表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

雲になってた

作者: 雨宵 雲雀
掲載日:2026/05/11

気がついたら雲になってた。


「何を言ってるんだこいつは」って思った?


でも真面目も真面目、大真面目


気がついたらふわふわ浮いてて、白くて、濃くなったり薄くなったりして、雨を降らせたり雪を降らせたりするものになってた......雲でしょ?




ふわふわもこもこしてる“わたし”をぎゅっ! ってしたら水滴がパラパラ下に落ちる


ひんやりしてる部分をぎゅっ! ってしたら氷がパラパラ下に落ちる


逆にふわ~って広がったら、上にいるお月さまとかお日さまがよく見えて、人間さんたちが喜ぶの




あれ? でも雲って小さな小さな氷の結晶の集まりってどこかで聞いたから、わたしは雲じゃないのかな?


まあでも楽しいからいいや




いろんなところをふわふわして、たまにぎゅっとなる


お野菜とかを育ててるところにぎゅっ! ってお水を落としてあげると、人間さんは喜ぶの。


だから喜んでくれるのが嬉しくてもっとぎゅっ! ってしたら、冷たいお水が落ちて困らせちゃった




こわ〜い顔した人間さんたちが、つよーい魔物さんたちと戦ってる所を見てがんばれー! ってしたり


お日さまが強くて、土ばっかりの暑いところでぎゅっ! ってしたら、そこに居た人間さんたちがメグミノアメダーって喜んでくれたり




喜んでくれるのが嬉しくて、ぎゅっ! ってなったりふわ〜って広がったり。




だから今日もわたしはふわふわするのです!


ふわふわ


......ふわふわ


.........あれ? くもってなんだっけ?


わたしって......なんだっけ?




まぁいいか。


ふわふわ


ふわふわ


ふわふわ......

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 己という存在が消えてゆく...  [良い点] 文章かわいいのにその中の意味をちゃんと感じることができるのでとてもいいものだと思いました
2026/07/24 16:51 ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