渉と燈の恋人らしい事
燈が学校に着いたのは、1時間目後の放課の時だった
教室に行く前に、職員室に寄ると、反省文の紙を渡されたので、早速自分の席について、書いていた
反省文 水無月燈ーー
遅刻した理由につきましては、メロンパンを噛りなが全力ダッシュがキツくて、ゆっくり食べてから行こうと思ったからです。
燈はニヤリと笑い、反省文を書き終えた自分に満足して、「よし!!」と、言っていたら、朝顔が反省文を覗きに来て
朝顔「……やり直し」
燈「はぁ?何でよ本当の事だよ?」
朝顔は、呆れた顔をする
渉と朱雀も燈の周りにやってきた
朱雀「寝坊か?燈」
燈「そうなのよね、お母さんが起こしてくれなくてさー」
渉「じゃあこらからは、俺が毎日モーニングコールしてやるよ」
燈「え、それはいい、毎日はうざそうだから」
彼女なら、毎日して欲しいと言うだろうと思って、提案したのに、いつもの如く断れて、少しフリーズした
朱雀「ははは、渉断られるのダセー」
渉「うるさいぞ、燈のパンチで泣いて帰った朱雀君」
朱雀「それネタにすんなって!」
燈はそんな男達の会話は、どうでもいいと思い反省文を書き直す
燈「時空の扉を開けたら、異世界に飛んでしまい、色んな敵を倒していたら、遅れました、以後気をつけます」
燈はその反省文を持って、朝顔に止められる前に職員室に行って提出したら、案の定怒られ放課後の草むしりを罰として受けることになったーーー
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放課後、草むしりをしてたんだけど
渉も手伝ってくれて、早めに終わったので
久しぶりにデートらしい事をしている
これが放課後のデートと言うやつかと
燈は、そんな事を思いながら
手を繋いで、河原沿いを歩いていたーーー
燈「ねぇ、こないだのさ、水族館のデートやり直ししない?今度はさ2人で動物園とか」
燈はカップル交換した事を、少し気にしていた
渉「動物園かいいな、日曜日でも行く?水無月バイト休みだろ?俺も休みだし」
燈は、渉の神社で巫女のバイトをしていて
渉も、家の手伝いで、バイトの料金をもらっている
燈「やったぁ!寒くなる前に動物園♩私お弁当作ってくね」
渉「マジ?それはメチャ嬉しい。」
渉は付き合っている実感を噛み締めていた。
最近、妖怪バトルや、神バトルで、付き合っているのに、恋人的な事をあまりしていないからだ
燈「あんまり期待はしないでね?料理は簡単な物しか作れないし」
渉「彼女の手料理食べられるって、俺は幸せ者だな」
燈「ふふ、何それ」
燈は静かに笑った
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燈は、押し入れをバッと開けた
「トンカツ!チキン!これ味見して」
綺麗に巻けている卵焼きを、トンカツ達に差し出す燈
三葉「お!美味そうに出来てるな」
四葉「燈にしては、中々いいじゃ……」
2人は食べた瞬間無言になった
燈「美味しい?」
美味しいと言えと、圧をかける燈
四葉「くそまずい」
三葉「どうしたらこの味になるんだ?卵焼きだぞ?」
燈「え?美味しくない?私的には美味いと思う、うげぇー」
燈も食べてみた確かにクソまずい
自分の料理センスのなさに、少しだけ落ち込んだ
まぁいっか!と、この卵焼きを弁当箱にいれると
全力で止められた
燈「ちょ!何すんの!!」
四葉「やめろ!燈!渉が死ぬ」
【バチン!!】四葉の頬は思いっきり、燈の手のひらがクリティカルヒットした
燈「あ、ごめん、つい」
四葉「兄者ー燈が叩いてきたー」
三葉「……正論な意見だぞ、燈、それでビンタすは……」
燈「卵焼きと、ウインナーとおにぎり頑張ったんだから、渉喜んで食べてくれるでしょ!」
三葉「渉の事だから無理して完食するとは思うが、渉……」
三葉は、渉を想い合掌する
四葉は、本当に不憫な渉だと、腫れたほっぺを抑えながら、燈に対してブツブツ文句を言う
燈「じゃあ!行ってきます!!」
燈は、切れていたが、時間を見て間に合わないと思い、2人を放置して玄関をバンと、勢いよく閉めて、出かけた。
燈「渉、お待たせ」
燈は、笑顔で彼の元へ到着した、いつもと違う制服じゃない燈に、渉はドキドキしている
燈は少し大きめの薄いピンク色のパーカーを着て帽子は黒のニット帽、デニムのスカートと、ハイソックスの黒色でスポーツシューズを履いていた。
渉「可愛い」
渉は、すぐに燈を抱きしたが
燈「ちょ!やめて!」
燈が、嫌がり渉を退かせた
渉「可愛くてつい。」
渉の服装は、シャツに、茶色カーディガン、ヴィンテージのジーパンだ。
燈「…///もう、行こう?」
渉は、燈が持っていたお弁当を、何も言わずに持って、燈の手を取り、2人は動物園へ向かった
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~動物園~
燈「動物園って久しぶりだなー!」
渉「俺も凄い久しぶりだ、楽しみライオン見たいなぁ」
燈「ライオンかぁー、私は馬に乗りたい!」
渉「じゃあ先に馬に乗ろうぜ」
燈「あ!待って、いちご飴売ってる♡」
渉「ははは、じゃあ買ってきてやるから、そこで座って待ってて?」
燈「え!?本当?やったあー」
燈はベンチに腰掛けた
こんな風に誰かと動物園に来る日があるとは
思ってもいなかったから
すごく暖かい気持ちになっていて
身体までポカポカしていた。
その光景を、木の影で誰かが隠れて見ているーーーー
燈「馬も乗ったし、ライオンもかっこよかったしーそろそろお昼にする?」
渉「そうだな12時過ぎか、遊園地の方で食べようぜジェットコースター乗りたい」
燈「そーしよ♩」
(凄い恋人っぽいデートしてるのに、視線感じるんだよね、これは、気の所為、これは気の所為、振り返っちゃダメ、見ないようにしよう)
と燈は今のデートを思い切り楽しむために、自分でいい聞かせていた。
渉の念願の燈のお弁当タイムが始まった
テーブルの上に、並べられたのは
お弁当箱と、水筒、お手ふきだ
お弁当の中身ら卵焼きと、たこさんウィンナー
たこさんウィンナーの足が、ちぎれかかっていた
燈「頑張って作ったの♩おにぎりも、作ったよ、2個ずつね、中身は鮭♩」
渉「うまそーーー!頂きます!」
渉は、おにぎりを食べて美味いと思った、愛情が込もっているからだろうと、幸せを感じながら食べ進める
卵焼きを食べようとした、その時だった
「おい、水無月燈、神木渉」
燈「はぁ?誰?」
渉「水無月、無視しろ、無視」
無視は出来ないのは、分かっているが、知らない人に名前を呼ばれている、訳が分からないが
渉はデートをぶち壊されないよう、必死で止めたが
燈のイライラは止まらなかった。
「お前が四季座の管理者になった人間だよな」
燈「……あんたも人間よね、何で四季座の事知ってんの」
「正確には、元妖怪で今は人間だ」
燈渉「「はぁーーー????」」




