表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
欲望  作者: 虎司
4/5

4輪環2


「シャワーは浴びていかないのか?」

「あぁ、急いでいるんでな。」

「あんな、とこで引っ掛かってるからだろ。」

「はははっ、」と、笑いながら、「あぁ、」と。

「ごくろうさん。」の、声に送られて、

 出て行った。

数百ほど歩いた先のアパート。

その中に男の部屋があった。

トラックから下ろした荷物を放り込むと鍵の束を掴む。

直ぐに地上の屋根の下でキーを差し込んだ。

「ほんとに急いでるんだな。」

事務所の外で

バイクの音を聞いて話していた。


男は部屋へ入ると片付けていた、

時間を機にしている。

埋立地にポツンとアパートが立っている。

大型バイクが停まっていた。

早すぎるか、

ぐるぐると埋立地を走ってみる。

コンビニまで戻っておにぎりやら飲みものやらを仕入れてきた。




俺の音を聞いたのか男が降りて来た。

Tシャツに短パンのラフな姿、

「待たせたな。」

「入ってくれ。」

俺を抱える様にして入っていく。

エレベーターで昇っていく。

「見晴らしだけは良いんだ。」


換気扇を回した。

折り畳みのテーブルが見えた。

部屋の中ほどで分ける仕切りを開け放った。


殺風景なほどの部屋。

カーテンは開け放たれていた。


「何か喰うか?」

「直ぐにやるか。」

男は俺に絡み付いて(まさぐ)ってくる。

男の舌が俺を割って入ってくる。

男の手は伸びている。

「もう、ガチガチだな。」

引き抜いた舌が再び入っていく。

二つの舌は絡み合っている。


「脱げよ、全部。」


股間は、粘り付いて乾いている。

「いいねぇ。」

俺は押し倒されて、

押し付けられてた。


ねっとり腰を動かしている。


押し込んで、痙攣した。

『止められない。』

ズズズ、と引き攣らせながら

俺の中に溢している。

「うふぅ。」

「まだ出したくなかったんだがなぁ。」

「漏らしちゃったよ。」


「たまらんなぁ。」




「飲むか?」

男はビールを片手に飲みながら聞いている。

「ちょっと休ませてくれ。」

男はベッドに戻る。

男の身体から溢れたでる何処の男の物ともわからないザーメンと汗の(にお)い。

いま、ここにいる、男と男の匂いは新鮮に混ざり込んでいる。

男は寝息を立て始めた。

時々いびきが混じってくる。

男も釣られて寝ていた。

「飲むか?」「ビール?」


「これからが本番よぉ。」

「腹、減ってるだろ。」

「なんか食えよ。」




「始めるぞ。」

「いいか。」

「両手を出せ、」「こうだ。」

怪しくパイプが組まれている。

男はそれを見ただけで堅くしていた。

キングサイズと言うのかデカいベッド

ジムで見る様なフラットベンチ

壁際にはセックストイが並んでいる。

いやらしハーネスにパンツ。

そしてロープも、チェーンも。



海から風が部屋の中へ入ってくる。

男は缶ビールを流し込んでくる。

窓は開け放たれて

俺は海に向かって吊るされている。

 どどっどどっどどっ

独特のエンジン音が聞こえてくる。



「」








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