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のほほん見聞録  作者: ヒロっぴ
市営バス時代
68/136

ポケット?






その時、俺は横浜駅行きのロング路線を走っていた。



普段から乗客の少ない路線の終バスなので、乗客はほぼいない。




始発ターミナルを出てからは広い団地内を巡ってから一般道に出ていく。



団地内のバス停はバスが二台入れるくらいの深い切り込みがあるので、暗いと道路からは見えにくい。



俺は目を凝らして確認しながら通過していった。





そして団地内最後のバス停。



暗闇に動くものが見えた。



ウインカーを出しながら近付いて行くと、バス停のベンチに座っているのは、若い女性だった。



いよいよバスが近付くと、その女性は立ち上がった。



露出多めでかなり際どい服装をしていた。



まぁ、男からすれば目の保養になるからいいのだが……





乗り込んできた彼女は、胸の谷間に挟んでいた折り畳まれた千円札を、人差し指と中指の二本で挟んで華麗に取り出すと、スムーズな動作で広げ、紙幣投入口に差し込んだ。



俺は終始目が点だった。





日常生活の場面で、胸の谷間をポケットがわりに使う女性を初めて見た。




いやー、いいもん見せてもらった(笑)



.




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