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のほほん見聞録  作者: ヒロっぴ
ノンセクション
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スプラッシュ・マウンテン






その時の俺は、まだ30代前半だった。




当時付き合っていた彼女と一緒にディズニーランドに行った俺は、彼女と二人で夢の国を満喫していた。



ディズニーランドが好きな俺達は、二人で効率よくファストパスを取りながら、多くのアトラクションを楽しんでいた。



そして、『スプラッシュ・マウンテン』に乗った時、事件は起こった。




このアトラクションは、最後の急流下りで自動的に写真を撮られるのだが、他のアトラクションと比べるとカメラの位置がわかりやすく、この時は



『バッチリポーズを決めてやる!』



と意気込んで乗り込んでいた。




当時の俺は、なぜか写真に写る時のポーズは中指を立てた、いわゆる




『ファ○ク・ユー』ポーズがマイブームで、




その時も急流を下りながら、カメラに向かって笑顔でバッチリポーズを決めていた。




さて、無事に出口にたどり着き、いくつも表示された映像の中から、自分達のものを探してみると…




おお!


思った以上のカメラ目線だ




これは買うっきゃないと思い、受付に行って番号を告げる。




受付のキャストは、チラッと俺の顔を確認すると、出来上がった写真を渡しながら



『お客様、こういったポーズをされますと、中には大変不快に思われる方もいらっしゃいますので、今後は絶対にやらないようにして下さいますか。』




と、言葉は丁寧だが、かなり強めに注意されてしまった。





なんとか動揺は隠せたものの、内心は顔から火が出て消火器をぶっかけられるほど恥ずかしい思いをしたことは、今でもハッキリと覚えている。




黒歴史というやつだ。




穴があったら入れたい。




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