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国のお姫様が俺の雑貨屋に逃げてきた件。  作者: 青木 悠太郎
逃走編
9/14

アマネはじめてのおしごと!

突然バイトしないかと赤髪の少女に言われた

「すみません名乗り遅れました私レストランドリームランドでバイトをしてます

シェフィ アイカリーナです。いやぁただいま店のバイトが不足しちゃってて声をかけさせていただきました。」


俺は迷ったがどうせお金は尽きるんだからアルバイトで稼いだ方がいいと思った。


アマネも同じ意見のようだ。


「わかりましたバイトしますよ。お金とかってどれぐらいもらえるんですかね?」

やっぱりそこが大事ですよね!


「時給はだいたい25ソーナぐらいです

あ、住む場所がなければレストラン2階に空き部屋があるのでそこをお使いください」


こんないい話があるのだろうか!?

迷わずバイトをすることにした。


「あーやっとお風呂に入れる!」

アマネが上着を脱ぎながら言いはじめた


「やっぱりお風呂は大事?」

女性は常に清潔にしなければならないのだろうたぶん

「うん!お風呂は命の次の次の次ぐらいに大事かな」

アマネにとってお風呂はまあまあ大事なことらしい。


「じゃあお風呂に入ってくるねミオも一緒に入る?」

「はいらないよ!早くお風呂いけよ!」


アマネは笑いながら

「冗談だよぉ〜もうミオは可愛いな!」

そう言い残しアマネはお風呂へと向かった


「まったく本当にあれ王女かよ!」

と文句をたらしつつベットに倒れた


思い出せばここまでいろいろなことがあった


いきなり家に女性が来てその正体は姫で

兵士に襲われそうになりシキともお別れになっちゃったし本当俺の生活は全く別のものになってしまった


村の人たち心配してるだろうなけど今頃村じゃ俺が姫を連れて逃げたということで大騒ぎだろうな、、


ミオは今までの出来事を振り返った

しかし後悔はしていなかった


「朝だよ!起きてミオ!」

俺はお風呂に入った後寝てしまったようだったアマネに叩き起こされる


「なんだよ・・後ちょっと眠らせてくれよ」

しかしアマネは少し怒った口調で


「なに言ってるのよ!今日からバイトだよ」


忘れてたー!!と言わんばかりにミオは部屋を走り回り急いで支度をした。

そして1階へと続く階段を降りていった


「おはようございます!」

まずフロアでシェフィが元気よく挨拶をした

続いて


「よう君たちが新人バイトか店長の

モザン カーマだ。よろしく頼む」

店長のモザンさんが挨拶をしてくれた


「よう新人バイトしっかり働けよ!」

少し怖い口調で俺たちに挨拶したのは

調理担当のシューマ ライトファンさん

左胸にネームプレートが貼ってあった。


「ちょっといいですかー?」

シェフィに呼ばれたので向かった


「じゃあとりあえずアマネさん接客できますか?」

シェフィが首を傾げながら聞く


「うん!なんかわかんないけど私にはできるよ!」

全くその自信はどこから湧いてくるのやら


さっそくお客さんが入ってきた


「いらっしゃいませー!お客様は3名様ですね!ご案内いたします!」

アマネは意外とスムーズに出来ていたこれなら、、、、そう甘くはなかった

なんと3名様だからテーブル席へのご案内のはずなのにカウンターへとご案内していた。


それだけではない


水をお客様に最初お出しするのになぜかワインを出し始めたりとちょっと抜けてる部分があるようだ。


バイト1日はこうしていくつかの問題点を残し終えた。


9話へ

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