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See You Again

 水曜夜7時。アメリカの多くの家庭は、この時間一家集まってテレビを見る。人気アメリカンプロレス番組『USP』の放送時間だからである。

 古くからアメリカのには多くのプロレス団体があり、それぞれ勢力争いを繰り広げてきた。『USP』は10年前に設立され他の団体の影に隠れて活動してきたが、およそ五年ほど前、幾人かの有能な若手選手の入団によりファンの人気を得てから徐々に勢力を伸ばしていき、今ではアメリカンプロレスの最大手ともいえる会社である。年に一度の「祭り(パラダイス)」では団体の人気選手が激しい戦いを繰り広げ、昨年はその年の最高視聴率をとった。毎週の放送に加え、月の境目にはチャンピオン戦のある特別試合、年に一度の「祭り(パラダイス)」とアメリカ国民には欠かすことの出来ないテレビ番組となりつつある。

 この物語の主人公『ザ・ファング』(本名:ダスティン=エイムズ)は、5年前に入団した若手で勢力拡大に貢献した人気選手の一人である。入団して5年経っているから団体の中では長い方だが、入団当時二十歳(ハタチ)だったからまだまだ若手である。将来有望な期待選手なのだが、彼は今停滞していた。理由は二つ。どうしても好きになれない上司と、自分の実力のせいだった。


 ★


 選手入場口。俺は自分の出番をひたすら待っていた。今、リング上ではアーロン(本名:アーロン=ボガード)が今回のチャンピオン戦の意気込みを語っているところだ。俺はこの後、上司の指示通りにアーロンの話に割り込まなければならない。そしてその後今夜のメイン戦として戦うことになるだろう。ただこの試合の結果は上の命令により決まっている。魅せる試合、アーロンを引き立たせる試合をしなければならない。

 アーロンは典型的なパワータイプのレスラーである。俺のようなスピードタイプが彼を引き立たせるためには、彼の力の強さと派手な技を見せるしかないのだ。つまりはわざと攻撃をくらうというわけだが、もちろん痛くないわけでも嫌じゃないわけでもない。ただ、いつの間にかこんなことにも慣れてしまった。上からの「今日ボコボコにされろ」という言葉にも二つ返事で了解できる。

 だが、今日の試合への俺の意気込みはいつもと少し違った。


「遅くなっちまった。悪い、待ったか」

 車が過ぎたのを確認して、アーロンが道路を横断してこちらにやってくる。彼はTシャツにジーパンのラフな格好だ。ちなみにアーロンは冬の寒い日でもTシャツの万年シャツ男である。今日の彼のTシャツはアーロン自身のキャラクターTシャツだ。

「いや、問題ない。ともかく用事を済まして飯にでも行こう」

「今日はいつも通りお見舞いするだけじゃないんだろ。どこに行くんだ、いったい」

 アーロンと俺は同じ時期に入団した同僚だ。現在ストーリー上では、お互い抗争が続いていることになっているが、もちろん仕事とプライベートの区切りは出来ていて、今も仲の良い友人である。あんなことがあった次の日にも俺に付き合ってくれている。

 ちなみに先程アーロンが言っていた見舞いというのは俺の妹のことだ。妹とはいっても血は繋がっていない。5年前に父が日本から帰ってくるときに連れてきた女の子で当時は十三歳だった。来た当時から病弱な子で、何度も入退院を繰り返している。捨てられていたのだろうか、しかし父は詳しいことは何も語ろうとしなかった。

「プレゼントを買いにいく。今日はちょっとしたパーティをするんだ」

「……ああ、お前の卒業記念パーティか」

「それはパーティを開くようなことじゃないだろう……。ミキももう十六歳。三年間がんばってやっと医者から初めての良い知らせだ」

「おおっ!それは、つまり完治したってことか?」

「完治ではないんだがな、今まで不安定だった容態が安定して完治するのも時間の問題だとよ。あいつの病院生活もこれで終わりということだ」

「なんにせよめでたいことには変わりない。買い物をして早く行こうぜ」


 ニューヨーク中心街のとある病院。そこの五階で窓から人通りの多い通り(ストリート)が眺められる病室に彼女、ミキはいた。普通よりも良いこの病室に彼女がいられるのも、兄である人気プロレスラーの稼ぎがいいからだ。ダスティンはこの血の繋がっていない妹をずっと気にかけている。別にダスティンが特別人情深いという訳ではない。ただ彼女の雰囲気は接する人々になんとも言えない気持ちを抱かせる。そんな不思議な少女を放っておけなかったのかもしれない。

