表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

Hypocrite

作者: 菜の花
掲載日:2026/02/05


息をするのに疲れたんだ

何かが詰まって苦しいんだ

みんなは揃って言った


「みんなそうだよ。一緒だよ。」


共感なんていらないんだ

安心なんてできないんだ

どうすればいいかな?

伝えても意味がないな


僕は

息を嫌っていた

だから、死を願っていた

叶いそうもない空想を

いつも夢に見ては

溜息を吐く


夜が更けた今、

暗闇に紛れ、

このまま融けたいな。

今すぐに


気を張ることに疲れたんだ

ナイフが刺さって苦しいんだ

彼らは揃って言った


「君の味方だ。大丈夫。」


そんな言葉なんかいらない!

どうせ嘘っぱちですぐ裏切る

掌返して嘲笑って

「そんなことか。」

なんて言うだろう


同情なんていらない!

そんなの偽りの優しさなんだ

善者(ヒーロー)ぶった偽善者(ヴィラン)なんて


ただの嘘吐きだ!


痛いくらいに息を止めて

それでいて何ともないように

藻掻いて生きるなら

僕は僕を許せるのかな


僕は

息を嫌っていた

だから死を祈っていた

敵いそうもない幻想を

いつも夢に見ては

溜息を吐く


夜が更けた今、

闇に紛れ、

このまま融けたいな。

今すぐに

ご覧いただきありがとうございました。


息を嫌っていた。


誰かに届きますように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 そりゃそうだ。  社会を支えるものは勇者を生み出しても癒し手の努力なんて理解することはないですからね。  当然ながら社会を乱す反逆者はなおさら。多分癒し手を最も理解するが故の怒りなのに。  彼らが望…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