合コン前の女子会
待ち合わせ場所には、2人の女の子が来ていた
奈美「あ!きたきた、葵陽ー」
朝顔「奈美、お待たせ!」
奈美「んで、この子が燈?よろしく、うちら二人とも、葵陽と同中」
琉月「琉月·······よろしく」
奈美は、語尾が少し上に上がる、昭和のギャルのような、喋り方をしていた
琉月は、少しだけ物静かだ、人見知りみたいな感じがする
燈「水無月燈です、よろしくお願いします」
奈美「何で敬語なの?うけるっ」
燈「つい」
燈は、朝顔以外の女の子とは、あまり喋らないので少し緊張していた
奈美「てゆーか、葵陽から、彼氏が欲しいなんて連絡、初めてもらったから、急いでセッティングしたんだよ?」
朝顔「ありがとう、奈美、本当にいいやつぅー」
奈美「照れるなッ、そんなに褒めるなら、アイス奢ってよね?」
朝顔「OKOK、シングルにしてよね、私金欠だから」
奈美「金欠ぅー?葵陽が?珍しい、バイト人生まっしぐらな感じなのに?」
朝顔「ま、色々あってね、最近」
燈は、朝顔が、バイトに行けない理由を知っている
最近修行以外は常に一緒にいるからだ。
妖怪とか、神とか、彼氏とデートとかで、そりゃあ、バイトする暇もないだろうなぁーと、後ろで見ていた
葵陽と奈美は、二人で並んで久々なのか盛り上がっていた、私は、琉月の隣を少し離れて歩いた
琉月は、ギャルではなくて、普通の女の子だった
奈美って子に無理やり連行されたのかな?と燈の妄想が膨らむ
奈美「燈は、彼と付き合ってどんぐらいなの?」
燈「え?えーっと、んーと、ん?分かんない」
朝顔「確か、修学旅行の時には、付き合ってたわよね?二学期始まった頃は、まだだったはず、鬼嫁とか言って噂はされてたけど、で、今はもうすぐ11月だから、2.3ヶ月ぐらいじゃない?」
燈「朝顔さん?何でそんなに詳しいの?」
朝顔「2人が面白すぎて影で見てたからよ」
奈美「何それうける」
琉月「彼氏がいるのに、合コンに行くの?」
燈「·····行くのと言うか、無理やり·····」
琉月「無理やり、なのに、気合い入ってるんだ?」
燈「これも、無理やり·····」
琉月「??よく分からないけど·····」
燈「私も分かってない·····」
琉月「流れに身を任せるのね」
燈「う、うんそんな感じ」
この子人見知りだと思ってたけど、普通に喋るんだなーと、燈は、普通に女子の会話を楽しんでいた
一方その頃、三葉と四葉は
天狗堂で最高な休日を過ごしていた
天狗堂の山奥には、温泉があり、その温泉に3人は浸かりながら、お酒を飲んでいた
烈も久々に仕事が早く終わって安堵していた
これも四葉の事務仕事が、スピーディーだったお陰だ。
烈「2人はいつまで、ここに居てくれるんだ?」
四葉「どうしようかな?でも、ここいいよね、ゆっくりできる、うるさいのも居ないし」
烈「はは、うるさいのって燈だな?」
四葉「そう、燈はさ、本当にうるさくて、ゆっくり出来る暇も与えてくれない、学校に行ってる時は静かだけど」
三葉は、無言でお酒を嗜んでいた。
四葉「兄者?さっきから黙ってどうしたんですか?」
三葉「いや、、少しな、寂しくなってきたなと思ってな」
四葉「え!」
四葉は嘘だ!と言う顔をする
烈「三葉様は、燈の父上的な感じだからな、離れると寂しいのだろ?」
三葉「そうだな、ここまで離れたことは、うん、ないな、、」
四葉は、目を閉じて、燈が今何をしているのか、見てみようとしたが、前みたいに千里眼が使えなかった
四葉「前は見えたのに、今は見えません」
三葉「ん?何の話だ」
四葉「前に、燈が円の中に閉じ込められた時です、その時は千里眼で様子が見れたんですが、今は見れないんです」
烈「あの時か、、すぐに助けが来て、驚いた·····」
烈は自分が燈を連れ去った事を思い出して、お酒をゆっくりと飲む
三葉「まぁ、見えぬと言うことは、楽しく過ごして居るんじゃないか?」
四葉「そういう事ですね」
烈は、この2人の事を見て、燈を思い出し
お父さん、燈、弟か、、と頭で連想しながら、またお酒を飲んだ。




