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大穴

またくだらないものを書きました。

 大穴がある。

 大穴は大きい。偉い人曰く、100メートルもあるそうだ。

 大穴は深い。偉い人曰く、底が知れないそうだ。

 大穴は強い。偉い人曰く、大穴は岩盤でできており土砂崩れどころか削ろうとしても削れないそうだ。

 人々は大穴にゴミやいらない土砂を放り込んだ。


 大穴がある国の偉い人は、大穴まで直通の広い道路を作り工業を推し進めた。

 大穴のある国の民は、大穴の周りに店やホテルを作り観光地にした。


 ある時、死体を捨てる人が増えたり、貴重な物質があるにもかかわらずなんでも投げ入れる人が増えてしまった。どころか、飛び降りする人まで増え、国は一般人が大穴に近づきすぎるのを禁止した。

 それでも大穴に飛び込む人、投げ捨てる人はいくらでもいた。

 困ったことに、いくら捨てても大穴は底が知れなかった。

 そこで大穴がある国の偉い人は、核燃料など危険なものを大穴に捨てて処理する提案を世界中に発表し、一般人が近づけないよう警備を敷いた。

 

 警備が敷かれて以降、一般人が来なくなり観光地でもなくなったが、危険なものを安全に捨てれるため世界中から危険物が運び込まれ大穴に放り込まれた。捨てるのにお金をとっていたため国は裕福になり、国民は働かずにお金がもらえたので誰も文句を言わなかった。



 ある日、大穴は塞がっていた。

 世界中が大混乱した。大穴ができて以降、核の廃棄システムも毒物の処理システムも使わなくなっていたので、ほとんどの国がシステムも場所も無くなっていたのだ。

 今日大穴に捨てるはずだったゴミはどうするんだと、元大穴の上にゴミが山のように積もり世界は混乱した。



 ところで大穴

 「人間め、最初はいろんなものを放り込んでくれたから口を開けていたら、ここ最近は同じような物質ばかり放り込みやがって。もう核は食べ飽きた。まぁ、腹もいっぱいだし一眠りするか。おっと、かなり食べたからトイレを済ませておかねば」

 

 世界どこか、大穴のあった真反対。

 突如大きな穴が開き、そして

実は恋愛もの好きなのでそういうやつ書きたいですね。

p.s.紙に適当な黒丸を3つ置くと顔に見えるのをシミュラクラ現象という

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