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④
暇な保健室で二人きりだ。そう都合よく怪我人がくるわけないか。
「いきなりだけど、私の名字って陰陽師みたいよね」
美代子さんがイトオカシ系の少女漫画を読みながら呟いた。
「そうですね」
といっても悪役のほうだけど。
「先にいっておくけど、別に陰陽師とは関係ないからね多分。
実は陰陽術が使えたり、いきなり学園内に怨霊や鬼が現れたりもしない」
「いや、そんなファンタジー期待してないです」
「でもほんと、こうして話すの久しぶりね」
「ですね」
暇な保健室で二人きりだ。そう都合よく怪我人がくるわけないか。
「いきなりだけど、私の名字って陰陽師みたいよね」
美代子さんがイトオカシ系の少女漫画を読みながら呟いた。
「そうですね」
といっても悪役のほうだけど。
「先にいっておくけど、別に陰陽師とは関係ないからね多分。
実は陰陽術が使えたり、いきなり学園内に怨霊や鬼が現れたりもしない」
「いや、そんなファンタジー期待してないです」
「でもほんと、こうして話すの久しぶりね」
「ですね」
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