「ミキ入るぞ」

 部屋をノックして一声かける。俺は中からの返事を待たずに扉を開けた。それは妹だからという気の許しからでなく、彼女がどうせ返事をしないからだ。

 窓側のベッドまでいくとミキは体を起こして窓の外の景色を眺めていた。いつもこの()はこんな風に外を眺めたり、日本語の本を読んだりしかしない。部屋には大きめのテレビを置いているのに、それを使っているのを見たことは一度も無い。

「窓の外は今日も平和だったか、ミキ?」

ミキはこちらをゆっくりと振り返り、いつにも増して冷めた目つきでこちらをみつめてくる。彼女には珍しく怒りが瞳に映っている。

「窓の外は平和でした。この病室と貴方の頭に比べれば、随分と。ファンのボーナムさんが一日中騒いでたわ。いったい何をしてるの」

「おっと、それはもしかして昨晩のことか?あちゃー、テレビを見ないから、あらためて俺から話せると思っていたんだがな。そうかボーナムさんがいたか」

「話なんて聞きません。部屋から出て行ってください」

「いや、今日はどうしても報告しないといけないことがあるんだ。それについてもきちんと後で話すから。まず今日報告することは二つある。嬉しい報告と残念な報告の二つがあるんだが、どっちから先に聞きたい?嬉しい方?分かった、じゃまず嬉しい方から。俺ももう勤めて五年…ついにこの厳しい職に終止符が打てました。長らくの応援まことに……え、嬉しいことじゃないって?いや、俺からしたら結構嬉しいんだが…まあいい。じゃあ、次は残念な話だ。あまり喋らなかった君が友達を作った矢先で悪いんだけど…あー…悪いんだけどこの病院から出て行かなければならなくなってしまった」

「……え?」

「残念だけれど今日で退院ということだ。もう入院することも無いだろう。いやー本当に残念だ。残念残念」

 彼女も俺の言葉の真意がわかったようで、疑問そうな顔から少し嬉しそうな顔になる。それでもクールを装った顔をするのが彼女らしいところか。

「おめでとうミキ。ボーナムさんが手伝ってくれるはずだから荷物をまとめておきなさい。俺は担当医の所に行ってくるから。早く帰らないとアーロンが今ごろ首を長くして待ってるぞ。痺れを切らしてお前のケーキを食べちまいかねない」

 ボーナムさんがドアをノックする音が聞こえたので、俺はもう一度ミキに微笑みゆっくり席を立つ。入れ替わりに入ってくるボーナムさんにミキの手伝いをよろしくと言い、部屋のゴミ箱から満タンに溜まったゴミ袋を持って部屋を出た。

 医師の部屋に行く前にごみを捨てる必要があったので、少し遠回りをしつつもゴミ捨て場によった。ごみを捨て、待合室の前を通りかかったとき一人の女性から肩を叩かれ振り返ると見知った顔がいた。

「ここにいると思った。話がしたくて探してたんだけど立て込んでるみたいね」

「ジャンナ……。昨日のことか?話を通してなくて悪かったよ」

「そんなこと言って、私の耳に入ると面倒だからあんな時間に来たんでしょ。……まあいいわ。明日にでも改めて話をしましょう。明日はだめなんて言えないはずよ。明後日以降貴方と話せないだろうから?そうでしょう」

 何故か俺の明後日の予定を知っている。確かに明後日以降会えない。

 彼女は懐から愛用の手帳を取り出してそこに何か書き込む。

「明日の午後七時にアガサで。時間に遅れないでね」

 手帳を閉じたときそこから紙が一枚落ちたが、彼女はそれに気付かず(俺も呼び止めようとはしなかったが)行ってしまった。拾い上げたそれは、昔団体の結成時に皆で撮った写真だった。裏には彼女のものでは無い字で『親愛なるジャンナへ』と書いてあった。

「エイムズさん。なかなか来られないので探しましたよ。今の方はミキさんのお見舞いですか?」

「あ、先生。すみませんお待たせして。あと、今のは職場の上司です。昔からどうも好きになれない奴なんですよ」


 医師との話が終わると俺は一度病院の外に出た。医師の部屋の近くに「院内での携帯電話の使用は禁止します」と書いてあったからだ。院を出てすぐに喫煙所があり、そこのベンチに腰掛けて携帯を取り出した。

