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【休載中】最強高校生は平穏な生活を望む  作者: ぽむむん
第2章  変動
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第17話 対応

どうも、ぽむむんです。

最近は、イメージが湧かずストーリーが進みません。

更新が遅くなるかも知れませんが、よろしくお願いいたします。

「、、て、、瞬i、、おき、、一。起きて!瞬一。」

「う、ん。」

「瞬一!目が覚めたの。」

「いや、まだ寝てる。」


病院のシーツを深々と被る。


「起きなさい。」


まるで、母親のようにアリサがシーツを引きはがす。


「ここは誰?私はどこ?」


少しふざけてみる。


「ばか、心配したんだから。」


涙ぐみながら、瞬一に抱き付くアリサ。


「むう。」


後から、花梨も抱き付いた。


「痛てて、」

「あ、ごめん。痛かった?」

「いや、大丈夫。」

「ちなみに、ここは病院の集中治療室。」

「あの後、搬送されたって事か。」


痛む場所に手を当てると、包帯が何重にも巻かれていた。他にも、身体の至る所にガーゼや包帯などが、貼られたり、巻かれたりしていた。

まだ、相当痛むな。あいつ、無駄に皮膚を抉り(えぐ  )やがって。


「ところで、犯人はどこへ行ったんだい?」


病室の入り口に立っていた本田さんが尋ねてきた。


「多分、逃げられました。俺、貧血で意識を失ったので。」


ポーカーフェイスを保ちつつ、そう答えた。


「そうか、君は良く頑張ったよ。皆がパニック状態に陥っている時に、冷静に正確な指示を出したんだから。しかも、行方不明になった生徒はいなかったよ。」


何も知らない本田さんはそう褒めた。


「それは、良かったです。」


少しだけ罪悪感を抱いた(いだ    )が、妹のためだと振り払った。


「そいつは、ドミニオン8幹部だったのかい?」

「分かりません。何も言わずに攻撃してきたので。」

「じゃあ、ぞいつの人相はどんな感じか?」

「アリサ達も知っているだろうけど、長身で痩せていました。あと、特徴的なナイフを持っていました。」


ここは本当の事を言っておく。アリサ達と齟齬(そご)があってはいけない。


「特徴的?どんなのだ。」

「刃渡りがひどく湾曲していて、鋭い返し刃が付いていました。」

「そうか、ありがとう。まだ、身体は治っていないため、ゆっくりと休養すると良い。」


そう言い残して、本田さんは出ていった。


「あの時、瞬一が床をドンッてしたのってなんなの?」


アリサが興味津々に聞いてくる。


「あれは、〈震盪衝戟(しんとうしょうげき)〉っていって、本来なら相手を気絶させるための技なんだ。だけど、応用することによって振動を伝わらせる技にも出来る。」

「ん。振動がすごかった。震動と言って良いほどに。」

「読み方は同じでしょ。」

「でも、みんな止まっていた。」

「今思えば、あの時めっちゃ目立ったな俺、、、、最悪だ。」

「なに今更言ってるの?随分と目立っているわよ。」

「ん、事実。」

「うわー。しかも、俺の台詞超痛い。」


頭を抱えたまま、丸まる瞬一。


「うぐっ。腹も痛い。」


今度は、包帯の巻かれたお腹をさすった。


「どうしたの?瞬一。」

「自爆による精神的なダメージに苦しんでいると推測。」

「That's ( その) right.(通り )あー死にたい。」

「ふふっ 面白いね、瞬一は。」

「滑稽と言うべき?」


その後、アリサ達は病室から帰っていった。


◇

「もしもし、本田だが。今から、君の学校に来れるか?」

「はい、看護師さんに連絡しておけば大丈夫です。」

「なら、来てくれ。今後の学校の対応などについて話し合う。」

「それって、俺が必要ですか?」


正直言うと、かなり面倒くさい。


「君を目的に現れる敵もいるだろう。」

「確かに、否定出来ないですね。」

「じゃあ、早いとこ頼むよ。」



◇


「よう。」


校門にもたれかかるように、本田さんが待っていた。


「だらしないですよ。」

「誰かに見られてるって訳じゃないから良いんだよ。」

「僕が見てますけど。」

「君は別に良いんだよ。」

「まぁいいや。それより、早く行きましょう。」


校長室には、校長と教頭それに教育委員長が座っていた。


(威厳が凄い。)

しかし、本田さんは関係無しとばかりに進んで行く。


「どうも、こんにちは。本田です。で、こっちは部下の、」

「天河です。こんにちは。」

「こんにちは。さあ、こちらへ座って下さい。」


老齢の校長が対応する。


「さて、先日の事件についての報告と今後の対応についてですが、まず報告からですね。」


仕事モードに入った本田さんが、体育館の損害と負傷者数を報告する。


「生徒の治療費は必要ないと思いますが、万一の場合は学校保険という形でよろしいでしょうか?」

「はい、問題ありません。」

「また、体育館の補修費ですが、そちらは我々が用意させて頂きます。」

「ありがとうございます。」

「また、生徒のメディカルケアについては学校カウンセラーに頼みます。」


校長は教頭の方を向くと、教頭は頷く。


「はい、了解しました。確認をします。」

「メディア等の対応はどうするのでしょうか?周辺他校とも連携をとった方がよろしいのですか?」


静観視していた教育委員長が発言した。


「それについては、大丈夫です。ここにしか奴らは来ないと思うので。」

「それは信頼性のある情報ですか?」

「はい。もし心配なら、こちらで対応策でも思案しますが。」

「なら、大丈夫です。」


その後も長々と難しい御託(ごたく)の並んだ、面倒くさい話しが続いた。


「結論として、先日のような事態が起きたらここにいる天河隊長が対応するので、心配ありません。また、問題が発生した場合は逐次(ちくじ)対応しますので、よろしくお願いします。」

「はい、了解しました。」



はーやっと終わった。疲れた疲れた。













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