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馬刺
『眠くなったら、セ○ズリしたらよかとよ。』
そう豪語していた例の男。
彼はいろんな意味で強者だった。
その日、荷物が無くて泊まりになった俺達は、軽く飲みに出ていた。
その時、彼が変なことを言い出した。
『女とする時、馬刺を耳の後ろに挟んどくとよかとよ。』
俺達は、意味が分からず目が点。
『馬刺?』
『そう。色と形がちょうどいいったい。』
『…………』
『そんで、いじりよるとき、女のビラビラを思いっきり引っ張るったい。』
何を言ってんだ、こいつは?
『で?』
『中途半端に引っ張ったらいけんよ。目一杯引っ張るったい。そんで、女が痛がったら『あ!千切れた!』言うて、耳の後ろに隠しとった馬刺を見せるったい。したら、『えーっ!』言うて自分の股を必死になって見るったい。その姿が面白かよ。』
そう言って彼は笑ってたけど、そんなかわいそうなこと出来ません(-。-;)
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