 かける相手は携帯の短縮の0番。

「はい、ボガードだ。ダスティンか?」

「お前ジャンナに何話してんだ、コラ」

「うおう。何だよいきなり、ってジャンナ……副会長のことか?何だよお前もう会ったのか。あーほら、お前昨日すぐ帰っただろ。番組を見てとんで来た彼女に残ってた俺が捕まった訳さ。洗いざらい吐けって言われたから、お前が一昨日話してたことをそのまま伝えたんだよ。けどまあ確かに無駄なこともいった気がしないでもないか」

 電話の向こうから食器の擦れる音がしている。この最中も食事の準備をしているのだろう。

「はあ、まあいい。話は後で聞くから、そのかわり準備を頼むぞ」

 電話の向こうから「おう」と聞こえてから電話を切った。よほど準備に集中しているのか意識が向いてない返事だったが、それほど真面目にやってくれているのならば大丈夫だろう。俺は急ぎ足でミキの病室にむかった。


 ★


「おっ、来たね~。5分前に準備が終わってね。いやー時間ぴったり。まってたよー。ご飯出来立て、良かった良かったー。あっミキちゃんもお久しぶり。退院本当におめでとう」

「あっ…えっとアーロンさん。あ、ありがとうございます」

 アーロンは俺たちをリビングに通した。テーブルの上にはたくさんの食べ物。三人で食べるには少し多すぎるくらいである。飲み物を注いでいたアーロンが少し遅れて着席するのを確認すると、改めて立ち上がって両手を挙げて話し出す。

「はい!では、ただいまからミキちゃん退院&ダズの失職祝いのパーティーを始めたいと思います。ぱちぱちぱち」

 手は叩かず口で言うだけの拍手。ミキはため息をつき、俺は苦笑い。

「ありがとうアーロンさん。ここまで良い準備をしていただいて本当にすみません。この人がいつも友達だって言って、それ以上のことをさせるんですもの。あと、お兄さん。失職に関しては全然喜ばしいことと違いますからね」

 俺は笑いながらアーロンと自分のグラスにワインを注ぐ。

「ミキも飲むかワイン、なかなかいい奴を買ってきたんだぜ」

 ミキが反応する前にアーロンが未成年だからやめろ、と俺の頭を軽くはたいた。こんな風にふざけるのも、単純に家族と食事するのも随分と久しぶりのことだった。


 ★


「遅かったわね。もう6時50分よ。レディを一時間も待たせるなんて甲斐性が無い男」

 イタリアの本格家庭料理店『アガサ』。イタリア出身のジャンナ行きつけの店で二日に一回は来店しているらしく、ジャンナの名前で付けが利いたりする。ちなみにアガサとは店主の娘の名前らしい。

「普通、『今、来たところ』じゃないのか。ていうかそんな前からいたのかよ」

「ふふっ…冗談に決まってるでしょ。そんな前から待つなんて、遠足の前の日の子供だってしないわ。十分前に来てワインを飲んでいたの。一杯どう?『コッリ・エウガネイ』デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータワイン(Denominazione di Origine Controllata:通称DOC.統制原産地呼称ワイン。元々はイタリア産ワインの最上格に位置付けられる分類であったが、1984年にさらに上位の DOCG が設定された)の一本よ」

「要するにイタリアの美味いワインってことだな。遠慮なくもらうとしよう」

「そんな簡単にまとめないで欲しいわね。こだわりがあるのよ、こっちにも。まあ、貴方みたいながさつな人に言っても仕方の無いことだってわかってるけどね」

 ジャンナは呆れ顔をして店主を呼ぶ。メニューは見ていないが食べるものを幾つか頼んでいるようだ。ようだ、というのは彼らがイタリア語で会話するため、確証が無いということだ。もう少し詳しく言うとここには何度も来ているから、彼女が注文しているということは聞き取れるのだが、商品名を知らないため食べ物を頼んでいるかどうかがわからないのだ。

「がさつとは言いようだな。これでも仕事では技の技術力(キレ)が売りだったんだぞ。繊細な魔術師(スレンダーマジシャン)とは俺のことよ」

「ハイハイ、痩せ細った魔術師ね。あんたその芸名でやってたら絶対に売れてなかったわよ。『ザ・ファング』って名前は私が付けたんだから、あんたが売れたのも私おかげなんじゃないの?って、どうでもいいわ、今更よ。どんなに売れていたって辞めてしまったんだから関係ないわね。そう、今日はそれについて聞きたいの、わかってはいると思うけど」

 ジャンナが二杯目のワインを注ぐ。だがグラスを持ち上げただけで口は付けない。

「ねえ、何で急に辞めたの。まだ五年目でこれからだったじゃない。カルヴィンの人気が落ちたり、スタンレーがレギュラーメンバーに加わったりはしたけど、五年前からその地位を変えず維持してきたのはアーロンと貴方だけだったのに。どうして?」

