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フラット化する世界の中で笹口騒音が投げかけたもの

●真の意味でのオルタナティブ


小説だけど個々人がこれは文学ではないと思うものもある。だが、演奏だけど音楽でないものはない。どんな不協和音や下手な演奏も音楽。文学は選ばれているけれど、音楽は自由だ。


音楽だけど個々人がこれはロックではないと思うものもある。文学と同様に、ロックも選ばれている。


文学であるものとないもの、ロックであるものとないもの、それらの線引きは感覚的で、だからこそ、批評のしがいがあるのだと思う。


ロックの中にある文学が好きだ。だからこそ、笹口騒音関連ユニットが好きなのだと思う。笹口さんの操る日本語と音楽は自由で美しく、混沌としていて、ある時は情熱的で、ある時は冷めている。


全てがフラット化し、全てが認められ、重点をなくしていく世界の中で、笹口さんのように何かに対抗しようとして創造性を発揮するのは、大切なことなのではないかと思う。の歌詞と音楽は、真の意味でのオルタナティブ。何かを言っているつもりで何も言っていない明るいだけの歌詞や幼稚な音楽をバッサリと斬り捨てる。笹口さんの表現は「反抗する」という意味や「隠されていること(人の本性や物事の本質)を暴く」という意味でのロックと文学の一点を突く。


笹口さんは「ロックンロール(笑)」という曲でロックを殺した。ロックというジャンルの中に居座り、保守化していくことを拒んだ。僕にとって、その姿勢こそがロックンロール。保守化していくことはロックではないから。


笹口さんは売れたいのに、売れ線に走らないで、自分の信じる音楽を貫く。笹口さんが笹口さんであることを貫いている。

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