苦しんでいるあなたへ
生きることに疲れてしまうときがあるかもしれない。
何もかも止めたくなって、放り出してしまいたいときがあるかもしれない。
学校も、仕事も、人と関わることすべてが煩わしくて、苦しくて、どうして自分は生きているんだろうと、嘆いてしまうときがあるかもしれない。
でも、私はそんなあなたに、それでもいいんだよ、と言いたい。
赤の他人が何を言っているんだと思うかもしれない。
私の苦しみの何がわかるんだと、勝手なことを言わないでくれと、言いたくなるかもしれない。
確かに、私にはあなたの苦しみの少しも、感じることができない。
側にいることもできない。
それでも、名前も知らないあなたが、何処かで誰にも言えず、一人で苦しんでいると考えたら、悲しい。
だから、私はあなたのためにできることをしたい。
そして今、私にできることは、あなたに生きていて、と言うこと。
生きていてほしい。
生きてさえいてくれれば何だっていい。
ダラダラしてもいいよ。サボってもいいよ。休んだっていいよ。
とにかく、今は生きていて。
明日は必ずやってくるから、なんて言わない。
明日が苦しくない保証なんてどこにもない。
苦しみは続くかもしれない。その暗闇から抜け出せるのはいつになるのか、
私にも、あなたにだって分からない。
それでも死ぬことを、生きることを諦めてしまうのを、抜け出すための道にしないでほしい。
死んでしまったら明日も来ない。後悔もできない。
生きていれば気づくことができる大切なことを、失ってしまうかもしれない。
だから、どうか、明日も生きていてほしい。
これは、私の願いです。