ROBOT・BEAST
初めまして、狸(イヌ科)と申します。
初めての投稿なので、変な文脈があったりしますが、気にせず読み進めて頂けるとうれしいです。
戦争ものの小説になっているため、残酷な描写が多いのでそこはご了承ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜プロローグ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここは中東。
現在、政府軍対反政府軍の戦争の真っ最中である。
特に、この中東は戦争の激戦区で日夜銃声の絶えない地域である。
もはや、政府軍、反政府軍、民間人の見境はつかなくなっていた。
そんなある日の夜中、それは起こった。
「きれいな月ね、テスカ。」
「母さん。だめだよ、外に出たら。きっと反政府軍の奴らがうろついてる。」
「きっとその人達もこの綺麗な月をみているわ。」
「昼間に襲撃にあったばっかりなのに、よく言えるね。そんなこと。」
そのときだった。サイレンが大きく鳴り響き政府の傭兵が建物を囲んだ。
テスカは窓を急いで閉めると、銃声が響きだした。
建物の中は人の走る足音が絶えなく聞こえる。
自分達のいる部屋のドアが開けられ、スーツの男が一人入ってきた。
「テスカ、イデル。無事か?」
「父さん、こっちはなんとか。」
「そうか、ならいい。」
父はホッと一息ついた。
そこに、もう一人政府軍の装備をした、女性が飛び込んできた。
「テスカ!大丈夫!?」
「アレース、君か。毎回のことだが、驚かさないでくれ。」
「ふふっ、いいんじゃない?頼もしくて。」
「母さん!笑ってる場合じゃないでしょ!」
テスカは一人、大きくため息をはいた。
「私はこれから、外に出てくるから、三人はここを動かないでください。いいですね?」
それだけ伝えるとアレースは外へ駆け出して行った。
アレースはテスカの恋人で、軍人でもある。
両親はテスカに婚約を進めていて、テスカもこの日婚約の準備をしていた。
そんな矢先の襲撃だ。こんな時ほど、嫌な予感がするものだ。
さっきから銃声がするたびに外が気になって仕方がない。
(アレース…、大丈夫だろうか。けがしてないだろうか。)
そんな心配は突然の地震にかき消された。




