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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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ROBOT・BEAST

作者: 狸(イヌ科)
掲載日:2012/08/25

初めまして、狸(イヌ科)と申します。

初めての投稿なので、変な文脈があったりしますが、気にせず読み進めて頂けるとうれしいです。

戦争ものの小説になっているため、残酷な描写が多いのでそこはご了承ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜プロローグ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ここは中東。

現在、政府軍対反政府軍の戦争の真っ最中である。

特に、この中東は戦争の激戦区で日夜銃声の絶えない地域である。

もはや、政府軍、反政府軍、民間人の見境はつかなくなっていた。

そんなある日の夜中、それは起こった。

「きれいな月ね、テスカ。」

「母さん。だめだよ、外に出たら。きっと反政府軍の奴らがうろついてる。」

「きっとその人達もこの綺麗な月をみているわ。」

「昼間に襲撃にあったばっかりなのに、よく言えるね。そんなこと。」

そのときだった。サイレンが大きく鳴り響き政府の傭兵が建物を囲んだ。

テスカは窓を急いで閉めると、銃声が響きだした。

建物の中は人の走る足音が絶えなく聞こえる。

自分達のいる部屋のドアが開けられ、スーツの男が一人入ってきた。

「テスカ、イデル。無事か?」

「父さん、こっちはなんとか。」

「そうか、ならいい。」

父はホッと一息ついた。

そこに、もう一人政府軍の装備をした、女性が飛び込んできた。

「テスカ!大丈夫!?」

「アレース、君か。毎回のことだが、驚かさないでくれ。」

「ふふっ、いいんじゃない?頼もしくて。」

「母さん!笑ってる場合じゃないでしょ!」

テスカは一人、大きくため息をはいた。

「私はこれから、外に出てくるから、三人はここを動かないでください。いいですね?」

それだけ伝えるとアレースは外へ駆け出して行った。

アレースはテスカの恋人で、軍人でもある。

両親はテスカに婚約を進めていて、テスカもこの日婚約の準備をしていた。

そんな矢先の襲撃だ。こんな時ほど、嫌な予感がするものだ。

さっきから銃声がするたびに外が気になって仕方がない。

(アレース…、大丈夫だろうか。けがしてないだろうか。)

そんな心配は突然の地震にかき消された。

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