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恋愛もの

青春初心者の夏

作者: 腹黒ツバメ



〈青春初心者の夏〉



「夏だ!」

 燦々と照る太陽の光を反射して美しく輝く水平線に向かって、車窓から溝口(みぞぐち)さんが叫んだ。

「海だ!」

 すると、まるでその言葉を予期していたかのように、絶妙なタイミングで、俺の傍らに座った一治(もとはる)が続ける。

 今年初の海水浴、当然俺もテンションの昂ぶりが抑えられない。ふたりの大音声を真似ようと意気揚々と深く息を吸い込み――、


「クラゲだー!」


 直後、波打ち際から悲痛な嘆きが届いた。

 電車の自由席に向かい合って座る俺たちの間に、微妙な空気が広がる。ま、まあお盆過ぎだし、ね……



 さて、俺たちがそんな時期外れの海へ訪れたのには、ちょっとした経緯がある。

 きっかけは、夏休みのある日、俺のひょんな決心からだった。

「……一治。俺、決めたよ」

 俺は(ほり)優二(ゆうじ)。ごく普通の高校二年生だ。

 その日も猛暑から逃れるようにクーラーの効いた自室に友人の渡辺(わたなべ)一治を招き寄せ、ゲームをしたりくだらない会話で無為に時間を潰していた。

「んー、なに?」

 漫画片手に寝そべり、興味なさそうな視線で俺を見上げる一治。癪に障る反応だが、元よりろくな返事は期待していない。これは自身への決意表明のようなものだ。

 そして威風堂々とその決意を掲げる。

「この夏こそ、内田さんを遊びに誘う!」

 雄叫び、俺は握った拳でテーブルを叩いた。

 俺は内田(うちだ)舞子(まいこ)という同級生に片想いをしていた。真面目な性格だが少し抜けている部分もあって、おっとりした優等生といった風情の少女だ。授業すら適当に聞き流している自分とは、同じクラスでも縁遠い関係だったのだが――

「これまでの平行線だった関係に終止符を打ってやる! ちょっとでも進展してみせる!」

 鼻息荒く熱弁を振るっていると、一治が半眼でおずおずと手を挙げ、

「あのさ……」

「なんだ?」

「……誘うのはいいけど、あと二週間足らずで夏休み終わるぞ」

「ええっ⁉」



 とまあ、こんなすこぶる健全な青少年らしい紆余曲折の末、現在に至るというわけだ。……本当に、夏休みをどれだけ無駄に消費してきたんだろうな。

「でもこれで目標達成だ。内田さんの水着、まだかな……」

 今、俺と一治は砂浜に荷物とパラソルを置いて女子の着替えを待っている最中だ。内田さんの友達ふたりをいっしょに誘ったため、レンタルした紅白色のパラソルはかなりの幅広だった。

 座って焼けた白砂の感触を尻に感じていると、不意に一治が口を開いた。

「ところで優二、ずっと疑問に思ってたことがあるんだが」

「なに?」

 海辺の様子を観察しながら応対する。

 まだ残暑は厳しいものの、もうピークは過ぎたため予想ほど混み合ってはいない。黒髪に白い肌の俺たちとは色彩が正反対のお兄さんたちが、長い木の棒をゴルフクラブのように振るってクラゲたちを水平線の彼方へと飛ばしていた。肉体美が輝いている。

「どうして俺が内田さんたちを誘ったんだ?」

 そう、実際に女子勢を海水浴に招待したのは一治だった。相手方にフランクな気性の女子がいたため、彼女を通じて内田さんもお誘いした、という流れ。

「そりゃおまえ、その節操ない八方美人っぷりを頼りにしてるからに決まってるだろ」

「さりげなくディスってんじゃねえよ! それが世話になった相手への態度か!」

 声を荒らげる一治を適当にあしらっていると、

「お待たせー!」

 着替え用の小屋の方向から聞こえた声に、俺は我ながら人間離れした反応速度で振り向いた。その間、コンマ一秒もなかったかもしれない。

「お……」

 そして、瞠目。

 眼前には、夏休みまで毎日制服で顔を合わせていた女子三人が、華やかな水着姿を衆目に晒していた。

「ビーチボールとか借りてきたよ! さっそく遊ぼっか」

 その先頭で気さくに笑う彼女は溝口明日香(あすか)さん。この三人の中心的存在であり、すこぶる人当たりがいい。一治も彼女を経由して内田さんたちを誘ったらしい。

「ねえ、クラゲどれくらい減ったかな?」

 その脇でクラゲ退治中のお兄さんたちを眺めているのは、矢野(やの)(いつき)さん。学年一の頭脳の持ち主で、生徒会にも所属している絵に描いたような天才少女だが、性格とかは意外と普通の女の子だ。

