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05 怪異?

「怪異」とは、普通では説明しにくい不可解な現象や出来事を指す。これには、超自然的な出来事や不思議な現象、未解決の謎、あるいは超常現象などが含まれる

例えば、テレパシーや透視、超能力、幽霊現象、ESP(Extra Sensory Perception)、未来予知など、通常の五感や科学的な説明では説明しきれない能力や出来事を指す


前の世界では、このように超能力もこの超常現象のひとつであった


ここは超能力の世界

超能力が絶対的世界のため、超能力は怪異に入らない

この世界でも怪異はしばしば、怖い、不気味な、または不安を引き起こすものとして表現されることがある

文化や地域によって、怪異の解釈や説明が異なる場合があるが、一般的には理性や科学では説明しきれない現象を指すことが多い

例えば、地磁気異常、時間異常、自然現象の異常など


地磁気異常:特定の地域で地磁気の異常が報告されることがある。これによって、指針の狂いやコンパスの乱れなどが起こるが、その原因は不明確な場合が多い。


時間異常:時間の流れが通常と異なるように感じられる現象が報告されることがある。時間の進行や停止が突然変化する、時間旅行に関連した出来事なども含まれている。


自然現象の異常:通常の自然現象が異常なパターンで起こることがある。これには、地震雲、光の球、奇妙な天候パターンなどが含まれている。


幽霊現象:通常は死んだ人の霊魂が現れるとされる現象。これには、幽霊の姿や声、匂い、または物体の移動などが含まれる。これらの現象は、超常現象や霊的な信念に関連するが、科学的な証拠は存在しない。


一部の学者は、幽霊現象と超能力を関連付ける発表を行なっている


幽霊現象は、高エネルギー状態にあるプラズマやクォークが特定の条件下で非常にエネルギッシュな状態になり、そのエネルギーが視覚的な光や不可解な現象を引き起こす可能性があると考えられるからである。


先日、アリスはクラスメイトから、「魔に永遠の友達」と言われて死んだ人がいるという話しを聞いた。

一見、怪異のような話しだが、おそらくその人が悪事や邪悪な行いをしていたことを暗示しており、その人が悪行に染まり、その結果として死後も悪霊や魔物と共に永遠に過ごすことを暗示しているとも考えられる。

その人が生前に魔道や邪悪な力によって自らを囲み、その結果として不幸や災いを招いた可能性もある。

実際には、判断する材料が少な過ぎるので、なんとも言えない。


このように、超能力の世界でも怪現象の話しはたくさんある。超能力というのは、ひとつの能力の括りであり、超能力以外の超常現象は、怪異と見なされている。

霊能力者がいたら、また違う話しになるかもしれない。


このような怪異を含めた超自然現象をビックス粒子やビオン、クォーク、グルーオンなどの素粒子を用いて説明できるとアリスは考えている。

ビックス粒子の相互作用が特定の条件下で異常なエネルギー放出を引き起こすことで、あるいは、ビオンのエネルギー伝播のパターンが通常の物質とは異なるため、超自然的な現象が発生すると考えられる。

またクォークやグルーオンの特異なエネルギー状態に置かれた場合には、現実の次元を超えた影響を持つ可能性が考えられる。


現代の物理学では、4次元時空間が一般的に採用されている。これは、3次元の空間座標に加えて1次元の時間座標を持つことを意味する。

一部の物理学の理論では、追加の次元が存在する可能性が議論されている。これらの理論には、超弦理論やブレーン理論などある。これらの理論では、追加の次元が物理的なプロセスや相互作用の理解を深めるために提案されている。


そのため、現実の次元を超えた高次元を語るとき、超弦理論やM理論、ブレーン理論を用いる。


超弦理論とは物質の基本的な構成要素を説明するための理論である。この理論では、基本的な粒子を点ではなく、極めて小さな1次元の「弦」としてモデル化する。


超弦理論が提案された主な目的は、通常の素粒子物理学の理論で現れる数学的な問題や矛盾を解決すること。例えば、通常の素粒子の理論では、重力の量子化や量子力学と一般相対性理論の統合などの問題に直面するが、超弦理論ではこれらの問題に取り組むことができる。


超弦理論は、弦の振動モードによって異なる素粒子や力を説明し、さらには追加の次元(通常の3次元空間に加えて追加の空間次元)を含むより高次元の宇宙を考慮することができる。これにより、通常の素粒子理論では扱いにくい問題に対処することができるのである。


超弦理論は、異なる変種や枝分かれが存在し、その中には10次元や11次元の空間を仮定するM理論などが含まれる。現在も研究が進行中であり、まだ未解決の問題や課題が多く残されているが、素粒子物理学や宇宙論の理解を深める上で重要な理論である。


M理論は、超弦理論の一種であり、異なる変種の弦理論の中でも特に重要な理論の一つである。M理論の「M」は「マスター」という言葉を表し、理論の統一性や包括性を示唆する。


M理論は、超弦理論の一種であり、異なる変種の弦理論を統合しようとする試みの一環として提案されました。具体的には、10次元の弦理論と11次元の力学的な理論(M理論と呼ばれる)が組み合わさって構成される。


M理論は、10次元の弦理論が時空間の一部としての超対称性を含む一方で、11次元の理論は11次元の時空間自体を記述することができる。この11次元の理論は、超重力理論としても知られており、弦理論との関連性が指摘されている。


M理論は、超弦理論のより包括的な枠組みを提供し、異なる弦理論や超対称性理論の一般化を可能にすることを目指している。その包括性と統一性から、素粒子物理学や宇宙論における最終的な理論の候補の一つとして注目されている。


ブレーン理論(ブレイン理論)は、宇宙の基本的な構成要素として「ブレーン」と呼ばれる多次元の膜を考える理論である。ブレーン理論は、超弦理論の一部として発展した。


ブレーンとは、多次元の時空間内で広がる膜状の物体を指す。通常、ブレーン理論では3次元の宇宙空間(通常の宇宙)と、それ以外の追加の次元を含む。この追加の次元は、ブレーンが広がる空間の次元数によって異なる。


ブレーン理論では、異なるブレーン同士が時空間内で相互作用し、それによって物理的な現象や力が生じる。例えば、ブレーン同士が近接している領域では重力が強くなるなどの効果が現れる。


この理論は、通常の素粒子論や宇宙論におけるいくつかの問題に対処するために提案された。例えば、ブレーン理論は、通常の素粒子が3次元のブレーン上に固定されていると考え、その運動や相互作用を説明する。また、宇宙の大規模構造や宇宙膨張の原因を説明できる。


ブレーン理論は、超弦理論やM理論と結びついて研究されており、現代の理論物理学や宇宙論における重要な研究対象の一つである。

アリスはこれらの理論を追究することで、未知なる超能力の解明に繋がると信じている。


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