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俺が女子校の教師に!?  作者: 瀧野憂
5/5


暇な保健室で二人きりだ。そう都合よく怪我人がくるわけないか。


「いきなりだけど、私の名字って陰陽師みたいよね」


美代子さんがイトオカシ系の少女漫画を読みながら呟いた。


「そうですね」


といっても悪役のほうだけど。


「先にいっておくけど、別に陰陽師とは関係ないからね多分。

実は陰陽術が使えたり、いきなり学園内に怨霊や鬼が現れたりもしない」


「いや、そんなファンタジー期待してないです」


「でもほんと、こうして話すの久しぶりね」

「ですね」

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