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200文字小説?

その先には【200文字】

作者: 聖魔光闇

「おい! 飯はまだか!」


 うちの主人は退職後、生き甲斐を無くしたようにぼんやりしている。食事前だけ虚勢を張り、過去の威厳を取り戻そうとするが、子供達も、そして私も聞く耳を持たない。


「風呂はまだか!」


 相手に話す時、常に上から目線で横柄な態度をとる。そんな主人に、私ももう疲れ果てた。


「おい。お前、最近冷たくないか?」


 主人の言葉に、虫酸が走る。


『熟年離婚…か…』


 私も少しは、自由に生きる事が出来るのかしら…。





今は男も何か出来ないと。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 男も女も苦労していますよね。自立できる二人が結婚するのが理想です。結婚は惰性で過ごすものではないですもんね。 恋愛の矛盾が浮き彫りになっていて何か心にくるものがありました……。
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