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ポイント入ってるもの

希望を運ぶ医者 ~弥奈鳥椎名編~

作者: 末吉

なんか、晒したくなりました。

 2037年。

 かねてからのストレス社会により、自殺者の増加が著しくなった。

 このままではまずいと政府や世界が危機感を持ち様々なストレス対策を施行していったが、効果は芳しくなかった。

 医者たちも頭を抱えているこの状況。そんな世界で、一風変わった医者がいた。

 彼の名前は宮内カケル。年齢不詳で、手入れをしていないボサボサの黒髪を無造作に束ね、剃る気がないのか髭は伸ばしっぱなし。目つきは気怠そうな目で、猫背でのそのそと歩く姿はまるで年寄りの様(そのせいかちゃんとした身長が分からない)。

 いつも着ているのは、医者としての最後の証拠なのか白衣ボロボロだが。そして上下黒のジャージ。

 黒い鞄をいつも持ち歩いている彼だが、これでも立派な医者であり、このお話の登場人物である。


 さて。前述で『一風変わった』と述べたが、それは姿や格好の話だけではない。

 彼の診察対象は、ストレスによって自殺しようとしている者達なのだから――――――













 日本にあるどこかの公園。

 その公園にある一本の木の下に、誰かがロープを手に持って木を眺めていた。

「もう、死ぬしかないよね……」

 そんなことを呟きロープを木の枝にくくりつける”誰か”。

 そんな人物に歩みを進める男が一人いるのだが、”誰か”は括り付けるのに夢中で気付かない。

「それじゃ、ごめ」

「はいそれ待った」

 ロープの輪っかに首を通そうとした瞬間、男が襟首をつかんで地面にたたきつけた。

「ぐはっ! ゴホッ、ゴホッ…………一体何するのよ!?」

 叩きつけられたその少女は息を整え、のそりと起き上がりながらそう叫ぶ。

 しかし男は気にせず、少女が使おうとしていたロープをメスで切断していった。

 それを見た少女は男を突き飛ばして言う。

「あんた一体何者なの!? どうして止めたのよ!!?」

 突き飛ばされた男は地面に「グヘェ!」と言いながら顔面から激突して、少女の問いに答えない。

 一瞬罪悪感が頭をよぎったが、頭を振って追い出し、速足で男に近づき頭をつかんで顔を向き合わせてから再び同じ質問をした。

 男は目をパチクリとさせてから答えた。

「どうして止めたかという問いは、あれだな。死のうとしてる奴に反射的に手を伸ばすって感じ。で、俺が一体何者かというと……医者だ」

 なぜか偉そうに言ってくるのでイラッときたが、少女は堪えて冷静を装い訊ねた。

「医者ですって? ……あんたが?」

「そうだって。だからつかんでる手を離してくれ」

 その男の言葉に従い離す少女。解放された男は首を左右に振りながら立ち上がった。

「で?」

「で? って?」

 少女に顔を向け男は質問したが、何の脈絡もなく「で?」と言われ少女は思わず聞き返した。

 男はガシガシと頭を掻いて「そうだった……まだ何もやってないじゃん」と呟き、今度はちゃんと質問した。

「どうして自殺しようとしてたんだ?」

「あんたには関係ないわ」

 即答だった。

 男は「だよな~」と言って空を見上げた。それを見た少女は、警戒心を抱きながら先ほどと同じ質問をした。

「あんたって、医者?」

 男は空を見ながら「ああ」と答えた。

「その証拠は?」

「証拠?」

 少女の追及に男は思わず視線を少女に移した。そのややツリ目を見てると、こちらを警戒していることが分かり、男は足元に置いといた黒い鞄を開けごそごそと中身を漁り始めた。