 そして、

「待たせちゃってごめんね」

「――っ!」

 ふたりの後ろで謝るように両手を合わせている内田さんの水着姿に、俺は思わず目玉を皿にして見惚れてしまう。

 ライトグリーンのワンピース水着は、顎辺りで切り揃えられた黒髪と珠のように透き通った柔肌によく映える。小ぶりな胸囲に、少しお肉の余った腹部は勉強熱心の代償に運動量が少ないゆえか。そういった無駄に垢抜けていない一面もかわいらしい。

 普段の洒落っ気の薄いメガネをかけた風貌と比べるとやや冒険気味な着こなしだが、べらぼうに似合っている。今朝待ち合わせの際に内田さんの私服を拝んだ瞬間をさらに上回る眼福に、俺は密かに拳を固めた。鼻の下が伸びる。とはいえ、他ふたりがビキニなので相対的にはやはり地味な内田さんである。

「三人とも水着かわいいじゃん」

 無言で感動に打ち震える俺とは対照に、一治は軽薄な発言を彼女たちに投げかける。その軟派な態度に俺なんかは若干引いてしまうのだが、

「おっ、一治くんは礼儀がわかってる! さて、と……?」

「え」

 予想外に溝口さんの反応は芳しく、しかも俺にまで期待に満ちた視線を向けてきた。

 なんだ? 俺が初心(うぶ)すぎるのか?

 助けを乞うように残るふたりに目線で縋るが、矢野さんは苦笑を漏らすばかりで、内田さんに至ってはさっきの一治の台詞ですっかり赤面して俯いてしまっている。そんな彼女もまたかわいいのだが……

 ――四面楚歌だな、これ。

 敵ばかりでもないが、彼女たちに瞳を爛々と光らせた溝口さんを窘めるほどの気概もないだろう。気恥ずかしいが、言うしかない。

 俺は約一名の反応に期待やら不安やらを抱きながら、

「みんな……すごく、似合っていると……思います……」

 なぜか敬語で、伏し目がちにぼそぼそと呟いた。うう、我ながら女々しい。

「あははっ! よし、まあ合格!」

 溝口さんは明朗快活に笑うと、俺の肩を幾度も叩いた。なんで俺が逆に評価されてるんだ。

 そして、まるで俺という玩具に飽きたように、波打つ海岸線へと駆けていき――擦れ違いざまに、耳元で囁かれる。

「……でも、舞子相手にはもっと積極的にならなきゃ気づかないよ?」

「――っ⁉」

 意味深なひと言を残して浅瀬に飛び込む溝口さんを追って、矢野さんも俺の横を通過し、

「舞子ちゃんの友達として、応援してるからね!」

 応援は嬉しいけど、なんで知ってるんですか?

 いや、密告者の正体など尋ねるまでもない。

 俺は言外に威嚇の意を込め、隣で野卑な笑みを浮かべている一治を睨む。野郎は下手くそな口笛を吹きながら、慌てて海へと逃げていった。ちくしょう、覚えてやがれ。

「お、俺たちも行こっか……」

「う、うん……」

 そして砂浜には呆然と立ち尽くす俺と、俺の賞賛で顔中を真っ赤に完熟させた内田さんだけが残された。



 溝口さんがビーチボールを借りてきたため、自然にビーチバレーをして遊ぶ流れになった。

 といっても、自陣と敵陣を分けて試合形式で競う本格的なものでなく、浅瀬でボールを打ち合い落とした人が負け、という単純なものだ。最初に十回落とした者には、罰ゲームがあるらしい。

 とはいえ、高校生にもなれば男子には体力と運動神経に幾分かの優位がある。敗北はないと余裕綽々でいたのだが……

「うわっ」

 俺がかろうじて手首で弾いたボールは明後日の方向へ跳ねていき、虚しい着水音が失点を告げた。

「堀くんこれでリーチだよ!」

「弱すぎ! じゃボール取ってきてー」

 不甲斐ない醜態に野次が飛び、俺の背中に突き刺さる。これから挽回しようにも戦況は既に背水の陣。あと一押しで奈落の底だ。

 実力では決して劣らない。男子の中でも、運動全般にそこそこ自信はあるつもりだ。

 しかし、

「これは単なる遊びじゃない……! 知略渦巻く戦争の世界だ……!」

 胸中にざわざわと効果音を聞きながら、俯いてこっそり呟く。

 奴らの陰謀の前では、俺のビーチバレーなど児戯も同然、卑劣な策が毒蛇のごとく的確に隙を突く。

「でも……」

 ボールを拾いながら、俺は双眸に炎を宿して眼前を仰いだ。

 最後の最後まで、果敢に立ち向かう。内田さんに格好悪い姿ばかり晒すわけにはいかないのだ。

「行くぞ!」

 心機一転、俺は一治にボールを放った。下手な小細工は無用だ、集中すればどんな球も受けられるはず!

