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のほほん見聞録  作者: ヒロっぴ
引越屋時代
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正社員






当時、俺が行っていた営業所はまだ新しく、営業や業務など内勤は社員だったが、現場に社員はおらず、俺達専属バイトがリーダーとなって仕切る状態がしばらく続いていた。




そんな折り、とうとう現場の社員が三人配属される事となりその内二人は、当時の俺より一つ年上で、20代前半の若手だったのだが、もう一人は50過ぎのおっちゃんで、噂によると社長の従兄弟だという事だった。



そして、その人と初めて一緒に仕事へ行く事になり、半ば緊張した面持ちで、作業に入っていった。




引越の作業は、降ろし地で家具類が先に出るように、まずは段ボールから積んでいく。




あらかた小物を出し終え、家具を出し始めてから、俺はその社員と一緒にタンスを運び出す事になった。




手際よく埃を拭き、傷をチェックして梱包すると、いよいよ運び出す為、タンスに手をかける。




そして息を合わせる為、掛け声をかけるのだ。




『せーの…』




『ふんがっちゅっちゅ~!!』




オイオイ、おっさん……。


笑っちゃって、家具落としそうになったやないかい!




ちなみに、



フンガッチュッチュッ~


とは、


当時のサザ○さんのエンディングで、サザ○さんが、のどに食べ物を詰まらせた時に、発する言葉(!?)である。。




俺の緊張を返せ!




.



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