箱舟 成の始まらなかった奇蹟05
異世界に行くまで
まだ少し掛かります
すみません
-------------ピピピピピピピピピピ!!!
スマホのアラーム音が聞こえる
てことは、これは夢か......
通りで変んな所にいると思った..........
不思議な所だ何もない
本当に何もない、周りを見渡す限り何もない
荒野だ......
でも、色が変なんだ
空も、地面も全部がモノクロなんだ.........
風景全てに色彩が無いのに、自分だけには色がある
普通違和感を感じるはずなのに不思議と何も感じない..........
これが自分の夢だと思うと、ちょっと憂鬱だ
でも
そろそろ目が覚めるのだろう
今もアラーム音が聞こえるし........
だんだん......意識が遠くなる.....
目が覚めるのかな..........
............っ
薄れゆく意識の中
視線の先に誰かいるのが分かった
あれは.......誰?...........だろ...........う
おれに...........何か..................言ってる..................けど
もう......................意識が...............................
--------------------ピピピピピピピ!
《■■■■、■■■■》
《ワタシノ…》
《■■■…》
----------------------------------
7時50分のアラームが鳴ってる、まだ眠いが.......起きないとヤバいので
起きるとしよう、アラームがうるさい........
「......うわぁ」
今日もいい天気ですね!割とマジで寝起きの時隕石とか落ちて学校休みにならないかなぁと
思う男箱舟 成です、みんなはどうか知らんけどおれはアラームでも
起きるのが苦手なため実際に起きる時間の30分前から10分おきにアラームを鳴らす様に
してるこれが結構効くんだ、みんなは朝の対策どうしてるだろう?
てな訳で
隣を開ければ直ぐリビング、うちの家はアパートなんだけど
部屋2つに和室1つとリビングがある感じの部屋で、おれの部屋は和室だ
他の部屋2つは母さんと妹の優がつかってる、おれが和室を使ってる理由は
優や母さんに部屋の使用権で負けたとかではなくて
何か和室って落ち着くんだよね
ベットで寝るより布団で寝る方が好きなんだよね
おれは、生粋の日本人なのかも知れない.......どうでも良いか
まぁ朝起きて隣の部屋に行けば直ぐリビングに出るのも
楽で良いと思ってる
「おはよう、成」
「おはよう、母さん」
「スマホのアラームうるさいからもう少し早く起きようね」
「.......はい.......すみません」
ただ今おれにありがたい苦情を言ってきたのが我が家の大黒柱、箱舟 真
おれ達兄妹の母親、母さんである何故母親が大黒柱なのかと言うとうちは、両親がずっと前に
離婚をしているからだ、妹の優が物心つく前に両親が離婚しておれ達兄妹は母さんに引き取られた
それから女手一つで育ててくれているので
おれも優も母さんには頭が上がらない、マジ感謝してます
だから怒らないで、朝起きれないのは全部朝の所為なんです
「受験勉強で大変なのも分かるけど、夜更かしはダメよ」
「.........はい」
別に受験勉強で夜更かししてる訳じゃないけど
都合が良いのでこのままでいこう、ありがとう受験生のおれ!!
「........今の間は何?」
ギクっ!!!
「.......ま、まだ、起きたばかりだから頭が回らないだけだよ」(汗)
「朝でも、口は回る様だけど」
す、鋭い、す、鋭すぎるよお母様..........
この鋭さは見た目通りで母さんの外見はもうTHE仕事の出来る女って感じの外見だ
セミロングの黒髪ストレート妹の優よりも完成したクール美人なお顔に
背もおれと同じ位だから女性にしたら背が高い方だろうスタイルも悪くなく
出る所は出て引っ込む所は引っ込んでる、2人産んだのに崩れない体型
マジ尊敬します母様!!
「あははははは........そうかな....」
「はぁ...まぁ良いわ」
「........はい」
ふぅ〜〜難を逃れたぜ......
「程々にしなさいね」
「あい」
「母さんもう仕事行くから、悪いけど家の事よろしくね」
苦難は去った
「あいさーいってらっしゃい」
「..............................」
「............」(汗)
「行ってきます」
「いってらっしゃい.......」
朝から疲れたなぁ.........
これから学校とかマジかよ.........つらい............
この頃には、いつの間にか夢の事は忘れていた