 いきなりの行動に、少女は一層警戒心を強めた。

 やがて男は鞄から一枚の紙を取り出したかと思うと、それを少女に突き出し言った。

「これ」

「医師国家試験合格証明書?」

「そう。それが医者である証だな」

「宮内カケル……それがあんたの名前?」

「んだんだ」

 頭を上下に振って肯定する男――宮内を見て、少女は子供みたいだと思いながら警戒心を緩めた。

 それを察した宮内。少女に渡した紙をひったくり、鞄に入れてから立ち上がって質問した。

「こっちの名前を知ったんだから、自己紹介してくれ」

「別にする必要ないじゃない」

「あ~言い方が悪かったな。とりあえずカルテ作りたいから名前教えて」

「は?」

 少女は耳を疑った。どうしてこんな医者っぽくない医者にこの場で診察されなければいけないのだろうか? 傍目から見たら宮内が職質されるというのに。

 とりあえず少女はため息をついて提案する。

「この場でやったらあんた、警察に捕まるわよ」

 しかし宮内はそっぽを向くだけで返事をしない。

 その態度を不審に思い、質問してみる。

「困ったことでもあるの?」

 宮内はその問いに答えずに腕を組んで考えていた。彼は今、どう答えたものかと悩んでいるのである。

 そんなことなど知らない少女は、答えないことに苛立ちを覚えながらももう一度質問する。

「何か困ったことでもあるの?」

 宮内はいったん目を閉じて覚悟を決め、再び目を開けてから口を開いた。

「……診察所、ねぇんだ。俺は流れの医者だからな」

「…………え? 医者なのに、診療所とかに勤務してないの?」

「ああ」

 彼が頷くと、少女はジト目で確認してくる。

「……あんた本当に医者?」

「当たり前だのクラッカー」

「帰るわ」

「悪かった」

 さすがに冗談を言うのはまずかったなと思った宮内は、すぐさま土下座を敢行。その姿は、哀れとしか言いようがない。

 宮内の言葉に足を止めて振り返ると土下座が見えたので、こいつにプライドはないのだろうかと少々疑問に思った。

 土下座のまま宮内を言う。

「さっきの冗談。自分で言っててなかったと思う。スマン」

「……顔上げなさいよ」

 少女にそう言われ、宮内は顔を上げる。その顔は先ほどと変わらなかったが、どことなく雰囲気が変わった気が少女にはした。

 が、それも一瞬のこと。宮内はすぐに立ち上がって、ジャージの裾やひざの砂埃を払った時には最初に戻っていた。

 そして彼は鞄から取り出したペットボトルのキャップを外して、中身を手にかけてから擦り出した。

「何してんのよ?」

「手を洗ってるんだよ」

 見ればわかるだろとでも言いたげに答え、彼は手首をプラプラと振って水滴を飛ばした。

 それを見た少女はため息をついてから何度目になるか分からない言葉を発した。

「あんたは本当に医者?」






 宮内が腹減ったということで、ファミレスに行くことになった少女。

 こんな奴についていく必要がないなど重々承知なのだが、『奢ってやるよ』と言われた上に少女もお腹が空いていたのでついてきている。

 そんな道中、彼女は最初から疑問に思っていたことを質問する。

「なんであんたはあそこにいたの?」

 それには宮内。欠伸をしながら、

「秘密」

 と答えた。


 それからいくつか少女は質問したが、宮内は「秘密」や「内緒」でのらりくらりと全て躱していった。

 それに苛立ちを再度覚えた少女。どこにぶつけようかと思ったところでふと気づく。

「……あんた、黒い鞄は?」

「へ?」

 言われて両手を見る宮内。その手には何も握られてない。

「しまったぁぁ!!」

 そう言うや否や、彼は背筋を伸ばしてきた道を戻ってしまった。

 呆気にとられる少女。


 やがて出た感想は、

「……背、高いのね」

 だった。



 数分後。宮内は黒い鞄を持って戻ってきた。その間少女は待っていた。

「よく盗まれなかったわね」

「普段から……人が少ないだろ、あの公園。そのおかげだよ」

 少女の皮肉に息を整えながら答える宮内。

 そんな彼を見た少女は鼻で笑って先に行く。

「……って、おい!」

 いつものんびりしていた彼だったが、この時ばかりは真面目に走った。


「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

「二名です」

「ではこちらへどうぞ」

「待てよ、おい……」

 素知らぬ顔で店員に案内される少女とは対照的に、そのあとをついていく息も絶え絶えな宮内。

 外見だけなら最悪宮内が犯罪者に見られてしまうのだが、状況と彼の情けない姿を見た他の客たちは、親子だろうとあたりをつけていた。

