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俺に取り憑いた霊から能力を借りる!

作者: 七瀬
掲載日:2021/03/09






俺は、ごくごく平凡な人間だ。

何のとりえもない男で、仕事も恋愛も普通。

実家は? どうしようもなく貧乏で...。

プレハブ小屋に住んでいた。

夏は? 蒸し暑く! 冬は? 震えるほどクソ寒い!

よく、こんな所で生活できたと思える。

食べる物もなく、いつも出されるご飯は、、、?

その辺に生えている草だったり、家の近くの川にいる魚を釣って

食べたりしていた。



何よりのご馳走は、、、?

父親の給料日に、家族4人でたまに行く洋食屋で好きな物を

1品だけ食べさせてくれる事だった。

俺は、そのお店のビーフシチューが何よりも大好きだ。

俺の弟は? そのお店のオムライス。

親父は? ナポリタンで母親は? カレーライスだった。

俺と弟は、がめつき自分のモノは誰にも渡さない。

でも親父と母親は? 俺や弟に、少しずつ分けてくれた。

きっと親父も母親も、俺たち兄弟に好きな物を好きなだけ

食べさせてあげられないから、この時ばかりは俺や弟に好きな物を

食べさせてあげたいと思ってくれていたのだろう。



俺も弟も、貧しい家庭で育ったが、、、。

親父と母親の愛情は、たくさんもらって育ったんだと思う。

授業料や給食費、学校でいるモノもなかなか? 買ってもらえ

なかったが、それなりに幸せだったんだと思えたからだ。




・・・ただ、本当に勉強もできず、スポーツも運動神経が悪いのか?

何をやっても、出来ない子供に育ってしまった。

それに比べて、俺の弟は? 何でもできる子供に育っていった。

徐々に、俺たち兄弟の差がついていく。

俺は? 何をやってもダメな男なのだけど、、、?

弟は? 何をやっても上手くいく男だ。

弟は? 一流大学、一流企業に進んでいった。

俺は? 弟の学費の為に、早くに働いて面倒をみる事にした。



『兄貴! 本当に、済まない! オレも大学なんか行かないで

働くよ! それなら、兄貴にも負担はかからないだろうし...。』

『バカを言うな、正儀! お前は、俺みたいになってほしくないん

だよ! お前の力なら、この先、明るい未来が待ってるはずだ!

だから! 今は、金の事なんか考えず! 大学を卒業しろ! いいな!』 

『・・・兄貴、』





俺の弟は? 無事に大学を卒業し! 一流企業に就職した。

今では、貧乏暮らしから一転! 高級マンションで一人暮らしを

満喫しているらしい。

彼女は、とっかえひっかえしながら! 独身生活を楽しんでいるとか?

たまに、俺も弟の家に行くことがあるが、、、?

一人で住むには、とても広い部屋だと俺は思っていた。



『・・・なあ、兄貴?』

『うーん? なんだよ、正儀!』

『兄貴が良ければだけど? ココで、二人で住まないか?』

『・・・どうしたんだよ! 急に。』

『いや? ずっと考えてたんだよ! 親父やお袋には、一戸建ての家を

買ってあげたからいいけど、、、? 兄貴は、相変わらず狭いアパートで

1人で住んでるんだろう? それなら、オレと...。』

『・・・ありがとう、正儀! だけどな! 俺はやっぱり1人がいいんだ!

お前に、気を遣わせて悪かった! たまに、こうして二人でお酒でも飲める

だけで、俺は嬉しんだぜ!』

『・・・そっか、分かったよ! でも? なんかあったら? オレに言えよ!

兄貴をいつでもオレが助けてやるからさ~』

『なんだよ! お前も言うようになったな~』

『俺たち二人だけの兄弟だしな!』

『あぁ!』







俺は弟のマンションを出て、夜1人で俺の家に帰っていると?

なんだか? 身体がおかしい、、、?

やたらと、身体が重くなっていた。

なんだろうと、俺が思っていると?

どうやら、俺の身体に霊が何体か取り憑いていたらしい。 




・・・元々、霊感は?

何故か? 家族の中で俺だけあった。

一気に、こんな数の霊が俺に取り憑いたのは初めての事だ。

しかも? 取り憑いた霊たちの能力を!

どうやら? 俺が使う事が出来るらしい。

俺に取り憑いた、1人の霊が俺にこう言った。



『今までの、お前の頑張りを評価してお前に特別! 我々の能力を

分け与えようと思う! 存分にその能力を使うがいい!』

『・・・えぇ!? 本当に、いいのかよ!』

『あぁ! お前の好きなようにしていい! 今後の期待をしておる!

では我々は、お前の中で静かに眠っておるぞ! さらばじゃ~』

『・・・あぁ、』






・・・この日から。

俺は、急に記憶力も上がり何をやっても出来る男に変わった。

仕事も恋愛も運動能力もずば抜けている。

【全ての運】まで上がってきたので、一攫千金と思い。

俺は、7億円宝くじを買うと? 見事に1等賞金7億円が当たった。

その後は? 俺も弟のマンションに引っ越し! 弟の隣の部屋で生活

をするようになった。

運命の女性ひととも出会い! 今は、幸せな生活を送っている。

俺に取り憑いた霊たちは? 今も俺の体の中で静かに眠っている。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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