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【箱】詩

君へ歌う。

作者: FRIDAY

 君はきっと知らないね


 君はいつも誰かの陰に隠れているけど

 本当は君が強い人で

 誰よりも優しいってことを

 私はちゃんと知っているよ


 だから一歩だけ前に出て

 顔を上げて 世界を見て

 私が世界を見せてあげる

 私が背中を押してあげる


 もしもその先で君が誰かに責められても

 私が全部受け止めてあげる

 君が受け入れられるようになるまで

 私がずっと守ってあげるから


 ちょっとずつでもいいんだよ

 一歩だけでも前に出て

 そのたびに君は強くなる

 一歩の数だけ強くなるの


 きっと君の未来には

 私はどこにもいないのだけれど

 今だけはそっと君の手を引くから


 君は後ろが気になって

 何度も立ち止まっては振り返る

 ねえ 君の背中は私が守るよ

 だから君は恐れず進んで


 君の後ろに近づくものは

 君が名付けなければないんだよ

 それでも怖くて気になるなら

 私が背中を合わせてあげる


 光が要るなら私が照らすよ

 君が必要としなくなるまで

 君の行く先は明るいよ

 君はがんばり続けるから


 声がほしいなら応えてあげる

 だからいつでも私を呼んで

 それでも怖くて寂しいなら

 私が手を繋いでいるから


 何度だって言ってあげるよ

 大丈夫だよ 心配ないよ

 迷わないで

 私がいるよ


 いつか君と一緒に歩く人は

 きっと私ではないけれど

 今だけはそっと君を支えるから

 だから君は迷わなくていい


 私はずっと君の傍にいる

 君が一人でも笑えるようになるまで


 君の未来へ手向けに贈る

 きっと君には届かない歌


 いつか君は一人で歩き始める

 そのときがきっと私の最後

 私は立ち止まる 君は進み続ける

 君と私は遠くなる


 君にはもう 私の手は必要ない


 それでいいの 君は前へ行って

 前だけ見て 大丈夫

 君はもう一人でも大丈夫だから

 私は君を信じているから


 君がいつか挫けそうになっても

 君は一人で立ち上がれる

 君はがんばれるんだよ

 絶対に諦めないで


 私はもう君には届かないけれど

 ずっと君を応援してるから

 ずっと君を見送っているから

 ずっと君を見守っているから


 私に何も不安はないよ

 君の強さを知ってるから

 強くなった君を知ってるから

 私は笑顔で見送れるよ


 いつか君は大切な人と出会う

 君を支えてくれる人

 君が支えてあげられる人

 二人で一緒にがんばって

 その先には幸せがある


 君の先の未来の全ては

 幸せに繋がっているんだよ


 だから必ず幸せになって


 私から君へと小さく贈る

 君の旅立ちに添える歌


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