夢の中だけのロキとの時間
渉は、四葉に説明してから、眠りについた
四葉は、渉のクローゼットの中に、自室を移したので、そこで寝泊まりしている
四葉の自室は、神気の空間になっていて、そこの部屋から三葉の部屋、スクナの部屋、神の国まで行ける
優れたエリアだーー(三葉が神気で改造)
渉が眠りに着いてから
夢の中で、ロキの姿が現れるーー
ロキ「珍しいね、渉から呼び出しなんて」
ロキは、リンゴを齧りながら木の上に腰をかけていた
渉はロキを見上げるーー
「ちょっと厄介な事がありまして」
ロキは、木の上から、地面に着地した
「?厄介な事?」
「はい、あの、ロキ様、ロキ様は、妖怪を人間に転生できる能力があるんですか?」
ロキは全てを知ってるかのように笑った
「僕はね、運命を司るノルン三姉妹にも深く関わったことがある、北欧の神だよ、そんな事ぐらい、このリンゴを食べるよりも、容易いことさ」
「??」
「神凪時雨に、会ったんだね渉」
「はい。ロキ様に選ばれたとか言ってました」
「ははは、彼なら言いそうだね、納得。」
「選ばれし者ってどういう意味ですか?」
「それは、時雨が勝手に言ってる事で、僕は転生させた、ただそれだけ。」
「毎日夢で話している事は」
「あれも、時雨の妄想ーーー、つまり、僕は渉、君を選んでいるつもりだよ、北欧の入口を塞いでって頼んだよね?」
「はい、このグラッドシエルヒーラーで」
渉は、弓矢を呼び出したーー
「この僕が、元妖怪に選ばれし者だよとかって言うと思う?ちゃんちゃらおかしいね」
ロキは少しため息を着いたが、まぁいいかと言う顔をして渉の目を見た
「渉、彼には気をつけた方がいい」
「え!?」
「選ばれし者とか言う奴は、大体頭がおかしいと、僕は思ってる偏見だけどね。」
(あれ?俺もそう言えばロキ様に会った時、そんなような事を言ったような……)
渉は、ロキに言われて、本気で恥ずかしくなり、もうその言葉は言わないでおこうと、胸に閉まったのだーーー。




