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積極転移者の無双戦記〈ワールドコンクェスト〉  作者: 仮谷 真生
第一章 第一の世界〈ファースト・アライブ〉
3/13

戦術・武器の世界

短いですがどうぞ。

「その前にお前さんに教えてやることがある」


老人はそういった。


「何ですか?」


「見ない服装だなといったが、実はわしは知っていたのだ。」


俺は当然のように答えた。


「なぜ知っていたのですか?」


「実はわしも他の世界から来たのだ」


「え…」


「そしてお前の服装をわしは知っていた…つまり同じ世界から来たのだろう。」


俺は衝撃だった…が、すぐに冷静になって聞きたいことを一つ聞いた。


「他の世界から来たのはあなただけですか?」


「それはわしにもわからん。お前さんが初めてわしの他に見た転生者だ」


すると老人だけではない可能性もあることなんだと悟った。

でも…


「あなたが転移者でよかったです。説明が手っ取り早くなりそうなので。」


「まるで動揺してないな。まあその方がお前さんも楽じゃろう。よし!この世界を教えてやろう。」


俺は初めてあった人が転生者の人でよかったと思いながら、話を聞いた。



「この世界は、戦術世界(タクティクスワールド)と呼ばれる。

 この世界では、元の世界と違って武器が多く存在する世界じゃ。

 武器といってもファンタジーの世界に現れるような、剣、槍、弓、斧などの武器が多く存在する。」


俺は、武器について語られているとき、不安もあったが、わくわくの方が強かった


「この世界では、モンスターや要塞、ダンジョンなどとゲームのような生物、施設が存在する。

 このようなモンスターを討伐したり、要塞、ダンジョンを攻略するのがさっき言ったような武器などを 所持している、戦士(ナイト)と呼ばれるものだ。

 ちなみに戦士にはA級~C級、そしてS級とS+a級などが存在する」


俺の興奮度は高まっていた。


「もちろん安全に生きるための鍛冶屋や売人も存在する。

わしは説明が下手だからこれぐらいしかできない。」


「いや、十分です。ありがとうございます!」


「わしは身のためにお前さんには、安全に暮らしてほしいのだが…」


老人のやさしさが見えたが、俺の答えは一つだった。


「気遣いはうれしいのですが、自分は戦士として生きます。

 異世界らしく生きたいんで。」


「そうか…お前さんならそんなことを言うと思ったが。

 まあ、頑張りたまえ。もう少し行けば街がある。

 少ししかないが、このギルを上げよう。

 その服装は変に思われるから、服は買っておいた方がいいぞ。」


おそらくギルはゲーム用語的にお金のことだろう。


「何から何までありがとうございます!

 名乗るの遅れましたが、俺、村雨柴柏といいます。」


「わしは、ギムレットじゃ。この世界に来て名前を変えたから、このような名になった。

 最後に言っておくことがあるが、異世界は無数にある。

 お前さんが役目を果たしたりしたときにはまた転生するかもな。

 それでも恐れないで進め!」


「はい!」


興奮に満ち溢れた俺は答えた。

そして老人…いや、ギムレットさんと別れた。


「歩くか」


俺は街へと進んでいった…

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