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君は氷ガラスの向こうに

作者: 独身貴族

君は氷ガラスの向こうに


今日も君は絶えない笑顔で

優しい温もりを僕に託す

決して人には見えないけれど

僕は元気になれたんだ


ある日、僕は 

本当の君を知る

君が立ってるのは冷たい氷の上

凍えた心が砕けそう なのに

こんなにも君の手は

温かなんだろう

僕は何故 暖かい部屋の中から

君を眺めているのだろう


君は氷ガラスの向こうに

僕達はまだ家の中にいた

壁を通して僕らは話す

君は笑顔を返した


君は氷ガラスの向こうに

僕達はまだ家の中にいた

壁を通して僕らは話す

外には当分春は来ない


今日も君は絶えない笑顔で

優しい温もりを誰かに託す

今日も君は絶えない笑顔で

誰かの元気の為に


君は氷ガラスの向こうに

外には当分春は来ない

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