燈が見た不思議な夢は、考えるのをやめておいた
薄暗い靄の中
佐丸と、座敷わらしは歩いていた
綿「私たち死んだのよね?ここ、どこを歩いているのかしら」
佐丸「中々辿り着けないな……」
佐丸は、座敷わらしを自分の方に寄せる
随分長く歩いているが、2人は疲れない
その事も不思議に思っていた
お腹も空かなけければ
足も疲れない
ただ、ただ歩く、薄暗い靄の中を
光が刺して、2人は目を閉じる
「迷える妖怪よ、僕はロキ、さぁ、ここの扉を開いたら、2度目の人生が、始まるよ?」
2人は困惑したが、その先は、扉しかなくて、引き返そうにも、道がなかった
綿「そこしか選択肢は無いって事ね」
佐丸「お前は誰だ」
「僕は北欧の神、ロキだよ、覚えておいてね、いずれ会うから」
2人はゆっくり扉を開けたーーーー
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燈は、ゆっくり目を開けて
ゆっくりと起き上がった
燈「今のって??何?」
燈は少し考えた、少し考えたが、朝から考えるのがたるいので、すぐ考えるのをやめた
燈「あーー、あちこち筋肉痛痛い!お母ーさん湿布ない?」
燈は大声で母を呼ぶ、筋肉痛で動きにくいのだ
扉を開けて母が入ってきた。
母「はい、湿布、どこ?ここね」
母は容赦なく、冷湿布をバシッと貼る
燈「痛いって」
母「その方が目も覚めるでしょ?早く用意しないと遅刻するわよ」
母は、静かに笑いながらキッチンに戻って行った
燈の筋肉痛の理由は、天照大御神の修行だ
昨日から、ロッククライミングを登らされている
しかも、落ちたら、花に飲み込まれるという、罰ゲーム付きだ、崖の上で、ミコトと天照大御神は、優雅にお茶をしているのだ
最アンド低だと、燈は思っていた。
ロッククライミング中に、朝顔から、イヤリングの通信気で、惚気話を聞かされるし
惚気話は聞くけどさ、だって聞かないと、宿題写させてくれないんだもん
渉とは、寝る前に電話して
朱雀とは会ってないけど大丈夫なのかな??
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朱雀は、正座をしながら、朝ごはんを丁寧に、烈と食べていた。
烈「学校とやらは、行かなくていいのか?」
朱雀は、橋を置く
朱雀「そろそろ、行かないとやばいです」
烈「だろうな、この、天狗の羽を貸してやろう」
烈は宝箱のような箱に閉まってある、羽をとりだした
烈「これをつけると、人間でも、天狗の羽が生えて空が飛べる、ここからでも通えるだろ?」
朱雀「!!ありがとうございます、烈さん」
烈「うむ、勉学にも励まないとな?」
朱雀「はい!」