 案内された席は禁煙席の四~六人掛け。そこに一人ずつ両側に座った。

 宮内はここが禁煙席だというのを分かっていたのにもかかわらず、白い棒を咥えていた。

「あんた! ここ禁煙でしょうが!!」

 思わず立ち上がって叫ぶ少女。すると彼は白い棒を黙って口から取り出した。

「飴だよ。たばこなんて吸う訳なかろうに」

 バッカで~、と笑う彼に苛立ちを感じたが、自分の早とちりだったのでそういう訳にもいかず、更には注目を浴びてしまったので赤面しながら黙って座った。

「……死にたいわ」

「さっき自殺しようとしたばっかだろう。何こんなんで死のうとしてるんだよ」

 口の中の白い棒を上下に揺らしながら彼はそう言い、次いでメニューを見た。

 そんな彼を見て、少女は訊く。

「あんた……そう言えば私の名前訊かなくていいの?」

 そんな今更な質問に、宮内はポンと手を合わせた。まるで、「ああ、そういえば」と思ってるように。

「よくそんなので医者になれたわね」

 溜息交じりにそう言うと、彼は「そういえばさっき、お前が答えてくれなかったじゃん」と言って、白い棒を加えながら怠そうに天井を見上げていた。

 そんな彼を見て、少女はため息をつき、名乗った。

「私の名前は弥奈鳥椎名みなどりしいな。私立両城高校の二年生」

「ふ~ん」

 少女――弥奈鳥が名乗ったのに対し、宮内は思いっきり無関心だった。

「ちょっと!」

 さすがに弥奈鳥は怒った。ちゃんと自己紹介したのに、何かに書こうとせずそのまま聞き流した感じだったからだ。

 怒られた宮内。ふと天井から弥奈鳥に視線を移し、こう言った。

「うっせぇな。弥奈鳥椎名、だろ? そんぐらい覚えたっつぅの。反応しないと寂しかったのかよ」

「違うわよ!」

 再び怒る弥奈鳥。しかし宮内はメニューを見て無視と洒落込んでいた。

 それを見た彼女はやがて怒る気も失せ、仕方なしにメニューを見る。

「「…………」」

 たがいにメニューを見ること数分後。

「じゃ、俺はカルボナーラ大盛にイチゴパフェにクリームメロンソーダ」

「よく食べるわね……それじゃ私はチーズ入りハンバーグに三種のチョコパフェで」

 店員を呼んで注文する料理を各々言い、待っている間に宮内はいくつか質問した。

「家族構成は?」

「……私まだ、あんたのことを信用してないんだけど」

「じゃぁどうすれば信用してくれるわけ?」

「それは……」

 そこで弥奈鳥は言いよどむ。

 それほど強く言われたわけではない。ただ逆説みたいな質問をされただけ。

 それなのにどうして黙ってしまったのだろうかと彼女は考え……そして思い至った。


 自分が、自殺しようとしていた理由について。


「!」

 思い出した弥奈鳥は勢いよく立ち上がる。周囲が一斉にこちらを見るが彼女は気にならないのか駈け出そうとしたところで。

「はい待った。頼んだ料理来てないでしょうが」

「キャッ!」

 宮内に足をかけられ前のめりに倒れた。

「何するのよ!!」

 起き上がった弥奈鳥は怒りの形相で宮内に迫る。それなのにもかかわらず、彼はのんきな声でこう言った。

「何か思い出したんだろ? おそらく、首つり自殺しようと思うほどの理由を」

「!?」

 弥奈鳥は驚きで息をのみ、反射的に一、二歩距離を置いた。

 一体どうしてわかったのか……その事ばかりが頭の中で渦を巻いており、軽く混乱していた。

 そんな彼女を気にせず、宮内は笑いかける。

「そんな怖い顔するなよ。俺はただ頼んだ料理が無駄になってほしくないだけだ」

 今はそこまで詮索しないって。更に付け足した宮内は最初に渡された水を一気に飲んでいく。

 そのあっさりとした態度に、逆に弥奈鳥は毒気を抜かれ、ついでに緊張も解けた。

「…………はぁ」

 なんだかペースを乱されっぱなしで疲れてきた彼女は、ため息をついて席に戻った。

 その席に座ったタイミングで、彼女が頼んだ料理が出てきた。

「お待たせいたしました」

 そういって店員は彼女が頼んだ料理を運び、その次に宮内が頼んだ料理が運ばれた。

「んじゃ、たべっか」

「……」

 運ばれた料理に目を爛々と輝かせ、今にも飛びつかん勢いでナイフとフォークを握りながらしゃべる宮内とは対照的に、無言ながらもすでに食べ始める弥奈鳥。

 それを見てため息をつきながらも食べ始める宮内。

「「…………」」

 食事中は終始無言の二人。ただかちゃかちゃかと金属音が鳴り響くだけで一切の会話などなく、周りの喧騒だけが目立っていた。

 やがて出された料理をすべて平らげた二人は「御馳走様でした」と言ってから水を飲み、席を立った。