「おいおい仕事くらい好きに辞めさせてくれよ。ここは自由の国だぜ。それに上にも話は通してやったわけで、ゲリラってことは無いんだから別にいいだろ。それとも何だ、お前に言わないといけない義務があるのか?」

 ジャンナは溜息をつき、持ち上げて傾けたままにしていたワインに口をつける。すべては飲み干さず半分ぐらい飲んで置いた。

「別によっぽどプライベートなことなら聞かないわ……。けれど、これは義務とかじゃなくて五年来の友人として聞かせてもらいたいの。貴方のことだからアーロンにだけは全部話しているんでしょうけど、それならどうして私には……!」

「わーかった、わかったから。ハァ…興奮しすぎだ」

 そこで店主がジャンナの注文した料理を持って来る。皿には数個の揚げ物。

「……少し言い過ぎたわ。これ、オリーヴェ・アスコラーネ。オリーブの中に肉を詰めて揚げてあるの。食べていいわよ」

「……いや…すまない。確かにお前にも言わないとやっぱりいけないな。……一つもらうぞ」

「……ええ」

 ジャンナの頼んだ、ちょうど一口サイズのオリーブ何とかを口に入れる。サクサクとした食感がなかなか美味しい。

「美味しいでしょ。母が子供の頃よく作ってくれたわ」

「ああ……確かに美味い」

 口の中の物を飲み込んで軽く息をつく。

「――――――じゃあ…辞めた理由についてだったな」

 ジャンナのごくりと唾を飲む音が聞こえた。


 ★


「ん?お兄さん遅かったんですね。食事は?」

「あー……一時間くらいのつもりだったんだが、すっかり遅くなっちまった。流石にもう飯は食ったよな?本当すまんなー。ごめんなー」

 会話は成っているが自分でもかなり酔ってるのがわかる。正直、目の前はクラクラとゆれ、足取りもおぼつかない。

「お兄さんもしかして…酔ってるの?」

「あー……そうみたいだー。ごめんなー」

 ミキは小さく溜息をつくと、隣に立って肩を貸してくれた。

 ちょうど横にミキの顔があった。その顔から東洋人の雰囲気は感じられない。白人ばりに白い肌と、線のきれいで整った顔立ち。抱えられた腕に少し力を入れると、簡単に壊れてしまいそうなほど華奢な肩。この子は昨日まで病院にいたんだ、と思い出した。それが理由では無いが、不意にこの少女に担がれている自分が許せなくなり、手をどけ一人で立ち上がった。少し酔いが醒めた気がした。

「あれ?お兄さんもう大丈夫なの?」

「あー……うん。大丈夫。悪いけど飲み物を持ってきてくれるか?」

 フラフラと歩きながら何とかリビングのソファに腰掛ける。テレビをつけるとクイズ番組が放送されていて、見たことのあるタレントが頭を抱えて必死に考えていた。

「コレは②番だろ……」

 簡単なクイズがわかるくらいには意識がはっきりとしてきた。

「はい、お兄さん。コーヒーでよかったですよね」

「あー悪いな。おおっと、ちょい待ってくれ」

 コーヒーを置いて何処かへ行こうとするミキを呼び止める。

「何ですか?」

「ちょっと大事な話だ。座ってくれ」

 部屋にはソファが一つあるだけだから、座れといわれたら必然的に隣ということだ。

「まず、お前の部屋に何も無かっただろう。俺の部屋もだ」

「それ気になってたんですけど、どうして?」

「アーロンには散々先に言っておけといわれたが……。急ですまん。先に謝っておく」

 突然の謝罪にミキは驚いている。意味が分からないと言った顔だ。

「実は…………引っ越すことになりました」

「えっ?随分いきなりですね。別に謝るほどのことじゃないですけど、って何処なんです?」

 きっとコレを言ったらミキは怒るだろう。謝っても許さないと言うに違いない。けど……。

「日本……君の故郷へ」


 アガサのカウンター。ジャンナはいまだそこにいた。彼女の傍らには数本の空のワインビン。これらはすべてダズが帰ってから頼まれたもの、つまり彼女一人で飲んだものだ。

 店はとっくに閉店の時間である。だが店長は机に突っ伏して座っている彼女を無理に起こそうとはしなかった。

「……うぅ」

 彼女は薄く目を開けて一言漏らした。

「本当は一時間前から待ってたんだ……貴方は…やっぱり……遠い――――」

 そして酒と幻想で彼女が作り出した温かい腕に抱かれ眠った。

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