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のほほん見聞録  作者: ヒロっぴ
長距離トラック時代
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冬の北海道






俺が所属していたベースでは冬になると北陸や東北、北海道などの雪が降る地域の荷物が良く出た。


電力会社の電線など設備的なものが多かった。



ある時、大型車二台で北海道へ行き、フェリーを降りてそれぞれの降ろし地へ向かった。



俺は旭川。同僚は札幌市内だった。




そして、降ろし終わったら札幌のトラックステーションで合流することになっていたのだが、二台のトラックを横に並べてみると、その姿が全く違っていた。




札幌市内で配達をした同僚のトラックはそんなに汚れていないのに対し、旭川を走ってきた俺のトラックは巻き上げた雪で真っ黒に汚れているだけでなく、車体全体が凍りついてあちこちにつららが出来ていた。



ドアを開けると『バリバリ』と音がして氷が落ちていく。




同僚は『どこ走って来たんだよ。』と笑っていた。





また、別の同僚は旭川の自衛隊へ荷物を持っていったとき、降ろし終わると車体が軽くなってしまったので、車輪がスタックしてしまい脱出出来なくなってしまったらしい。



それで、近くの自衛官にそれを伝えると、




『引っ張ってやるからちょっと待ってて。』




と言われ、車内で待っていると、デカイ戦車がやって来たらしい(笑)




戦車のパワーは絶大で、サイドブレーキを引いたままガンガン引っ張られ、



『運転手さん、サイドブレーキかかってんじゃないの?車輪回ってないよ。』




と言われてから解除したというから凄い。





戦車恐るべし(^o^;)




.

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― 新着の感想 ―
[良い点] 戦車で牽引。(笑) おおらかで良いですね~。 わりと自由に使えるんですかね、戦車。(笑)
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