「合計5789円になります」

「はいはい」

 そういって宮内は内ポケットから10000円をだし、お釣りをもらって元気そうに背筋を伸ばして店を出た。

「……で? これからどうする? 診察でもするか? それとも帰るか?」

「……それは」

 店を出た二人は店の壁に寄りかかりながらそんな会話をしていた。

「まぁ診察するなら早目のほうがいいと思うんだがな」

 腕を組んで空を見上げながらそう言う宮内。

 それを聞いた弥奈鳥は俯きながら言った。

「…場所を変えましょ」

 そのまま移動する弥奈鳥。それを見た宮内はカバンを持って頭を掻きながらついて行くことにした。


「ここが私の家だったところよ」

「随分質素だな」

「そりゃね。うちはしがない町工場だったから」

 彼女が足を止めた先に見えたのは、スレートで立てられた工場と、それにつながるように立てられた一軒家だった。

 それを見た宮内はいつの間にか鞄から取り出したカルテに「弥奈鳥椎名。とある工場の一人娘で、自殺原因は借金による両親の自殺」と呟きながら書いたので、弥奈鳥は驚いて振り向く。

「なんで……」

「あぁ。俺はな、ストレスによる自殺者を治すために流しの医者やってるんだ。だからお前みたいなケースもたくさん見てきた」

 カルテから目を離さずに、弥奈鳥の言葉をかぶせる様に言う宮内。

 やがて彼は全てを書き終えたのか、「よし」と言った。

「何がよしよ!」

「そう怒るなよ。今から治療してやる。その為にお前は俺をここまで歩かせたんだろ?」

「……」

 宮内の言葉が正鵠を得ていたので黙る弥奈鳥。

 そんな彼女を見た宮内は「さて。治療だ」と言って手袋をつけて彼女の目の前の建物に近寄ると、地面にメスを突き立てた。

「なにを…!!」

「おー出てきやがった」

 怒鳴ろうとした弥奈鳥だったが、突如建物全体から黒い靄が上空へ噴き出たのを見て息をのみ、宮内はのんきに声を上げた。

 弥奈鳥は黒い靄を呑気に見ている宮内に駆け寄り質問する。

「一体何なのよあれ!?」

「あれな。お前達が自殺しようとする原因となった『瘴気性ストレス』だよ」

「瘴気性…ストレス?」

「そう。ああやって地面や建物に溶け込んでそこに住んでいる人間たちにストレスを与え続ける。耐えられなくなった人間は、大体自殺する」

 そんな説明をしつつ、宮内はカバンからナイフを数本取り出すと、黒い靄めがけて一斉に投げた。

 黒い靄を貫通するかと思ったそれらは貫通せずに刺さり、その部分から光が侵食していった。

 その光景に呆気にとられている弥奈鳥の横に来た宮内は、靄を見上げながら説明した。

「これが俺の言う『治療』だ。ストレスってのは感じるものだが、その感じ方もそれぞれだ。それに応じてストレスにも種類や形がある。それを消すことが俺の医者としての仕事だよ」

「す、すごい……」

 思わず声が漏れる弥奈鳥。その視線の先の黒い靄は全て白くなり、パリンと崩れた。

 白く輝く粉の様に建物に降り注ぐ光景を見惚れている弥奈鳥を見ず、カルテを取り出した宮内は、そこに「完了」と書いてビリッと破ったかと思うと、見惚れていた弥奈鳥に渡した。

「ほら。診察結果だ」

「え……大丈夫なの?」

「ああ」

 カルテを受け取る弥奈鳥。それを確認した宮内は鞄を片手で持ち、もう片方の手で煙草を咥えて立ち去ろうとしたのだが、その動きを見た弥奈鳥が待ったをかけた。

「待ちなさいよ!」

「あん?」

 煙草を咥えたまま振り返る宮内。すると弥奈鳥は先程もらったカルテを突き出してこう言った。

「私もう家がないのよ!? どうするのよこれ!」

「じゃ、その敷地内の適当な場所に貼っておけばよくね?」

「……そうね! ちょっと待ってなさい!!」

「は?」

 思わず煙草を落とす宮内。その間にも弥奈鳥は自分の家だった敷地に侵入してどこかに貼り、すぐに戻ってきて彼のところまできた。

 肩で息をしながら、弥奈鳥は言った。

「……もう…私の家がないの。だから、一緒に、連れてって…くれない?」

「頭大丈夫か弥奈鳥」

「正常よ、宮内」

 心底心配した宮内の言葉を素で返す弥奈鳥。

 それで何かを悟ったのか、彼はため息をついて地面に落ちた煙草を踏み潰してから彼女に背を向けて歩き出しながら言った。

「だったら行こうぜ、次はどこへ行くか分からないけど」

 そんな彼の後姿を見た弥奈鳥は元気な声で「分かったわよ!」と言って彼の後を追いかけた。


 (了)

地味にお気に入りが減ってる作品が更新できない。

もう少々お待ちください。

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