 幾度かの応酬の末、ボールは内田さんの元へ。本気モードの俺はボールの行先だけを粉骨砕身の精神で追っている。

「えいっ」

 甲高い気声と同時に、目標が天高く舞い上がった。

 正直に言って、内田さんは運動が不得手らしく始めてからさして活躍していない。インドア派なのだろう、そんな一面も素敵だ。あばたもえくぼである。

 弱々しい勢いで宙を舞うボール、しかし俺の視界にそれはもう映っていなかった。

 ある一点に、眼差しが固定される。

 そう、


 僅かに揺れる内田さんの控えめなバストに。


 その乳房に。


「もらった!」

「――はっ」

 完全に油断しきっていた俺の鼓膜に、矢野さんの勝利宣言が届いて我に返る。

 焦燥に向き直るが、ボールはもう俺の目と鼻の先に――

「おぶ」

 ――衝突。

 威力はないが如何せん突然だったので、仰天した俺は無様に尻餅を着いてしまった。

 大敗を喫した瞬間である。

「よっしゃ、余裕だね!」

「作戦勝ちだね、舞子」

「へ? なんのこと?」

「優二おまえ……ぷっ」

 三者三様に勝利を祝福する女子陣。そして顔を背けてくつくつと堪え笑いを漏らす一治。やはり内田さん以外全員グルだったのか。

 無限に噴出される悔しさに、俺は外聞も気にせず叫んだ。

「ちっくしょー!」

 純情を盾に取られては、どう足掻こうと年頃の男子が勝てる道理などないのだ。



 という具合に無情な現実に心折られながらも、基本的には楽しい時間を堪能した。

 一治との遠泳勝負では接戦を繰り広げながらも俺が辛勝し、最低限の名誉は挽回できた。人の恋心を知りながら容赦ないな、こいつ。

 そして、不意に内田さんが砂の城を作り出したため、全員で参加した。この年齢にもなると、たかが童心の戯れと侮るなかれ、完成した中世風の城館は、俺の背丈ほどの全長を有していた。

 制作中の内田さんと矢野さんの表情は真剣そのもので、途中から残る三人はすっかり蚊帳の外だった。こういう細かい作業、好きそうだしな。俺は建城に没頭する内田さんという珍しい一幕を(ねぶるように)観察できただけでも満足だ。

 しかし、満喫した時間ほど早く過ぎ去っていくもので。

 気づけば夕日も沈みかけ空には赤と濃紺が入り混じっていた。帰宅までの時間を考慮して俺たちは海を後にする。

「あー、楽しかった。帰りたくなーい」

 そして今は、地方路線ゆえに本数の少ない帰りの電車を待っている最中だ。みんなまだ海が名残惜しいらしく、各々今日の思い出を語り合っていたのだが、

「俺、ちょっとトイレ行ってくるわ」

「んじゃあたしも行く!」

「あたしもー」

 一治に溝口さん、矢野さんが続々とトイレに向かう……っておい! それじゃ内田さんと……

「待ってくれ、俺も――」

「おいおい優二。荷物番を内田さんだけに任せるわけにはいかないだろ。小便くらい我慢しろよ」

 狼狽する俺のヘタレ根性を、一治が正論で説き伏せる。

 ぐっ……そう言われて食い下がったら、俺の株価急落の一途は火を見るより明らかじゃないか、策士め!

「早く行って来いよ……」

「おう、すぐ戻るから」

 口元にいやらしい笑みをへばりつけて、一治たちは踵を返した。……あの様子だと、十分は戻らないだろう。

 三人の魂胆など丸わかりだ。ずばり、俺と内田さんをふたりきりにしてやろうという余計すぎる気遣い。

 まあ、この状況自体は三日三晩絶食を貫いた矢先のご馳走ばりに喜ばしいのだが、

「…………」

「…………」

 べらぼうに気まずい!

