうなと思う。どうぞ使ってくださいという感じだな。


私「わかりました。教えていただけなかったら色々して大変な思いをしていたと思います。お心遣いありがとうございます。」


神「うんうん、素直にお礼を言えるのはいい事だよ。では君の魂をいま創り出した天界人の中に移して新しい人生を歩んでね。」


神様がそう言った途端目の前が真っ暗になり急に暖かな温もりと優しい心音に包まれた。


私(神様、新しい人生をありがとうございます。のんびりと異世界を楽しみますね!)


こうして異世界に転生することが決まりこれから天界人の二人とのんびり異世界生活を楽しんでいくことになった。


これからどうなるかとっても楽しみだ。







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