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国のお姫様が俺の雑貨屋に逃げてきた件。  作者: 青木 悠太郎
逃走編
5/14

シキの初恋エピソードです!

「いくら私の同期とは言え今全兵士に姫様の捜索命令が出ています。」

シキが俺とアマネに話し始めた。

するとアマネがシキに

「どうやってその同期さんにバレずに国境を越えるの?」

アマネは逃走の方法が知りたいようだった


「私の考えている方法はまずゲートの前に行きます。そして私が姫様という事を隠し家族とします。それで突破します。」

シキが逃走経路を話し始めた。


「でもそう簡単にうまくいくのか?」

俺は気になったので聞いてみた。

シキは少し不安そうな顔で、


「成功する確率は低いだろう。しかし門が開けば姫様やお前に逃げてもらい俺がおとりになる」

するとアマネが


「でもそれじゃあシキが捕まった時、、、」

とても心配そうにシキを見つめていた。

シキはアマネの不安を取り払うように笑顔で


「大丈夫です!姫様 俺はこの程度じゃ全然へいきですよ!だから姫様は気にせずせっかくの自由を手に入れたのですから思う存分楽しんでください!」

別れを予感させる、そんな気がした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺は姫様の事が好きだ。

初めて会った時の事は今でも忘れない

俺は13歳の頃盗賊の一味としていろんな村で盗みを働いていた。


いつも通り金を奪って逃走しようとしたら足に激痛がはしった。

自然と足の力が抜けた。俺のズボンが赤く染まっていた。打たれたようだ


「おい、あいつを捕らえろ!」

村の住民が一斉に俺を襲ってきた。


「ああ楽しくもない人生だった。これで俺は捕まって死刑になる。せめて死後の世界では幸せに暮らしたいな。でもこんな悪い事してきたんだから無理か。」

心の中で後悔しつつも覚悟した。

その時。


「おやめなさい!」

一人の女性が村人たちを一喝した。

「おいあれアマネ姫じゃないか!?」

アマネ姫?ああ国のお姫様か、、

だんだん意識が遠くなっていく中俺は衝撃を受けた。


「その男の子は私が面倒を見ます!村の人たちは後片付けをしてください。処分はこちらでします」

「なんだよ俺やっぱり殺されるのか、、」

俺は意識を失った。


「ここは?」

俺はベットの中で寝ていた。

すると部屋のドアが開き


「やっと起きたね私はアマネアザリナウェスタードあなたのお名前は?」

アマネは優しい口調で質問した。


「俺はシキです。」

名前を聞くとアマネは満面の笑みで

「シキって言うんだ!全く助けてあげたんだから精一杯働いてよ!」


「俺は殺されないのですか?」

俺はそれだけが気になっていた。

アマネは誇らしい顔で

「それなら大丈夫!私があなたの処刑命令を無しにしたよ!もちろんあなたの仲間も少しの罰だけで帰ってもらった」


シキは心底感激した。今まで裏世界で生きてきたシキにとってアマネは眩しすぎる存在だった。


「これからは姫様のために一生懸命働いていきます!」

俺は姫様に恋をした。


それから苦しい事があってもアマネ姫の事を考えて俺は訓練に励んできた。


そして、、、

俺はついに姫様の専属守護部隊に配属された。

しかしなかなか自分の思いには気づいてもらえずもう4年いい加減けじめをつけないといけない時期に入っていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「では今から作戦を実行します」


ついに作戦が始まった。

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