 俺は緊張に言葉が出ないし、内田さんも自分から話題を振るような気性ではない。自然と静謐がこの場に充満していく。

 いかん。このままでは“つまらない人”の烙印を押されてしまう。その最悪の事態だけは避けなくては……

 現状打破の秘策はないか熟考するも、ふたりきりを意識した途端、内田さんの扇情的に濡れた黒髪や、汗ばんだ肌から微かに漂う潮の香りを過敏に感じ取り、集中力を欠いてしまう。

 ――駄目だ。考えても埒が明かない。

 とにかく無言くらい解消すべきだと闇雲に口を開いた瞬間、

「……今日はありがとう」

 小さな呟き。

 驚いて振り向くと、微笑む内田さんと視線がぶつかる。

 海を出てから、彼女はいつもの少し野暮ったい眼鏡をかけていた。それと見慣れない私服との組み合わせに形容しがたい非日常感を覚え、俺の鼓動がさらに高鳴る。

「え、なにが……?」

 突然のお礼に困惑して、俺は疑問符しか返せない。

 内田さんも一瞬だけ表情が張り詰め、しかしすぐに相好を崩した。柔らかい笑顔に、思わず視線が吸い込まれそうになる。

「渡辺くんから聞いたの。今日誘ってくれたのって、本当は堀くんなんでしょ?」

「えぇ?」

 彼女の言葉と自分の認識が食い違い、つい間抜けな声が漏れる。

 確かに内田さんと交友を深めたいと思ったのは俺だ。だけど自分から誘うのは気恥ずかしいから、一治に依頼したはずなのに……

 俺の内心の葛藤には気づかず、内田さんは続ける。

「わたしたちと友達になりたいからって海水浴まで企画してくれて……あ。でも渡辺くんが、堀くん本人には内緒だって――ご、ごめんね……」

 はっと口元を抑える内田さん。その台詞で、ようやく脳内の歯車が噛み合った。

 一治がまた余計なことを吹き込んだわけか。まったくあの野郎、憎い演出をしてくれる……

 胸中で一治に感謝しながら、話を合わせるために俺は頭を掻いて言った。

「いや、でもお礼を言われるほどのことじゃないって」

「ううん、わたし嬉しかったから」

 照れ隠し混じりの謙遜に、しかし内田さんは首をゆっくりと横に振る。

「わたしね、今まで友達と外で遊んだ経験ってあんまりなかったの。人づきあいも苦手だし、トロいから活発に動いたりできないし」

 自嘲するように語られるその言葉を、俺は否定しなかった。

 ――俺の中でも、内田さんはそんな印象だったから。

 授業中は常には真面目すぎるくらいの態度でいて。休み時間はいつもの三人で会話しているが、いつも聞き役に徹していて。クラス全体が騒いでいれば、その隅っこで静かに笑っていて。


 そんな不器用な内田さんを、いつからか俺は目で追っていた。


 守ってあげたくなるかわいさ、という表現を最初に用いた人物を、俺は尊敬する。まさに内田さんはその通りの存在だった。

 彼女の隣に立っている自分を妄想して悦に入ることもあった。彼女を支えられる位置にいることが、俺にとっての幸福だと信じ込んでいた。

 そんな、単なる夢想だったはずの世界が、今手の届く場所にある。

 ――告白すればいい。

 簡単だ。「好きです」――そのひと言で人生薔薇色、夢にまで見た内田さんとの恋人関係の幕開けだ。

 無意識に息を呑む。

 不可思議な衝動に背中を押され、俺は――

「だからね」

 けれど僅かに顔を出した声は、またも内田さんに遮られた。

 いや、違う。


「今日はすごく楽しかったの。ありがとう」


 内田さんの笑顔があまりに綺麗で、言葉を失ったのだ。

「……そっか」

 その天使のような微笑みは、心根から今日の海水浴を堪能した証明で――それを見たら、もう告白する気なんて微塵も起きなかった。

 ここで想いを告げれば、結果はどうあれ俺たちの関係や、周囲を取り巻く環境は変わる。それは、友達同士で生まれたこの笑顔を壊すことだから。

 お膳立てに尽力してくれた一治には悪いが、俺は自分のペースで、ゆっくり内田さんと親交を深めていくことにするさ。

 ……でも、少しだけ。

 ほんの少しだけ、格好つけてみる。

「あのさ」

 逸る心を無理やり押さえ、表情だけは平静を装い、俺は身体中の勇気を絞り出して言った。

「また夏休み中に、みんなで遊ぼうぜ」

 緊張しっぱなしの内心を悟られないよう、できるだけ淡々と。

 内田さんはそんな俺の緊迫感なんてどこ吹く風で、

「うん」

 太陽より数百倍も眩しく煌めく笑顔で頷いた。



 夏は、まだまだ終わらない。








 読んでいただきありがとうございます!


 人生の中で青春は一度きり。その時期に好意を抱ける相手を見つけることができるのは、実は幸運なことだと思います。

 はじめは誰もが青春初心者、たとえゆっくりとでもその相手との距離を縮められたなら、それはとても素敵な青春ですよね。


 なんて綺麗なことを書いておいて、拙作の制作中に最も胸が躍ったのは内田さんの水着のデザインを考えているとき。趣味が合われた方は今度ぜひ飲みに行きましょう。


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